ホッキョクグマ
2008年にララとデナリの間に生まれ、その後おびひろ動物園に預託飼育されておりました、ホッキョクグマの「イコロ」が上野動物園に移動。

イコロも6歳となり、繁殖可能年齢に達したと考えられることから、上野動物園で飼育するメスのホッキョクグマ「デア」(2008年 イタリア・ファザーノサファリ生まれ)との繁殖を目的とした移動となります。

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ホッキョクグマは地球温暖化などの影響で生息環境が悪化し絶滅の危機に瀕しているため、国際的にも保全に力を入れている種となっています。

日本においてもホッキョクグマの保全のため、国内の動物園で相互に協力しながら繁殖を進める取り組みを行っており、今回の移動はその一環となります。

なお、今回の移動は繁殖を目的として個体の貸し借りを行う、「ブリーディングローン」という手法に沿って行うこととなります。

イコロが新たな場所で元気に暮らし、仔を設けてくれるよう期待しています。

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↑ 餌場へ ↓

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【ホッキョクグマの現状】
狩猟・北極圏の環境汚染・地球温暖化等の影響を受け、2006年に国際自然保護連合(IUCN)により絶滅危惧種に指定されました。現在は野生下での生息数は約22,000頭とされています。

世界の動物園では、2013年末現在で136施設332頭が飼育されており、日本では、2014年12月末時点で23施設46頭が飼育されています。

2000年以降、円山動物園で5回7頭、アドベンチャーワールドで2回2頭(いずれも人工哺育)、男鹿水族館で1回1頭の計10頭が生育しているのみで、個体数も未だ減少傾向にあります。

なお、昨年11月大阪の天王寺動物園で、12月には円山動物園でそれぞれ待望の赤ちゃんが生まれています。
出典・札幌市円山動物園から一部抜粋。