■495本目 tabibito-322

鉄道景色🚃
#10 花輪線
こんもりと雪が積もると、どうしてこうも
幻想的になるのか。
花輪線大更(おおけ)駅。
最後の列車り去ってしまうと、ただ静寂に支配されるだけ……。
雪が音を吸い込んでしまっている。
朝まで、駅はしじまのベールに包まれる。

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毎日旅俳句🍏
今日の季語 七草
阿夫利神社七草並べ
供へあり
岡田房子

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renewal
旅パン図鑑 #1
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島根県出雲市
ブーランジェリーミ

出雲大社に行った人から、何でこんなにおいしいの?、というパンをいただいた。
クロワッサンは、サクサクッと音がする。ソーセージを巻いたパンは、パキッと折れるようなソーセージとそれをキープする歯応えのあるパンだ。
店は、「ブーランジェリーミケ」という。
アクセスは、バタデン(一畑電鉄)大社線の「出雲大社前」駅。
そこから歩いてたった2分。
距離にして92m。
あの桐生選手なら、9秒台でいける!
店構えが、これまたお洒落だ。
これはインスタ映えするし、ジョシならウハウハだろう。
大正時代に建てられた家屋をそのまま生かした造りになっている。

店は、なんと朝7時30分から開いている。
閉店は一応18時だが、売り切れたらそこでおしまいだという。

オーバーかもしれないが、そういう日が結構あるんだって!
ちなみに、火曜日定休日だ。
とにかく、パンそのものがおいしいのだ。

だって、店主は天然酵母の修行を7年かけ、地元に戻ってこの店を開いた。
パンの香りと旨みと甘さをいかに引き出すかに人生をかけているそうだ。
店頭に並ぶパンはだいたい45種類。
日替わりや季節限定もあり、毎日訪れても飽きないのだとか。

実は、メニューとしては80種類はあるらしい。
生地には、人一倍気を遣うのはもちろんだが、パンの“具”、つまりはカレーのルーやカスタードクリームやトマトソースなどもみんな自家製手作りだ。

また、食材は出来る限り地元産にこだわっていて、例えば小麦は契約栽培の「出雲小麦」を使う。

牛乳は、雲南市の木次乳業のパスチャライズ牛乳。

卵は、地元で平飼いしている鶏の有精卵。

バターは、鳥取県大山の大山バターを使うから、味は間違いないのだ。
店の奥がオープンキッチンになっていて、焼いているところを隠さずに公開している。
声をかけると、気さくに応じてくれる。
その笑顔から、パンに対する“自信”がうかがえる。

しかし、早く食べたいのはわかるが、当地に出かけたら、まずは大社おおやしろに参拝を……。
*参考*
・Retty  ・マガジンハウス ・ラズダ

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m(_ _)m
今日もお読みいただきありがとうございます。◆冬の花輪線、いいですよ。なんか童話の世界みたいで……09◆出雲大社は、おおやしろ、というの知ってました?13◆東京は、暖かい一日でしたね。ホッとします
17明日は「駅」を紹介します。懐かしい麺類がある駅です22◆拝借した画像、古い画像があります。