アリウムには約700種の野生種があり、ニンニクやネギも同じ仲間です。
主に、花茎が長い大型種は切り花として、また花茎の短い小型種は花壇用に利用されています。
主に、花茎が長い大型種は切り花として、また花茎の短い小型種は花壇用に利用されています。
葉のない長い花茎とその頂部に傘形または球状の花序がつく姿はほかの草花にはないユニークさがあり、また花もちもよいので、生け花やフラワーアレンジメントに利用され人気があります。
花壇でも、ギガンチウムのような巨大な球状の花は存在感があります(写真は五箇山・菅沼合掌造り集落にて)。


秋植え球根で、秋に植えつけると、すぐに芽を出すタイプと、冬になってから芽を出すタイプがあります。
小さな球根をもつ種類は植えっぱなしでもかまいませんが、大きな球根をもつ種類は高温多湿で腐りやすいので、初夏に掘り上げます。


※科名:ユリ科で分類される場合もあります。
ネギ属
ネギ亜科に分類される属である。学名からアリウム属、アリウムとも呼ばれる。
ラテン語のalliumはニンニクの意味で、臭いの程度に差はあるものの全体に強い「ネギ臭さ」を特徴とする。
ラテン語のalliumはニンニクの意味で、臭いの程度に差はあるものの全体に強い「ネギ臭さ」を特徴とする。
ネギやタマネギのような野菜、ニンニクのような香辛料が多数あり、人類にとって馴染みが深い。多くは多年生の球根植物である。


繁殖・栽培
球根性のネギ属の多くは種子で増えるほか、古い球根の周りに小さな球根をつけるか側枝を延ばして子株を作る。
中には花序に直接小さな鱗片(珠芽=むかご、英語ではbulb=球根に対してbulblis=小さな球根)をつけて発芽するものもある。


ノビルや、ピクルスに使われるツリーオニオン (A. cepa var. proliferum) がこれにあたり、花序が重みで倒れるなどして球根がばらまかれ、増殖する。
ほとんどが耐寒性で、東京や大阪の付近なら露地で栽培できる。
ヨトウガ (M. brassicae) をはじめとするヤガ科 (Noctuidae) の幼虫による食害が知られている。