カミケンの所在地…数年前に開催された小学校の同窓会名簿には高知市とあり番地も電話番号さえも記載されている。しかしながら、その時の同窓会の幹事曰く、いつ電話をしても不在、手紙を出しても連絡がなかった…らしい。本当に高知にいるのだろうか。とりあえず、インターネットで名前検索をかけてみた。SNSはやっていないようだが、高知市で教員をしている事をつきとめた。勤務している学校も名簿の住所の近くだ。カミケンは高知にいる。とにかく電話をしてみることにした。何日目の何回目の発信だっただろうか…受話器の向こうから女性の声が聞こえ、名字を確認した…間違いない!カミケンの自宅だ。確認はしなかったが、察するに奥様。そしてその奥様にボク自身が何者なのかを、出来る限り疑念を抱かせないように説明したのだが、当の本人は不在。帰ってくる時間を教えてもらい、再度電話をかけた。「もしもし、カミケンか?…オレっ!久しぶり!」「は〜っ⁉︎」ってなやりとりの後、近々ツーリングがてら会いに行くからと半ば強引に約束を取り付けた。出発までのいく日かの間に「オレも行くっ!」と手を上げる同級生の友人が2人現れた。1人は現地集合、1人は途中のサービスエリアで待ち合わせて、一緒に行く事になった。そして出発の朝、11月初旬にしてはかなり冷たく感じる空気の中、薄手の革ジャンの選択を後悔しながら走り、待ち合わせのサービスエリアへ到着。フードコートに友人の姿を見つけ、コーヒーを飲みながら経路の打ち合わせを済ませた。

