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大井川 遠州灘の旅 2 ~ ヤドカリの旅の命名は

仕事の都合上、C25セレナのサードシートを外してある。よって、車中で寝床を作るとき、セカンドシートをフラットにさせた状態だと寝床にならない。 僕は15ミリの板を加工し、その下にクーラBOXや着替えなどが入った大きめのカバンとVAIOにカメラの機材。これがうまい具合に、ピタッと収まる。


今回は真夏の旅である。 窓を閉め切って寝ることは、あまりしたくない。オートバックスに行けば、なるほど、沢山あるじゃないか。
ここ数年、車中で寝泊りする旅が、流行りだしている。 その関連グッズや、また専門の本まで出版されているのだ。
窓を開け放っても、虫がよってこない網戸を、夏のヤドカリ用として手に入れた。



旅人茶屋


とりあえず、東名高速を西に走らせる。
いきなり、”スリーナイン”には乗らない。まず、その界隈から近寄っていこうと考える。
東名高速の上りは、裾野辺りでトラックが横転事故。その影響で下り線も4キロの見物渋滞。
早朝4時に出発した僕たちは、渋滞の影響を全く受けず、ゆっくりと牧の原SAで朝食を摂っていた。
朝7時。


すでに太陽は燦々と照りつけ、サービスエリアの駐車場は灼熱の浮遊島のようになっている。
車の台数は、想像していた以上の混雑ぶり。


3月11日の未曾有の大震災から5ヶ月。
震災後、国民に広がった自粛ムードは、ここ最近”元気をださなければならない”というような風潮に変化し、レジャーや観光に出向く人が多くなった印象がある。


その頃、僕の知り合いの家族から携帯電話に連絡があった。
青函連絡船を下船し、一路、稚内に向かっているという。
そう、その家族も僕らと同様の、ヤドカリファミリーなのだ。
ただ、僕らと違うところは、僕らは6歳と3歳の子どもが二人、車はミニバンのセレナ。
北の大地を走り抜けるヤドカリ号は、小学校6年と4年生の女の子、そして6歳の双子をもつ6人家族。トヨタ・ハイエースで約10日間の旅。スケールが一回り以上違う。
ヤドカリの旅のキャリアも僕らとは違う。


そう、車中泊の旅を、「ヤドカリの旅」と命名したのは、実はその家族なのである。


お互いの旅の安全と楽しもうとの会話を終えて、相良牧の原ICで僕らは一般道にルートを移した。
僕らは、大井川の上流を目指す。

民主党代表選挙 前原議員と故永田議員

ヤドカリの旅 第三弾 ~1

およそ従来通りの展開。
第三弾のヤドカリの旅も、”行くか”と話題に上がったのは8月に入って数日したときの夕食どき。
当然、行きたい場所があるから”行く”のではなくて、”行く”と決めてから場所を探すこと、それも従来通り。


例年、お盆休みを利用して、どこかへ旅にでるなんてことは絶対にしない。
帰省渋滞、Uターン渋滞、ごったがえす観光地のど真ん中に自分がいることが、限りなくイヤなのだ。
それでも、そんな重い腰を上げようという気になったのは、6月から始まった激務モードが重なりすぎて、仕事への”やる気”が、”どこか遠くへ行きたい”、いわゆる逃避モードに変化していったこと。
そして5月のGWに、子共たちをどこにも連れていってあげられなかった負い目が、つまりの要因である。
「休み、とれるの?」と妻は聞く。
自営業のため、お盆休みの日程は、ある程度自分で決めることができる。
それでも、仕事全体の流れを見て、この日ぐらいから休めるかなと予想し、10日から14日までの5日間を夏季休暇と決定した。


次にどこへ行くのかが、問題である。
候補に挙がったのは、石川・兼六園、日本庭園の旅、志摩・伊勢神宮、神々を訊ねての旅。
しかしながら、どの候補もこの季節でのイメージがつかない。
兼六園は春に行きたいし、伊勢神宮は秋に行きたい。


2杯目の芋焼酎、霧島のグラスに氷を足したとき、ふと今回の旅をアメブロでエントリーする想像をした。
2月に旅人茶屋を閉店し、わずか1ヶ月で再開したこと。そしてその後のエントリーは、ほとんどが震災復興関連と、原発関連の色に染まってしまっているから、いまさら旅なんて・・・と思っていながらも、ラストエントリーを思い返した。


僕のアメブロのラストエントリーは、”銀河鉄道999”で締めくくった。

http://ameblo.jp/tabibitochaya/entry-10805696291.html

そうだ・・・999”スリーナイン”に乗ろうじゃないか。


妻も僕の提案に賛成。
それから僕たちは、その界隈の情報をざっくりと収集して、VAIOのオフラインに詰め込んだ。
スケジュールはほとんど決めない。とりあえず向かって、あとは現地の情報とその時の気分で進路を決める。


ヤドカリの旅とは、泊まるところを限定せず、思い思いの場所で車を停車させ、車中を寝床とする。 これがヤドカリの旅である。

利点がある。 宿を限定しないので、フットワークが軽い。早朝にはすでに観光場所の駐車場にたどり着ける。
不利な点ももちろんある。すべて自分達で決めなければならないこと。食事と風呂をどうするのか。
車中で寝泊りをする上で、セキュリティーに一抹の不安があること。

しかし僕たち夫婦は、やはり行き当たりばったりの旅、バックパッカー的な旅が性に合うのだ。


1度目は、昨年9月の東北 岩手・宮城の旅。 2度目は、11月の修善寺・天城越えの旅。
さて今回は・・・。


ちなみに出発まで、二人のこどもたちに、999”スリーナイン”の話題はシークレットとしていた。


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旅のエントリーとしてでも、今回は少しばかり視点を変えています。

facebookでのエントリーとは違うレールを走るつもりです。


よって、まことに申し訳ありませんが、読者登録は全て却下させていただたいと思います。

理由としましては、ミクシィやfasebookなどとはちがい、不特定多数のユーザーが閲覧できるため、あらためて読者登録などは必要ないと判断しているからです。

次にコメントですが、現在全て承認制としています。

これには、返信する余裕が極端に低いからであります。

コメントならば、できるだけ最後にお願いします。もしくは、メッセージで。




ヤドカリの旅

突然ですが、ヤドカリの旅、第3弾。

被災地へ・・・ 6人の視点 「Sign 写真家たちの311」 コニカミノルタプラザ企画展

大地の歪み、そして津波。

未曾有の大災害は多くの日常をのみこんだ。

ぼくたちは生きるという勇気を、足元から掬われた。

成す術(すべ)も見当たらない。


この日本で住んでいる全ての人々は、悲劇を感じ、そして”立ち直ってやる”という意識を持ったはずだ。

誰もが。誰もが。誰もが。

がんばろう東北でもなければ、がんばろう日本でもない。

立ち直るんだという気持ちは、北は北海道、南は沖縄。みんなが気持ちを一つにする一瞬に込めた願い。


GDPやGNP、株価や円の数値を上げるよりも、ぼくらそれぞれが”幸せ”だという数値を上げたい。


今日、僕はコニカミノルタプラザに、ちょっとした用事があって仕事の合間に寄ってみた。


そこには6人のカメラマンたちが切り取った被災地の現状が展示されている。

家族で10日に伺う予定だったが、そのちょっとした用事の合間に被災地の現状を見させて頂いた。


陸前高田出身のジャーナリスト、佐藤慧氏の母親が魂となって発見された。

その想いが展示されている。

佐藤慧氏をはじめとする6人の視点を見ることができます。

是非、足を運んでみてください。 必ず何かを得るはずです。


今村拓馬、佐藤慧、渋谷敦志、関口寛人、山内浩、安田菜津紀


コニカミノルタプラザ企画展
『Sign -写真家たちの311-』

今村拓馬、佐藤慧、渋谷敦志、関口寛人、山内浩、安田菜津紀

●日時:8月2日(火)~11日(木)
    10:30~19:00(最終日は15:00まで)

●場所:コニカミノルタプラザ (新宿駅東口より徒歩1分)
     〒160-0022 東京都新宿区新宿3-26-11 新宿高野ビル4F

●入場無料

●イベント:8月7日(日)14:00~
       写真家6人によるトークイベント(司会:アジアプレス・インターナショナル代表、野中章弘さん)



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