■399本目 tabibito-322

毎日旅俳句✏
今日の季語 やや寒
③20:00更新
やや寒や根岸の町の裏の路地
神田恵琳

②14:00更新
やや寒のうどんにのりて花鰹
松田泰子

①8:00発信
始発電車男ばかりでやや寒し
東海千枝子

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ちい旅・SPOT
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Factory edition
羽田整備工場②
JALスカイミュージアムを見学した後、
しばらく座学がある。
正味30分くらい。
普通は眠くなってしまうところだが、
講師の説明がなかなかおもしろくて、
あっという間の30分だった。

部屋には、イメージキャラクターの
嵐のメンバーの顔が並ぶ。
「アタシ、がんばるぅ」とつぶやいていた
ジョシたちがかわいかった。
工場見学までの休憩時間は、
ミュージアムを見学しなおしてもいいし
ショップで買い物してもいいし……。
お馴染み、顔出しパネルもあり……。
手作り感、抜群!

その横には、
ボーイング777の、実物大タイヤがあるが
講師の説明によると、1個200万円。
コンパクトカー1台分?

メーカーは、ブリジストンだった。

さ、この先がいよいよ整備工場だ。
なんか、わくわくする。

入口は自動ドアになっていて、
ウィーンと開くと……。
ジャーン!
なんと、目の前が整備スペース!

あの、みたことがある光景が
パッと広がっていた。
テンション、アガルナ~~~!
ほら、こんな感じだ。
多くの整備士の方たちが働いてる。
なんか、絵になるよね!

ここはまだ、階上スペース。
これから地上に下りる。

もちろん、ヘルメットを着用する。

あ、オマケと言っては失礼だが、
見学コースの一角に展示してあった
模型のJAL機。
制作費ン百万もした整備士さんたちの
手作り作品だ。
右端にコントローラーがあるが、
実際にラジコンで操作できるとのこと。

地上階に下りると、
いろいろな“モノ”を
リアルにみることができる。

それらの大きさも、慣れてしまうと、
なんでもなくなるのだが、
やはり、ひとつひとつはデカイ。

このエンジン。
つぶれているようだが、これが正常だ。
まん丸ではないんだってさ……。

中の回転板は、
ヨーロッパとアメリカでは
回る方向が違うらしい。
これは、ボーイング社だから、
反時計回りなのかな?

蘊蓄がおもしろくて、キリがない。
講師の方、元機長さんらしい。

説明を受けている間にも、
すぐ横の滑走路では、2分おきに
飛行機が離陸していく。

この日は、南からの微風。
だから、どの飛行機も南方向に離陸する。

工場は、とにかく広い。
からこうして、自転車移動するのが
いちばん効率的だ。

このスペースは、政府専用機の
“専用格納庫”になっている。
その機体は、相当重いので
地盤を特別に補強してあるそうだ。

日が暮れかかる時間……。
一日の仕事を終えた機体が
少しずつ戻ってくる。

空港は、海の“港”と同じだ。
出船入り船、出発便到着便……。

今日も、いろいろな人生を乗せて
世界中の空を巡ってきた飛行機たち。

お疲れさま……。

まもなく、羽田にも夜のとばりが下りる。

だが、整備工場は、明日の安全のため
決して眠ることはない……。

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