オートバイの旅は、いつもすこし寂しい。 -8ページ目

オートバイの旅は、いつもすこし寂しい。

タイトルは斉藤純氏の小説から拝借…だがまだ読んでない。しかしこのブログに綴られる、現実と空想とが交錯した過去から未来への記憶と記録は、このタイトルの如くどこか少し寂しげな装いを持つ、心象風景の覚え書きである。

キャンプ場から山を下り、朝の宍道湖湖畔でオートバイを停めた。自販機の缶コーヒーを飲みながら “どこへ行こうか” 思案する。何年か前に兄が旅先から送ってきた1枚の写メの事を思い出した。彼女とのツーショットの背後に怪しげな面々が…ゲゲゲッ!そう、境港の水木しげるロードでのスナップ写真!いつかボクも行きたいとそれを見て思っていたのだが…本日、ボク、ここ、鳥取のとなり、島根にいる! “行くしかないだろォ~♪”(by コブクロ)。


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島根県松江市から鳥取県境港市へと向かう途中で、松江市から境港市へと中海をまたいで結ぶ橋を渡る。それが車のテレビCMで登場した通称「ベタ踏み坂」だ。正式名称は「江島大橋」といい、全長1,446.2m、最上部の高さ45m、日本一のPCラーメン橋だそうだ。そう言えば前日に立ち寄った宇田郷の惣郷川鉄橋もラーメン構造だったっけ…。


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松江市側からの勾配の方がキツイらしいので丁度いい。オートバイを停めて写真を撮ったものの、その急勾配の臨場感はほとんど出てない…ま、とりあえず渡ってみた。1986年式でも一応大型自動二輪、フルスロットルにする必要もなく海を越えた。渡った感想は排気量や車種、積載量の違いによって様々だと思うが、高さ45mの橋で海を越える爽快な気分と、トヨエツ、アヤノゴーと同じ橋を渡ったという、少しばかりの優越感を味わえた事だけで十分だ。しかしながら、実際に二人の俳優がこの場所を訪れ、車に乗りアクセルを踏んで、撮影を行ったのかどうか…ボクは知らない。