安倍総理辞任会見
コロナ禍の中の辞職におわびと首相
安倍首相は、コロナ禍の中での辞任となったとして「国民の皆さまに心よりおわび申し上げる」と述べた。

↑ 首相の会見始まる ↓
ご存知の通り、安倍総理が8月上旬に(持病の)潰瘍性大腸炎の再発が確認されたとき、記者団の問いに、官房長官は一日何度か会っているが通常と変わらぬ様子であると公言し(病状に触れず総理の進退についても)白を切った。
官房長官には詳しい情報が伝えられている筈なのに。
首相に異変が生じたのでは、との臆測が永田町を一気に覆い尽くしたのは17日。
「検診」との理由で、都内の病院に約7時間半にわたり滞在したためだ。

第1次政権時、2007年7月の参院選に大敗した後、持病の潰瘍性大腸炎を悪化させ、9月に唐突に退陣した過去とその姿が重なった。
予兆はあった。ウイルス対応で、首相は1~6月に147日間連続で執務。
通常国会が閉会した後は、野党の閉会中審査への出席要求に応じず、記者会見も1カ月半の間行わなかった。
夜の会合も数えるほどで、「巣ごもり」と評された。毎夏恒例の地元・山口県入りや山梨県の別荘での静養も取りやめた。
「さまざまな疲れが蓄積しているのは間違いない」と官邸官僚たち。
首相は「休むと批判される」とかたくなになっていたため、後見役の麻生太郎副総理兼財務相が15日に私邸を訪れ、「静養してまた陣頭指揮を執ればいい」と説得。
ようやく翌16日から夏休みを取ったという。
白を切る
語源「しらばくれる / しらじらしい / しらを切る / しらける」
ほんとうは知っているのに,わざと知らないふりをすることを 「しらばくれる」 と言います。
「しらっぱくれる」 とか 「しらばっくれる」 などと言う地域もあります。
〈わざと知らないふりをする〉 ということは,ある意味では嘘をついていることになります。
でも,このテの嘘なら,どんなに立派なお方でも,何度もついているのではないでしょうか。
「しらばくれる」 を意味的に分解すれば, 〈しらじらしく〉 + 〈化ける〉 になるでしょうか。
とにかく,ここでいう 「化ける」 は 〈~ のふりをする〉 ということでしょう。
では, 「しらじらしい」 は何かというと, 「白々しい」 ということです。
「白々」 は 〈白く明るく見える〉 ということから 〈明白な〉 〈明らかな〉 ということなのですが,そこから 〈すぐにばれる〉 という意味にもなって,さらに 〈見えすいている〉 という意味にもなったということです。
また, 「しらばくれる」 とほとんど同じ意味で 「しらを切る」 ということばがあります。
この 「しら」 も, 「しらじらしい」 「しらばくれる」 の 「しら」 と同じです。
こういう場合の 「切る」 は, 〈態度や意思などを決め込む〉 というような意味です。 「啖呵を切る」 と同じ 「切る」 です。
ですから, 「しらを切る」 で, 〈知らないふりを決め込む〉 〈知っていても,知らないと言い切る〉 ということになります。
そうすると, 「しらを切る」 の場合の 「しら」 は, 「知らん」 の略といえないこともありません。
「しらける」 も 「白ける」 です。ものごとが 〈明らかになってしまう〉 ことです。でも, 「しらける」 といった場合は,ほんとうは 〈しらけてほしくない〉 のです。
要するに,ものごとによっては,あまり明らかにされすぎないで,ある程度あいまいなままの方が趣があってよいということもあるのです。
そういうことまで,何でもかんでもあからさまにさらけ出されてしまうと,かえって 〈興ざめ〉 してしまっておもしろくないということがあります。
「しらける」 は,そういった 〈興ざめ〉 してしまう心情をいうことばです。
出典:日本語 言葉 語源。
《参考図書》
http://mobility-8074.at.webry.info/201606/article_35.html
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