オートバイの旅は、いつもすこし寂しい。 -27ページ目

オートバイの旅は、いつもすこし寂しい。

タイトルは斉藤純氏の小説から拝借…だがまだ読んでない。しかしこのブログに綴られる、現実と空想とが交錯した過去から未来への記憶と記録は、このタイトルの如くどこか少し寂しげな装いを持つ、心象風景の覚え書きである。

実は30歳をこえた頃にオートバイを手放した…CBX125を。生きて生活していると色々な事がある。一人で勝手気ままに旅に出にくくなるような日常もやって来る。必然的にオートバイにまたがる頻度も少なくなり、クモの巣が張ったり、挙げ句の果てにはハチの巣ができてたり…。この事実はオートバイにとってもきっとツライだろうなと…日ごと考えるようになる。誰か新しい相棒に出会えるチャンスをと、赤ひげ男爵に買い取ってもらった。それから十年以上、オートバイで旅に出ることのない生活を続けていたのだか、感情の起伏の中にあるどうしようもない思いを、何とか振り払いたくて、またひとりで旅に出ようと決めた。そう、ひとりで旅に出るとなればやはりオートバイ。オートバイほど一人旅がサマになる交通手段はない。そして、世に言う返り咲き中年ライダーが選んだオートバイがこれだ。

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ストリート?スクランブラー?なんちゃってオフロード?なんとも中途半端な様相だが、何故かツボにはまった。SUZUKI VanVan 200 中古車。そしてやはり単気筒エンジン。オートバイでの一人旅…それもチープな旅がよく似合いそうなスタイルが気に入った。これからはこの相棒と旅に出る。とりあえずは自分ではどうする事もできない思いとおさらばするために。