田の神、サ神・・ | 呑気な頼さん

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私の暮らす磐余の里は桜井市の南西部一帯の古き地名。日本書紀・古事記・万葉集などに数多く登場し十二代もの宮都が置かれた町です。大物主の鎮座する神山「三輪山」の麓には日本最古の市である「海柘榴市(つばいち)」や「仏教天来の地」、日本最古の道「山の辺の道」が通じてます。

 

今日の磐余の里は夏日ですが、風が少々強いものの丁度良い晴天です。自宅横の田んぼも田植えが済み、夜にはカエルの合唱です。

 

また通勤時には、田の神に豊作を祈る紙垂が張られた苗代があります。最近では田植え前のサガミにお供えする花束も見なくなってきました。豊作をもたらす神の名も「サ神、田の神、作りの神、ノガミ様、粒の神」と多くの名前をもってます。政府は減反を推し進めていた後遺症が影響したのと、国内の米の需要が増え、米不足になって値上がりしてますね。政府にとっては値上がりと共に消費税収入が上乗せされる仕組みですw