磐余の里も大陸から黄砂が飛来、周りの山々も霞んで見えない状態です。神々が鎮座する三輪山も山笑う季節が到来しましたが、黄砂に包まれてぼんやりと見える状態です。この黄砂は中国大陸内陸部のタクラマカン砂漠、ゴビ砂漠や黄土高原など、乾燥・半乾燥地域で風により数千メートルの高度まで巻き上げられた土壌、鉱物粒子が偏西風に乗って日本に飛来、大気中に浮遊あるいは降下する現象で、その濃度が高くなると、大気環境に与える影響も大きくなります。
■右手の森は卑弥呼の墓とされる箸墓古墳です。後ろには薄らと二上山や、高天原があったと伝わる金剛葛城山です。
■右端に大鳥居が見えます。後ろには天香山です。