流し素麺

竹製の樋(とい)を使って素麺を流し、箸で捕まえてめんつゆ等に付けて食べる。

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夏の風物詩とされている。宮崎県の高千穂峡(1959年創業)が商業化として発祥であるとされる。
 
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鹿児島県や宮崎県の一部では一般的に「そうめん流し」とも言う。円卓テーブル上で円環する樋に素麺を流して箸ですくい食べる形式で、鹿児島県内各地に観光施設が存在する。

↓ 鹿児島県では一般的な回転式のそうめん流し Wikipediaから拝借

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↓ 素麺は「乾麺」を茹でてから、氷水や流水で冷し、ぬめりを取るためのもみ洗いをした後、めんつゆにつけて食べるのが最も一般的である。

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この回転式の装置による、そうめん流しは鹿児島県指宿市唐船峡(1962年創業)が発祥である。

流し素麺自体は商業化以前から鹿児島で行われていたとされるが、古い記録では以下のものがある。

天保年間に書かれた「鹿児島風流(ぶり)」という旅行記には「夏は素麺流しとして、水上より素麺を流し、下にてすくい食う。

石の上の酒宴、甚だ興あり。最も紅葉の名所なり。」と書かれている。
 
江戸時代の琉球(沖縄県)は薩摩藩の支配下にあった。薩摩の出先機関の在番奉行所の役人への接待のうち、那覇湾の一角に崖上から落下する清冽な泉流の上源から素麺を流し、中途ですくって食べるのが、在番奉行衆の夏の遊興の一番の楽しみであったという(『東恩納寛惇全集5』)P367)。

夏のキャンプなどでのイベントとして行われることもある。
また、家庭用に電動で流水を作る「流し素麺機」が製造販売されている。
 
ロッテオリオンズ本拠地時代の川崎球場では、観客の少なさを逆手にとり、道具と素麺を自主的に持ち込み流しそうめんを行ったことがあり、テレビ番組の『プロ野球珍プレー・好プレー大賞』等で紹介されて一躍有名となった。

最長記録 2016年8月27日、奈良県御所市において全長3,317.7mのそうめん流しに成功し世界記録を更新した(ギネス世界記録認定)。

最速記録 2012年に設立された世界流しそうめん協会は2013年7月11日、京都駅の階段で25メートルのそうめん台を設置、高圧洗濯機を用いてそうめんの流れるスピードが最速で時速30キロ以上に及ぶ流しそうめん国内最速(ひいては世界最速)記録を樹立した。

ただしギネスに申請しておらず、ギネス世界記録に認定されなかった。
なお、「流しそば」「流しうどん」もある。