人類最古の作物『小麦』・・ | 呑気な頼さん

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私の暮らす磐余の里は桜井市の南西部一帯の古き地名。日本書紀・古事記・万葉集などに数多く登場し十二代もの宮都が置かれた町です。大物主の鎮座する神山「三輪山」の麓には日本最古の市である「海柘榴市(つばいち)」や「仏教天来の地」、日本最古の道「山の辺の道」が通じてます。

 

人類最古の作物『小麦』・・
今日の磐余の里は少々雲の多い一日でした。そんな中、自宅近くでは田植え前に、小麦を育てる農家が増えました。爽やかな南寄りの風に小麦の穂が楽しそうに揺れてます。小麦畑を眺め、麦の歌を口遊みながら、安物のウヰスキーで一杯やるのも楽しいものです。http://page.mixi.jp/view_page.pl?page_id=75472

 

 

小麦や大麦は人類最古の作物のひとつとされ、今から約1万年前には、すでにその栽培が始められていたと伝わります。これは、現在までに発掘された多くの遺跡から小麦の穂などが発見されていることからも証明されます。日本でも弥生時代の中期頃には、水田耕作とともに麦類が畑作生産されていました。私たちの祖先は、小麦を重湯(おもゆ)のようにして食べていたそうです。その後お粥や、粉にして平焼きにして食べるようになり、紀元前2,000年頃には今のパンに似た食べ物をつくるようになりました。

 

 

なつかしい人々 なつかしい風景

その総(すべ)てと離れても あなたと歩きたい
嵐吹く大地も 嵐吹く時代も 陽射(ひざ)しを見上げるように

あなたを見つめたい 麦に翼(つばさ)はなくても

歌に翼があるのなら 伝えておくれ故郷(こきょう)へ
ここで生きてゆくと 麦は泣き 麦は咲き 明日(あした)へ育ってゆく

大好きな人々 大好きな明け暮れ

新しい「大好き」を あなたと探したい
私たちは出会い 私たちは惑(まど)い いつか信じる日を経て

一本の麦になる 空よ風よ聞かせてよ

私は誰に似てるだろう 生まれた国 育つ国 

愛する人の国 麦は泣き 麦は咲き 明日へ育ってゆく

泥に伏せるときにも 歌は聞こえ続ける そこを超えておいで

くじけないでおいで どんなときも届いて来る 未来の故郷から

麦に翼はなくても 歌に翼があるのなら 伝えておくれ故郷へ

ここで生きてゆくと 麦は泣き 麦は咲き 明日へ育ってゆく 麦は泣き 麦は咲き 明日へ育ってゆく・・♪