オートバイの旅は、いつもすこし寂しい。 -13ページ目

オートバイの旅は、いつもすこし寂しい。

タイトルは斉藤純氏の小説から拝借…だがまだ読んでない。しかしこのブログに綴られる、現実と空想とが交錯した過去から未来への記憶と記録は、このタイトルの如くどこか少し寂しげな装いを持つ、心象風景の覚え書きである。

角島を後にして、山陰海岸沿いを東に向かって走り始める。今までにも山陰という “くくり” の海岸沿い…京丹後市からを鳥取あたりまでは走った事がある。しかしそれより西側は、オートバイではもちろん、列車でも車でも、“ローカル路線バス乗り継ぎの旅” でも訪れた事がない。関西から足を伸ばすには何故かドッコイショと感じる距離だ。今回はその山陰海岸を西から東へと走る。本当に天気が良く気温も上昇しているのか、寒さもなく快適な旅路だ。この山陰海岸沿いを通る国道191号線北浦街道はJR山陰本線とほぼ並走しており、萩と津和野の間の阿武町に、鉄道ファンがよく訪れる鉄橋があるらしいので立ち寄ってみる事にした。そこに行くには国道から海沿いの集落の中を抜ける街道に入るのだが、その交差点辺りでふと標識を見上げた。

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「宇田港?」通り抜けたトンネルは「宇田トンネル?」道沿いにあるJRの駅名は「宇田郷?」… “宇田” といえば My last name …これにはビックリ!ガツガツと記念写真を撮りはじめたのだが、駅名のフリガナを見てガッカリ…濁点がない… “うた” だった。まあ、天気は最高!気にせず進む。

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そしてここがその “惣郷川鉄橋” 。その構造は連続ラーメン橋形式といい、気になる方はwikipediaでどうぞ。

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鉄の馬乗りが訪れる “角島大橋” 、鉄道ファンが訪れる “惣郷川鉄橋” …皆とても橋が好きなようだ。この旅から帰った後で聞いたのだが、ボクの高校時代の同級生女子の母親が宇田郷の出身で、彼女がまだ可愛いらしい少女の頃、夏休みはいつもここで過ごしていたらしい。自分の田舎が海辺の町というのは、少年時代「釣りキチ三平」をバイブルにしていたボクにとっては、何とも羨ましい限りだ。