ベトナム紀行を再開いたします。
 
 
文廟の本体ともいうべき孔子廟に到達します。
孔子像を祀る「大聖殿」の入口には高い敷居が設けられており、またいで入ろうとするとするとどうしても体が前のめりに倒れ、堂内の孔子像に向かってお辞儀をするような体勢となります。
 
もちろんこれは意図して設計されたもので、建築からも孔子に対する最大限の敬意を感じ取ることができます。
 
 
拝殿の祭壇脇にカメの上に建つツルの銅像があります。今は、このツルの下で頑張るカメがご利益カメの代わりとして訪れた人は触って帰っていくそうですよ。
是非なでなでしていってください。
 
 
 
 
 
 
 
孔子の祀られている文廟の建物です。拝堂に入ると立派な祭壇がおかれ、祭壇の上には「萬世師表」という孔子を表す言葉が書かれています。
 
この拝殿を抜けると大聖殿です。大聖殿の正面にあるのが孔子像。

堂内は大勢の人々で賑わっていますが、やはり合格祈願にやってきた学生の姿が目立ちます。
 
 
孔子
中国,春秋時代の学者,思想家。儒教の祖。名は丘。字は仲尼(ちゅうじ)。諡(おくりな)は至聖文宣王など。
 
 
 
 
この孔子像の左右には、計4体のお弟子さん?が孔子を見るように並べられています。
 
 
 
 
先祖は公族であったが家はきわめて貧しく,魯に仕え大司寇となったが権力者と衝突し,56歳から十余年間魯を去って諸国を歴遊した。
 
諸侯に道徳的政治の実行を説いたが用いられず,晩年は魯で弟子の教育と著述に専念し,『春秋』やその他儒家の経典を著したと伝えられる。
 
『論語』は孔子とその弟子との言行録である。
 
 
 

堯,舜,文王,武王,周公旦らを尊崇し,古来の思想を大成し,為政者の徳によって民衆を教化する徳治主義を根幹とし,周の遺制たる礼楽制度による周への復古を説いた。
 
その教えは,儒教として中国思想の根幹となり,後世に大きな影響を及ぼした。
 
 
 
 
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