沢木耕太郎の小説「深夜特急」は
どれ程の若者に影響を与えたの
だろうか…。
「深夜特急」には若者の心の中に
ある欲求や、日頃抑圧された衝動を解放する力がある。
自分もいつかバックパック一つで
世界中を旅してみたい、
世界中の若者たちと出会いたい、
そう思ったものだ。
「深夜特急」のインド編の始まりも、
何を隠そう、ここカルカッタのサダルストリートからであり、その安宿街には世界中のバックパッカーが集まって来る。
しかしながら、サダルストリートは
世界一物乞いが多い街としても
知られている。
生きていく為に、
子供の腕や足を切断し、
物乞いをする。
レストランの残飯には、
犬、鳥、そして人間が群がる。
空のペットボトルに雨水を入れ、
路上で売る人々…。
数年前、日本でも人気を博した映画、
スラムドック$ミリオネアの世界は
本当に存在するのだ…。
十代の僕には、
衝撃的であったし、
世界観を変えるには十分すぎる
光景だったと思う。
今自分が10代の若者なら
もう一度、インドに行くだろう。
インドという国は若者を惹きつける
何かを持っている、そんな国なんだ…
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