オートバイの旅は、いつもすこし寂しい。 -9ページ目

オートバイの旅は、いつもすこし寂しい。

タイトルは斉藤純氏の小説から拝借…だがまだ読んでない。しかしこのブログに綴られる、現実と空想とが交錯した過去から未来への記憶と記録は、このタイトルの如くどこか少し寂しげな装いを持つ、心象風景の覚え書きである。

キャンプ場での朝。34間くらい眠れただろうか。少ない睡眠時間の割には、二日酔いもなくすっきりとした寝起きだ。シェラフから這い出てテントの外へ…少し冷える。隣のハーレーはもうすでにテントの片付けにはいっている。やはりキャンプ慣れしているのかとても手際がよく、あれよあれよという間に出発。「気をつけて、またどこかで会いましょう!」と、昨夜のメンバー全員で見送る。手を振る子どもらに軽く手をあげて、V型のトクルフルな音とともにテントサイトを去って行った。次に小型スクーターのイケメン、そしてYAMAHAのダンディ、さらに富士のナイスガイと、みんな子どもらとその母親たちに見送られキャンプ場を出発していった。最後に残ったボクも出発の準備完了!チョークを引きセルを回しエンジンをかける。ちょっとグズッていたが、なんとかアイドリングも安定してきた。暖気運転をしている間に、ボクの出発を見送ろうとしている彼女たちのテントのところへ行った。「本当にありがとう、とても楽しかった、みなさんお元気で!」と、最後に記念撮影、みんないい顔だ!オートバイにまたがり、アクセルを回しクラッチをつないで出発。できるだけスピードを出さずに、子どもらに何度も手を振りサイトを出た。気分も天気も最高の旅の最終日、さあ、どこへ行こうか!


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