オートバイの旅は、いつもすこし寂しい。 -37ページ目

オートバイの旅は、いつもすこし寂しい。

タイトルは斉藤純氏の小説から拝借…だがまだ読んでない。しかしこのブログに綴られる、現実と空想とが交錯した過去から未来への記憶と記録は、このタイトルの如くどこか少し寂しげな装いを持つ、心象風景の覚え書きである。

南阿蘇国民休暇村のキャンプ場は、テントサイトまでオートバイを乗り入れることができ、寝る前に愛車におやすみのキス、朝目覚めておはようのキスが可能な距離感だ。

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いきなり朝のキャンプ場の写真だが、前日の夜このキャンプ場でどんな風に過ごし、夕食に何を食べたのかを思い出せない…しかし、次の写真を見る限り、ボクと同じようにソロでツーリングに来ているバイク男子たちと楽しい夜を過ごしたのだろう。

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写真の裏に、ひとりは北九州から、もうひとりは静岡から来たと書かれている。三人で朝食を食べ、今日はこれからどちらへ?みたいなこと話したんだろね。彼らとはここでお別れし、とりあえず阿蘇山に向かって休暇村を出発。

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南阿蘇国民休暇村前で記念撮影をして、阿蘇登山道からロープウェイ乗り場、阿蘇山上神社へ。

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そして、草千里。

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ここも修学旅行で来た場所…しばし感慨にふける。

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国道212号線を走り、阿蘇外輪山の雄大な景色を堪能。大観峰には沢山のバイク男子たちが集まっていたのを覚えている。さあ、今夜はどこで寝る?少しでも大阪の自宅へ近づくために本州を目指し関門海峡へ。

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途中、内牧温泉かな?五月五日の鯉のぼり祭り。

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てなわけで、関門海峡を渡り、本州上陸。下関のとあるキャンプ場にテントを張り、あっという間に朝が来た。しかし、ここからが大変だった。当時は極端にチープな旅だったので、ツーリングの道中に高速道路を利用する事なんてまず考えられなかった頃。下関大阪間を今日中に走り切れるのか…いや、走り切るしかない。帰らなきゃ。キャンプ場を出発したのは6時30分くらいだった。東へ向かう…ひたすらに、ただひたすらに。広島のファミレスで休憩したあとの事は覚えていない…ただクラッチを握るたびに左手が悲鳴をあげ、道路標識に大阪○○kmの文字が早く現われる事だけを夢見て走り続けた。家にたどり着いた時はもう日付けが変わる頃だったと記憶している。