*過去旅シリーズ。紅葉の季節になってまいりましたので・・・。



三千院



旅データ;

◆場所:三千院

◆いつ:2003年11月

◆人数:2人

◆電車等


先週の高野山に続き、紅葉を楽しむため京都は「三千院」へいって参りました。
いえ、これ目的は寅やさんのお茶をのむことと
高野山で腐っていたもみじだが、
果たして京都でも腐っているのか、
全国的な現象なのかを検証するため
天候よしとされた3連休中日に繰り出したら
いるわいるわ、同じことを考えている人の大群。
人がいることでうっとおしいけどにぎわい、また楽しく感じられる場所と
やっぱり人はいなくていい場所がある。
紅葉はやはり静かに人がいないところで見たいものだ。
わびさびを感じる静けさもスペースも心の余裕もなく
流し流されながら三千院を堪能。


写経をしてみたり
シソ茶を飲んでみたり
もみじ以外の花を愛でてみたり
美しい苔に見とれてみたり、
暑くも寒くもないこの日は若干人酔いもしたが
やはり気持ちのよい一日となるのである。
昼食はゴマ豆腐やユバといった「京都」とわかりやすいベタなものを
例によって頂き、


みたらしだんごの誘惑にもめげず
三千院の奥にある宝泉院?だっけかなへ向かう。


趣のあるお寺があるのですが
以前はいても2~3人だった穴場がこの日は人の流れにのってきたのでしょう、
せまい場所に人人人、りっぱな松に目をやって人のいない方向へ
逃げ出したら、本当に人の全くいない田舎道にでた。
田んぼや柿の木、遠くには紅葉した山々を見ながら
音のない穏やかな道を歩いていたら幸せがこみ上げてきた。

多分、こんなに混んだことがないんだろう京都駅へ向かうバス停には
段取れてないバス会社のおじさんが右往左往。
人は並びに並んでいた。
まぁ、おしゃべりで待ち時間をやり過ごし、(得意)
我らは一路メインイベントである「寅屋」さんへ。


この秋三度めの御所を抜けるとそこは寅屋だった。(雪国をぱくってみました)


そう、羊羹が非常に有名ですよね。
しかし、ここの御抹茶の泡の芸術的なこと。
まるでカフェラテかと思うような
まろやかなものが表面を覆っている。
しかも、甘味と相性のいい渋みを持ちながら
最後はまろやかな味わい(ミスター味っ子っかってね)
絶品でした。
しかし、残念だったのは百貨店では購入できない
生菓子が売り切れていただけなかったこと。
仕方なく有名な羊羹を絶品お抹茶とともに
美しい御庭をみながら頂いたら
歩きまくった疲れも2分ほどで消えた。

程ほどに休憩したら
タイトな予定をくんでいる私たちはまた次なる目的地、錦市場へ向かった。
骨董品の並ぶ寺町どおりかな?を通っていったわけだが
京都に詳しい友人は有名なお茶屋でお茶を購入し、
ほんまに大丈夫なん?ってなおじいちゃんが頑張っている
非常に非常に安い果物・野菜店で(だってでっかい柿が50円)芋の干物を買い、(これが本当にうまい)
なんかこの通りが楽しかったのだ、私にとって。
そうこうしているうちに錦市場に到着。
ここでの目的は「打田」の漬物、しかもゆず大根。
これも友人のお勧めだったのだが
本当においしい。ほかにもこぶずけやキムチやもう、選びきれないくらいのおいしそうな漬物。
私は漬物が大好きらしい。
塩辛や京野菜に気をとられながら
市場を抜けて晩御飯の待ち合わせ場所梅田へ。

まぁ、梅田での出来事は京都とは関係ないので省くとして

結論を出すと
1.やはり今年のもみじは腐っている。
2.人が多いと予想される日はおとなしくしておけ
  (でもそんな日にはイベントも多い)

ってことです。
っていいながら満喫しましたが。
はしょって書きましたが、よー歩きました。

心地よい疲れが眠りを誘う。
旅に出た休日は充足感が違うといいながら
結構なだらだらぶりを発揮した月曜日。


*過去旅シリーズ。紅葉の季節になってまいりましたので・・・。


お泊り奈良満喫


旅データ;

◆場所:奈良 

◆いつ:2004年10月10日-11日

◆人数:3人

◆車使用

◆2日目◆

朝ごはんは7時だった(かな?)のでぼーっとしながら食堂へ。
そういうと昨晩トランプをしながら笑いまくっていたら(結構声は落としていたのだ
が)テロリストのような男がいきなりはいってきて(何で鍵が開くねんって感じだ
が)「I cant sleep.」といって帰っていった。

全員かたまった。

そのI cant sleepが食堂にいて思わず身を潜めた。
とってもおいしくない朝ごはんを食べて部屋に帰るとチェックアウトまでまたトラン
プをやってしまった。

どんなに好きやねん、トランプ。

時間がせまりようやく身支度を始めぎりぎりにチェックアウト。
今日もいい天気だ。
飛鳥へ行こうとまた適当に決めて向かった。
本当に飛鳥の手前で「そういうとここ来たことあるなー」という話になり
飛鳥に到着したのに遺跡などを見ることもなくソフトクリームを食べて進路を吉野へ
変えて突き進む。

VIVA車。

昨日寝てないにも係らずずっと喋りっぱなしで車は走る。
吉野のほっそーい道をひた走りいい感じのところで駐車。
歩いてお寺を周ることにした。
何個かお寺はあったが一番メインだと思われるお寺「金峯寺」(多分)へ。



めちゃくちゃでかい仏様がいるお寺でした。
本当にでかいです、しつこいけど。お寺自体もかっこいいので是非。
時刻は3時近かった。くずきりと柿のはずしのお店が立ち並ぶ。
お食事どころは京都の床のように吉野が見渡せる屋根席を設けている所が多く
もれなく絶景をバックにお食事をすることになった。
私が頼まなかったうどんセットがとてもおいしかった。(友人のを食べてやった)
ついでにお茶もいただいた。しっかりくずきりと柿のはずしは食した。
名産品はいただかねばなりません。
昨日の寝不足がちょっと襲い掛かってきたが気を取り直して車へ戻る。
あとは一路大阪へ向かうわけだが。

これ、かなり薄れた記憶で書いた為中身が・・・・。

とまりはいいねぇ、しかし。

*過去旅シリーズ。紅葉の季節になってまいりましたので・・・。


お泊り奈良満喫


旅データ;

◆場所:奈良 

◆いつ:2004年10月10日-11日

◆人数:3人

◆車使用



日本はなんと休日が多いのだろう。
特にこの秋ゾーンは最高だ。
遊べと言わんばかりの3連休。
台風で台無しになるかと思いきややはり晴れた。
この青空と最高の温度具合の下、家にこもるなどありえない話である。
土曜はスポーツ三昧で過ごし、残り2日でいつもどおり、
一日前になっても行き先が決まらない旅にやはり行くことになった。
当初日帰りを計画していたのだが、貧乏症というかなんというか折角の休みという強
迫観念に「宿泊」せねばと思ってしまう私たち。
よーく考えようー、日曜、月曜で行くなら普通の週末と変わらないよー。
(某歌にのせると字余りすぎ)ということには誰も気づかなかった。
前の日に体を動かしまくった上に、夜コンタクトが取れたので
寝る→起きるまでワープしたかと思うぐらい眠っていた。

朝、友人からの電話で目が覚めた。
しかも1回「うるさい」と思って切断した。ごめんなさい。
すんごい勢いで起きた割にはだらだらと適当に用意していた。
昨晩一番寝ていないだろう友人がはりきって登場してからばたばたと動き出し
行き先も決まらぬままもうひとりの友人を拾いに行った。

メンバーが揃った。

一応候補地としては、小豆島、四国、家島等、要は島攻めがあがっていた。
それもYHに泊まりたいという条件も兼ね備えている場所がベストだった。
そして神戸方面へ向いて走りだした直後奈良へ行こうということになった。

よくあることだ。

行き先が決まると急にテンションがあがる。
平均年齢29歳ワキャワキャしながら高速を走っているとあっという間についた。
友人の一人がお勧めという小料理屋が今日の昼ご飯と自然に決まっていたので
一路友人の記憶を頼りに目的地へ向かう。ほぼ迷わずにたどり着き

「本旅第一番目のラッキー:人気店に着いたとたん食べ終わった客がタイミングよく
出てくる」




によりすっと入れた小粋な店内でいただく小洒落たお料理。
古都にうっとりしつつも店内が少々暑かったので食後の談笑もそこそこに次なる目的
地へ向かう。

次なる目的地はもちろん車中で決める。

トイレ休憩と称しておかしを買い込んだコンビニで適当に買った本をぱらぱらとめく
りなんとなく「新薬師寺」へ向かった。



今日このあと起こるハプニングが素敵すぎて記憶が吹っ飛んでおりました。
ほっそーい道を走り適当に山道の手前で駐車し、とりあえず宿を取ろうかということ
になる。憧れのYHも含めあーでもないこーでもないとあちらこちらへ電話をかけ
えいやーとYHを予約しいざお寺へ向かおうとしたとき目にポリさんが映った。
しかもそのポリさんがポケットから取り出したるは1本のチョーク・・・。

チュウキンじゃんっ。

誰からともなくくるっとまわり車へ帰る。

「本旅第二回目のラッキー:チュウキン逃れる。」

逃げ去る車中、全員でポリさんに「ご苦労様です」敬礼をしていた。
ポリさんがややにやっとしたように見えた。
こうなったらと細すぎる道にも負けずお寺まで車を走らせた。
そこには1時間くらいまでは無料と(誰もみていない)謳った駐車場があったので
じーっとこっちを見続けるおじさんの前で駐車した。
決しておじさんは駐車場の人ではない。
香港によく漂っているおじさんと同じくらいじーっとみていた。
ところでこのお寺については写真を見て思い出した。
ここは本尊木造薬師如来坐像〔国宝〕とそれを囲む等身大の塑造十二神将立像〔国
宝〕が有名なのだ。その仏像たちはなんとも個性的で素敵で1体1体にコメントをして
いたくらいなのに忘れていた。1体づつ像の前には素晴らしい言葉が書かれていた。

「金持ちの家には呼ばれたらいけ、貧乏人の家には呼ばれなくてもいけ」

とか。それぞれが干支に対応している。
我が寅年はうっちゃんなんちゃんのなんちゃんみたいで好みじゃなかった。
そういうとここでおみくじをうれしそうに引いたら大吉だった。
ますますハッピーになった。
そんなに広くないお寺で大はしゃぎして満足するととりあえずメインの奈良公演あた
りへ帰ることにした。
人通りも多くなりだした頃やはり一度チェックインしようということになりYHへ向か
う。予想通りきれいなYHだった。



友人が電話したときに声がかわいかったというので非常に期待してフロントにむかっ
た。ひとり感じのいい子とあとは冷めた3人、計4人が出迎えてくれた。
適当にチェックインを済ませ部屋へ向かうとなんと男子ホステラー棟だった。
確かに男ばかりだった。
部屋でまた適当に薬師寺に行こうと決め、一旦車を置こうといってチェックインした
にも関わらずまた車に乗り込んで目的地へむかう。

ここでまたよーく考えるとお寺って早く閉まるじゃないか。
時計は16時をゆうにまわっていた。なのに道に迷っていた。
キルビルの宣伝ラジオにはまりながら>「やっちまいなっ」ってやつ。
やっとたどり着いた薬師寺、時間は16時50分くらい。
きれいな夕焼けに浮かび上がるお寺。
ワクワクしていたら駐車場のおじさんにもう終わりだからと断られた。
とっても悲しそうな顔をしていたからか
おじさんにもうお金いらないから走ってみておいでと言われ
「わーい」とかかわいこぶって駆け出した。

「本旅第三番目のラッキー:タダで駐車場に車を止める」

ラッキーが私たちのテンションを上げた。
小走りでお寺まで行くとこれまた閉められていたのだがここも「急いでみてきてくだ
さい」、と拝観料も取られずに入り込ませてもらった。

「第四番目のラッキー」だ。

薬師寺も本当によかったのだがそれよりも自分たちがついていることに浮かれてい
た。出口でただで入れてくれたおじさんに「幸せいっぱいです」といったら友人たち
に笑われた。でもそれが心からの気持ちだったのだ。
興奮さめやらぬまま車に戻った。
騒ぎすぎておなかがすいた。
和菓子が食べたいねぇなどといいながら本をぱらぱらめくっていると
大会で優勝したとかいうケーキ屋があったのでそこへ向かう。
わかりにくい場所にあった割りには順当にたどり着いたように思う。
時間が遅かったので種類はかなり減っていたがお目当てのケーキは残っていた。
上品なお味で 高貴なお値段のケーキだった。

外はすっかり真っ暗になっていた。
一度YHへ戻ることにした。お風呂の時間があったのでそれまでに帰ってこなければな
らない。車を止めて奈良町へいそいそと晩御飯を求めて出かけた。
かなり遠くまでいったがこれぞという店には出会わずとっても安いうどんを食べた。
本当に安くてボリュームがあった。
おなかが膨れ上がった状態のまま急いでYHへ戻る。戻ると即お風呂。
お風呂からでて1階でフリードリンクをのみつつ友人としゃべって部屋へ戻るともう
一人はもれなく爆睡していた。
非情にもたたき起こし旅の必需品、トランプを始めた。

これが熱中物語の幕開けだった。
私たちが常識範囲の時間でやめるわけがないと思ってはいたが本当に全員ではまって
しまって大富豪をやり続けた。途中、何回か神経衰弱やばば抜きなどやってみたが
一人がどうしても富豪になれず富豪になるまでやると言い出し、
延々大富豪をやる運びとなった。
4時ごろようやく就寝・・・・・


2日目に続く

*過去旅シリーズ。紅葉の季節になってまいりましたので・・・。


正暦寺


旅データ;

◆場所:奈良 正暦寺

◆いつ:2004年11月23日

◆人数:2人

◆車使用


(正暦寺)

http://www.asahi-net.or.jp/~id9s-mti/shouryakuji/

相方さんがTVでみて感動したという正暦寺へ行くことに決まっていた。
奈良とはいえ絶好の日和、少し余裕をみて集合。
一筆書きのようないい加減な地図だけをたよりにいざ出発。
予想通り、道は混むこともなく順調に目的地へ。
ここ正暦寺は「隠れ寺」とも呼ばれており、現地へいけばひと気はないのかと思って
いたがTV効果か、ずらっと駐車場待ちの車が連なる。
かなり待ったがこの車が行列をなしていたところも既に美しかったので
苛立つこともなく何回「すごい」「きれい」を連発したか数えときゃよかったと思う
くらい興奮していた。


私は車を飛び出して写真をとりまくっていた。
この日、空には雲がひとつもなかった。
また青の色が私の中では絶品でこの人生の中で5本の指に入れていい色だった。
もみじ越しに空を見上げると万華鏡をのぞいたように光を浴びてきらきら光ってい
る。その隙間から魅惑の青を垣間見る。
ちょっと文章にはできない感動を味わった。
この時点で今年最高のもみじに決定した。





ここは錦の里と呼ばれておりもみじのすばらしさは言葉を失います。
もみじが他と比べ非常に小さくて密度が高い。
その密度の高さがリッチでゴージャスな情景を生み出す。
更に気候のせいで一気に色が変わらず、黄緑、黄色、赤とさまざまな色が楽しめるの
は今年のオプションだろう。
とにかく、もみじはここが今まで見てきた中で一番かもしれない
1時間弱まっただろうか?いよいよ駐車場へ案内された。
¥400也。

もみじのトンネルのような道を抜けてとりあえずお茶屋のようなものが見えたので
そそくさと向かう。そこには結構有名らしい「柿えくぼ」メインにお弁当やお餅等が
売られていた。
丁度お昼前でお弁当は私がぼーっと見てる間に全てうれてしまった。
ここではお抹茶やコーヒーもいただけます。¥500.

かなりおなかがすいていたので「柿もち」
を購入して日当たりのいい場所でパクパク食べた。素朴な味でおいしかった。
暖かいというよりは暑いくらいの陽気にぼーっとしながらも太陽光線が強いうちに
お寺を見に行こうということで出発。
どうも人が少なすぎるとは思っていたのだが
どんどん田舎になっていく一本道を「さすが隠れ寺やね」
とかいいながらガシガシ進んでいった。
本当にここは日本かと思うような景色が見れたのでよかったのだが、
一向に寺がでてこない。それどころか人が一人もいない。

さすがにあれだけいた人が一人もこないのはおかしいと
相当進んだところで引き返すことに。
案の定、お寺はまったく別の所にあった。
今となってはあの道をどうして選んで、
そして確信をもって進んでいたのかまったくわからない。
お茶屋さんに戻ってくるとまったく反対側が人でにぎわっているではないか。
吸い寄せられるようにそちらへ向かっていくとあるじゃない。
やはり人のいるところが正しいのだ、大体。

「んー間違いない。」

ここは日本酒の蔵元じゃなくてなんだっけな、なんせお酒が有
名で試飲と販売をしている。かなりの種類がある。
帰り相方が買うと言い出し、見た目で選らんだお酒を飲んでみた。
ちょっと濃くて甘めだった。ほんの少しのお酒に攻撃された。

さて、もうどこを見ても美しいもみじや川や南天の実や・・・・・・があって
カメラのフレームワークに困るくらいどの部分もいい。



少し上のほうにあるお寺から見下ろす景色は気を失いそうになりますよ。
お寺横にりりしくたたずむ真っ赤なもみじが「ぬし」っぽくて神々しかった。
その横にはまっ黄色のもみじ。なんでしょう、このコントラスト。
今回ばかりはもみじが素敵すぎてお寺がかすむ。
まだまだ続く絶景を堪能しつつ下のお寺へ向かう。
ここは木や入り口や屋根の感じが非常に中国っぽくて私は大好きだ。
中へ入るとお庭がある。メインの庭より裏庭のほうが面白い。
なぜなら変な置物がいっぱい地面に埋まっているから

本日1Gのメモリを用意して撮影にのぞんだ。
そのメモリがいっぱいになってしまった。300枚弱撮影したのではないだろうか。
全体を写した写真ももちろんあるのだが今年のもみじは
去年と違ってくさっていないのであえてもみじのアップを。
ひいて全体が写っているのも最高なんですが
どの写真も色が多すぎて重くなります。


また、飲茶をやまもり食べてはきそうになりながら帰った。
ここのもみじは本当にお勧めします。ぜひ、太陽と空が絶好のコンディションの日に
お出かけください。

国内旅行全般の業況について
北海道、奄美・沖縄などロングデスティネーションが好調だが、
国内旅行全般のDIは横ばいのまま、前回の予想に反しマイナス値にとどまった。
3ヶ月後のDIは、マイナス値ながらやや良化の見通し。

【現 況】
 ロング路線は好調だが、国内DIは前回の予想に反し、横ばいのままマイナス値にとどまった

「夏休み期間はファミリー層向け、北海道や南の島々(屋久島、沖縄、石垣島、奄美など)が好調。」(国内旅行ホールセラー)
「パッケージ旅行離れが進み、インターネットで個人が旅行手配をしている。」(リテーラー2)
国内旅行全般のDI値は3ヶ月前(4~6月)から横ばいで、大幅な上昇が期待された前回見通しを13ポイント下回る-5にとどまった。

【3ヵ月後(10~12月)の見通し】
奄美・沖縄が依然好調、海外からのシフトも見込まれ、DIはやや良化
「シニア層のロングステイ商品が好調で、秋以降も底固い需要を予想している。」
(リテーラー2)
「治安や情勢、燃油サーチャージの負担増で国内旅行を選ぶ方が増えている。」
(国内旅行ホールセラー)
3ヵ月後(10~12月)は奄美・沖縄がやや後退するも依然として好調であるほか、他方面でも好転が見込まれ、国内旅行全般のDIはプラス値には至らないものの良化の見通し。

【総 合】

 好調な国内景気を背景に夏休み期間の国内旅行需要の大幅な伸びが期待されたが、好調だったのは北海道、奄美・沖縄などロングデスティネーションに限られ、国内旅行全般のDIは横ばいであった。
 熟年、シルバーのロングステイが増加していることに加え、国際情勢などの海外での不安要因が国内旅行へのシフトを促し、3ヵ月後(10~12月)は良化が見込まれる。
(単位:DI)
2年前
(7月~9月)
1年半前
(1~3月)
1年3ヵ月前
(4~6月)
1年前
(7~9月)
9ヵ月前
(10~12月)
6ヵ月前
(1~3月)
3ヵ月前
(4~6月)
現況
(7~9月)
3ヵ月後
(10~12月)
国内
旅行
全般
-7
-18 -2 0 4 -13 -4 -5 -2
※8




※は2006年6月期調査見通し数値
1年半前
(1~3月)
1年3ヵ月前
(4~6月)
1年前
(7~9月)
9ヵ月前
(10~12月)
6ヵ月前
(1~3月)
3ヵ月前
(4~6月)
現況
(7~9月)
3ヵ月後
(10~12月)
総合旅行会社 -11 5 13 -5 -38 0 -27 -15
国内旅行
ホールセラー
0 0 -20 -13 -43 -30 -19 -30
リテーラー 1 -8 -4 18 25 -16 -8 8 12
リテーラー 2 -24 -2 -17 -1 -12 -7 -12 -7
インハウス -22 -4 15 12 5 5 22 16
国内旅行の需要動向(方面別)
北海道のDIは28ポイントと大幅に上昇し、奄美・沖縄を上回った。
3ヵ月後には北海道が後退するも、奄美・沖縄は2ケタのDI値を維持し、九州も良化の見通し。

方面別DIは、北海道で3ヵ月前(4~6月)より28ポイント、奄美・沖縄で10ポイント上昇し、東北も上昇基調を維持したが、その他の方面は近畿で12ポイント悪化したのをはじめ、横ばいもしくは低下。前年同時期(7~9月)と比較すると、中部は62ポイントと大幅に下回り、東海(含伊豆)も16ポイント下回った。
3ヵ月後(10~12月)は北海道がオンシーズンを終え大きく後退するが、奄美・沖縄はやや後退するも引き続き2ケタのDIを維持。その他方面もほぼ全般に良化が見込まれ、九州は10ポイント近く上昇する見通し。
(単位:DI)
1年前
(7~9月)
9ヵ月前
(10~12月)
6ヵ月前
(1~3月)

3ヵ月前
(4~6月)

現況
(7~9月)
3ヵ月後
(10~12月)
北海道 18 -5 -19 5 33 5
東北 -25 -30 -49 -25 -21 -15
東京
〈含横浜・浦安〉
3 6 -5 2 0 -3
関東 -18 -14 -25 -14 -22 -20
甲信越 -32 -31 -34 -30 -30 -32
東海〈含伊豆〉 -14 -26 -27 -30 -30 -29
中部 26 -27 -36 -34 -36 -33
北陸 -29 -18 -29 -28 -29 -24
京阪神 -20 -4 -19 -9 -18 -17
近畿 -20 -11 -24 -10 -22 -16
山陽・四国 -30 -24 -31 -21 -25 -22
山陰 -43 -34 -41 -37 -39 -35
九州 -13 4 -3 -4 -10 -1
奄美・沖縄 19 6 19 12 22 18
国内旅行の需要動向(団体旅行)

団体旅行のDI値を3ヵ月前(4~6月)と比較すると、招待・報奨は横ばい、その他の形態では低下した。前年同時期(7~9月)に比べ教育は12ポイント下回っている。

3ヵ月後(10~12月)は、招待・報奨、職場、サークル親睦で10ポイント以上の良化が見込まれるが、教育は5ポイントの上昇にとどまり、マイナス値での低迷が続く。

(単位:DI)
1年前
(7~9月)
9ヵ月前
(10~12月)
6ヵ月前
(1~3月)
3ヵ月前
(4~6月)
現況
(7~9月)
3ヵ月後
(10~12月)
招待・報奨 -30 -27 -43 -27 -26 -14
職場 -36 -21 -31 -25 -30 -17
サークル親睦 -21 -9 -23 -18 -21 -9
教育 -23 -14 -31 -30 -35 -30
国内旅行の需要動向(個人観光旅行)

個人観光旅行のDIは、ファミリーで3ヵ月前(4~6月)より21ポイントと大幅に上昇、熟年、シルバーも上昇したが、OLは横ばい。前年同時期(7~9月)に比べ、熟年、シルバーは10ポイント前後上回っている。
夏休み時期を終え、3ヵ月後(10~12月)はファミリーで大幅な後退が予想されるが、その他の顧客層に大きな動きはない見通し。
(単位:DI)
1年前
(7~9月)
9ヵ月前
(10~12月)
6ヵ月前
(1~3月)
3ヵ月前
(4~6月)
現況
(7~9月)
3ヵ月後
(10~12月)
OL -22 -19 -30 -28 -27 -26
ファミリー 4 -5 -17 -13 8 -19
熟年 -4 9 4 -4 4 6
シルバー 2 27 2 7 13 13
※熟年は45~59歳、シルバーは60歳以上
■旅行市場動向調査について
 JATA(日本旅行業協会)では、2006年1月にE-mail会員各社へ調査モニターへの登録を依頼し、登録のあった550社を会員として、四半期ごとに「旅行市場動向調査」を実施し、その結果を発表しております。
 「旅行市場動向調査」は、現況・先行き(3ヵ月後)についてのアンケートに答えていただいたものから旅行市場の動向を把握することを目的としております。
 調査では各質問事項に対し「良い」「普通」「悪い」「取り扱っていない」で評価を求め、回答数から「取り扱っていない」(無回答を含む)への回答を除いたものを母数として各回答のシェアを算出し、「DI」(=Diffusion Index ディフュージョン・インデックス)という景気動向指数に加工して発表をいたします。DI値の範囲は、全て良い(100)から、全て普通(0)、全て悪い(-100)の間の評価となります。
■調査概要
調査地域 : 全国
調査対象 : JATA会員各社の経営者など
調査方法 : インターネット調査
調査期間 : 2006年8月7日(月)~8月24日(木)
設定数  : 550社
回収数  : 233社
回収率  : 42.4%
■業態別区分について
「旅行市場動向調査」では、各業況を業態別に分析しています。
各業態の定義と今回調査での回答件数は下記の表の通りとなっています。

業態名 定義 件数
総合
旅行会社
全国にネットワークを持ち、全分野に商品を持つ大規模な旅行会社 34
海外旅行
ホールセラー
海外旅行を専業とするホールセラー会社 25
海外旅行系
旅行会社
旅行業の取扱額が50億円以上で、うち海外旅行の取扱額が80%以上の旅行会社 9
国内旅行
ホールセラー
国内旅行を専業とするホールセラー会社 11
リテーラー 1 上記以外で旅行業の取扱額が30億円以上の旅行会社 32
リテーラー 2 上記以外で旅行業の取扱額が30億円未満の旅行会社 85
インハウス 親会社の業務渡航などを中心に行っている旅行会社 37

*この旅行記は日ごとに全4回に分けて書いています。これはその4回目です。

よろしければ1回目からお読み下さい


旅データ:

◆期間:2006年9月15日~9月19日(ほぼ18日)
◆場所:コタキナバル
◆費用:10万円ちょっと (個人旅行です)
◆人数:2名


◆4日目◆
楽しい日々はすぎるのが早い。気がつけば帰国日になっていた。
今日は海を堪能しようと目論んでいる日だ。
いつもと変わらぬはやい起床。
おなかがすいていたのでとりあえず朝食をと思い共同スペースへ降りる。
このバッパーは朝食もなかなかよろしい。

コーヒーや紅茶も普通においしいです。
朝食は食パン、クッキー系、麺などがあり自由にいただけます。

今日もそして、奇跡が。
丁度朝ごはんを食べているとものすごい豪雨が・・。
これが出発するころには止んで、飛行機に乗るまで降らなかった。

海の用意だけして荷物をまとめフロントに預かってもらう。
またも両替の為近くのショッピングセンターへ入るが朝早い為店が閉まりまくっている。
ようやく小さい一角にあやしいエクスチェンジを見つけた。レートは悪くなかった。
歩いてフェリー乗り場まで行く。
割と近い。




チケット売り場は列車の待合室のごとき。
5つある島のどれに行くのかを伝え、行きたい島のノートに名前を書く。
人数が集まったら出航だ。
我らはサピ島に名前を連ねた。

一番大きいのはマヌカン島、静かなのはマムティク島だったかな?
そんな情報をバッパーとネパール人から仕入れてたにも関わらず
本で調べると
サピ島がいいようなことが書いてあったのでサピに
してしまった。

待っていてもなかなかサピ行きが呼ばれない。痺れを切らして
聞きに行くと先ほどから同じく落ち着かないドイツ人の男性二人組み
と私たちだけがサピ行きを希望していた。「今日はもう船がでないかも
しれないから島を変えたほうがいい」といわれたがもう少し待ってみる
ことにした。待っているとものすごく見た目怪しいおじさんが「マヌカン
に変更しないかい?」と何度も聞いてくる。そのおじさんがあまりに
気持ち悪いので「NO」を連発していた。


と思ったらドイツ人達が受付へ向かっている。君たちに行き先を変えられたら
それこそサピ行きの船がでないじゃないか!とあわてて我らも受付へ。
受付の人にドイツ人も我らも行き先を変える様に促されたが
ドイツ人が「マヌカンは汚いと聞いた。マムティク(?)は海辺で
ゲームをしてうるさいらしい。サピが一番美しいと聞いた」と断固
サピのよさを主張するのでますますサピに行きたくなった。


ドイツ人が「君らもサピにどうしても行きたい?」と聞いてくるので
「そんなにいいなら行きたい」というとプライベートボートがチャーター
できないか聞いてくるとドイツ人の一人がどこかへ行ってしまった。
こういうとき外人は行動力があって頼もしい。その様子を受付の人は
「はぁ」と言う感じでみていた。そうこうしている間にマヌカン行きの
船が出てしまった。最悪だ。プライベートボートもNOだった。

我らはまた「待つ」しか選択がなくなった。そこへ運よく次から次へと
ヨーロピアンがやってくる。ドイツ人は早速サピ島への勧誘を始めた。
頑張れ、ドイツ人!!と我らはイスで何の努力もせず待っていた。
その甲斐あってサピ行きが出航決定。
思わずしらないドイツ人とハイタッチをしてしまった・・。

が、帰りが5時になるという。我らは本日帰国なので5時は飛行機に
間に合わない。交渉して我らだけ3時に迎えに来てもらうことにした。

小型船にマレーシア人親子4人とドイツ人2人、あと、日本人カップル
とわれらが乗り込んだ。この船、ものすごい高速で走ります。
海の上をまるで飛んでるかのごとき・・。ものすごくおもしろかったのですが
半端じゃない水のかかりよう。島に着いたときは全身ずぶぬれ。
何故か私と友人だけ・・・。想定外だ。

南国風の桟橋に上がって下を見ると魚が沢山泳いでいた。

ここはパラセイリング等のマリンアクティビティが沢山できるので
着くやいなや軽い勧誘があったがすぐにあきらめてくれる辺り
マレーシア人はいい。

そうそう、サピ島、船が出ないくらいだから人も全くいないかと思いきや
人、結構満載でした。皆ツアーできてるのね・・・。きっと個人でフェリー
なんかにのってこないだけなんだ・・・と思った。ビーチでは中国人たちが

サッカーに興じていた。ドイツ人、こういうのが嫌なんじゃなかったっけ??



まぁ、よしとして早速シュノーケリングのできるビーチへ向かう。
泳ぐのが好きな友人はイスラエルを思い出す位遠くまで泳いでいった。

(イスラエルに行った時もありえなく遠くまで泳いでいった)
彼女は兎に角誰よりも遠くまでいつも泳いでいってしまう。




荷物番をしていた私は大量のありと遊んでいた。これが楽しくて楽しくて。



適当に写真など撮ったりして時間をやり過ごしているとさっきのドイツ人
登場。この二人ものすごく背も高く男前なんですが、おそろいの靴やおそろいの
指輪なんかしちゃってぴったり寄り添ってビーチでお昼ね・・。どうみても
○○でした。どうしてかっこいい人は○○なんでしょうか・・。



もとい、ビーチとは反対側を見るとオオトカゲが出没しているではないか!!



すっかり荷物を放り出してものすごく接近して写真を撮ってしまった。
大自然、バンザイ。私はこういうのが好きだ。サピ島はちなみに猿もみれるようです。

友人が戻ってきてランチをしようということになった。周りにはやけにおいしそうな
ビュッフェがあるのだが、どこにも値段等がない。うろうろしていたら
これはツアーに組み込まれているランチなのでツアー以外の人は
食べれませんとのこと。がっくり。
仕方ないので海の家みたいなところで適当に食べる。ここはかなり安い。

安いが安いなりの食事でもある。



猫と戯れたりぼーっとコーヒー(微妙)を飲みながらゆったりとした



時間をすごし、再度ビーチへ。友人は砂浜で寝転んでいたので私は
写真撮影にビーチを走り回った。写真は楽しい。




そうこうしているうちにもうシティへ戻る船が来る時間が近づいていた。
名残おしいが桟橋へ向かうともうお迎えが来ていた。
よかった・・。




今回は我らだけなのでさっさとライフジャケットを着て出発!
行きよりはぬれなかったが帰りも超高速で船は走る。
おかげで予定よりもずっと早くシティに戻ることができた。

お互い潮まみれで気持ち悪いのでとにかく宿に帰る。



既にチェックアウト済みなのに快くシャワーを浴びさせてもらい
更に出発までゆっくりとくつろがせてもらった。
荷物もちゃんと鎖でつながれていて心遣いに感謝だ。

かわいいおかまオーナーと記念撮影をして空港へ向かう。


オカマちゃんに聞いておいた値段で交渉してタクシーで。
これも問題なくすっと着いてついに帰国だ・・・。あまりにも短いたびに
名残惜しさがこみ上げる。帰りもマレーシア航空なので
チェックインはなんなくさっさと終わる。帰りはKL経由なので
かなり時間がかかる。わざわざ遠いKLまで一旦飛んで
そこから日本だ。早く着きすぎた我らは残りのお金を使い切るべく、
まずはお茶して残りでお菓子やお茶などを買い込んだ。
あとは大して広くない空港内をくまなく探検していたら搭乗時刻。


あ-さよなら、KK.


コタキナバルは
・料理はかなり美味(バクテー、気に入りました)
・開発の進んでいないリゾートといった感じ
・人はやはりよかった。
・手付かずの自然、未開発といった感があり、
都会人の癒しにはいい感じ
・バッパーがよかった

行程が短すぎたのでこじんまりした街は全て徒歩移動可で
非常によかった。また来ている旅人も割りと物静かな人が多く
本当にゆったりと過ごせます。ローカルの人たちもガツガツ
しておらず、また積極的過ぎないフレンドリーさと素敵な笑顔
がへんなストレスを感じずに済むのみならずハッピーに
させてくれるあたりもよかった。
日本からも近いので歳をとっても楽しめる街だと思いました。

短期間でどうしても海外に行きたくなり、かつ自然が大好き
であればお勧め。シティ派にはお勧めできない。

「旅」ほど色々感じたり心が動かされる行為はない。
旅行って絶対ものすごい変化の連続
で、しかもすごい行動するので必ずその量に応じた
新しい物がうみだされる、この裏切らない新鮮なものの発見が
私は好きなんだと思った。そしてこれがないと燻ってしまう。
よし、これからも旅を続けるぞと心に近いKKの夜空へ舞い上がる。

このフライトは短いので軽い食事が1回でるだけだ。

経由地KL空港は非常に近代的で関空みたいだった。



一番気に入ったのは搭乗ゲートへ道のライトがアトランダムに
設置され、それがまるで星のように見えた場所だ。



これはなかなか素晴らしい。

KLから日本は約6時間。現地23:50頃に出発して朝日本時間の
7時くらいに到着。頑張って起きて映画を2本は見ようと思ったが
まず見始めた「ターミナル」の途中であえなく眠り落ちる。
その後、軽食でおきてからは「She is the man」だったかな?を
最後まで観た。想像通りの内容だが結構楽しめた。
ちょっとぼーっとした頭で関空到着。相方はそのまま出勤という
ことで飛行機の中で日本人に変身していた。
私は今日は休みを取り汚い子のままで帰宅。
バスの中では知らぬ間に意識がなくなっていた。
家の鍵をあけた瞬間完全に現実界に戻った気がした。洗濯を
してお風呂に入ったらなんか気が抜けた。
年末はどこへ行こうか。
国内景気の回復と夏休み需要により海外DIはさらに上昇したが、
国内DIは横ばいでマイナス値にとどまった。
3ヵ月後の海外DIはプラス値を維持するもやや後退し、
国内DIはやや良化の見通し。

「2006年9月期 第18回旅行市場動向調査」
2006年9月27日
 JATA(日本旅行業協会)では、旅行市場の動向を捉えるため、会員各社に定期的にアンケートを実施し、旅行の種類、方面、顧客層別に業況判断を指数化して四半期ごとにまとめている。
(調査の概要については末尾に記載)
 2006年8月上旬から8月下旬にかけて実施した「旅行市場動向調査」によると、海外旅行市場は予測値には届かなかったものの引き続き上昇基調で推移し、国内旅行市場は横ばいでマイナス値にとどまった。
 3ヵ月後の海外DIは後退するもプラス値を維持し、国内DIはマイナス値ながらやや良化が見込まれる。
海外旅行全般の業況について



国内景気の回復と夏休みのファミリー需要により、海外旅行全般のDIはさらに上昇した。
3ヵ月後はテロ対策や原油高の影響が懸念され、やや後退の見通し。

【現 況】
 
夏休み需要でファミリーに活気、海外DIは引き続き上昇基調
「やはり景気の回復からか、全社的に旅行需要は上向いていると思われる。」
(海外旅行ホールセラー)
「夏休みファミリー層の申込が増えている。 」(リテーラー2)
海外旅行全般のDIは9ポイント上昇、前回予測には6ポイント届かなかったが、引き続き上昇した。前年同時期(7~9月)との比較では、21ポイント上回っている。

【3ヵ月後(10~12月)の見通し】

テロ対策や原油高が影響し、プラス値を維持するもやや後退が見込まれる
「燃油サーチャージの大幅アップによる影響が出てくると予測される。」(総合旅行会社)
「テロ対策として入出国の手続き時間が大幅に延び、海外旅行全般に影響するだろう。」
(インハウス)
3ヵ月後(10~12月)の海外旅行全般のDIもプラス値を維持するが、やや後退の見通し。

【総 合】
 国内景気の回復と夏休みのファミリー需要により、海外旅行市場は前回よりさらに良化した。
 方面別でみると、中国、アジア、ヨーロッパが好調で、特に中国については業務渡航、観光ともに活況を呈しており、海外旅行市場におけるシェアは拡大の一途をたどる。
 3ヵ月後(10~12月)は、テロ対策や燃油サーチャージによる影響も懸念されるため、やや消極的観測となっている。
(単位:DI)
2年前
(7月~9月)
1年半前
(1~3月)
1年3ヵ月前
(4~6月)
1年前
(7~9月)
9ヵ月前
(10~12月)
6ヵ月前
(1~3月)
3ヵ月前
(4~6月)
現況
(7~9月)
3ヵ月後
(10~12月)
海外
旅行
全般
15 -2 -8 -12 -15 -18 0 9 5
※15




※は2006年6月期調査見通し数値
1年半前
(1~3月)
1年3ヵ月前(4~6月) 1年前
(7~9月)
9ヵ月前
(10~12月)
6ヵ月前
(1~3月)
3ヵ月前
(4~6月)
現況
(7~9月)
3ヵ月後
(10~12月)
総合旅行会社 14 -4 -33 -35 -33 4 14 13
海外旅行
ホールセラー
-19 -42 -33 -31 -40 -12 12 0
海外旅行系
旅行会社
0 0 -20 7 -10 -33 -11 -22
リテーラー 1 0 -18 -19 -28 -14 0 7 17
リテーラー 2 -4 -11 -8 -11 -15 -8 -5 -9
インハウス 4 22 21 -3 -2 30 47 37
海外旅行の需要動向(顧客層別)
夏休み需要でファミリー層が18ポイント上昇しプラス値に迫った。OLも11ポイント上昇。
3ヵ月後は、夏休みを終えたファミリー層は下降するが、
シルバーは引き続きプラス値を維持。商用・視察はマイナス値を脱する見通し。
現況の顧客層別DIは、ファミリーで3ヵ月前(4~6月)より18ポイント上昇しプラス値に迫ったほか、OLも11ポイント上昇した。シルバーはやや低下したがDIはプラス値を維持。熟年は変動がないものの、プラス値まであと一歩の水準で推移した。
全顧客層で前年同時期(7~9月)より良化しており、ファミリー、OL、熟年、シルバーは10ポイント以上上回った。
3ヵ月後(10~12月)は夏休みを終えたファミリーで22ポイントの低下が予想されるが、ハネムーン、インセンティブ、商用・視察は10ポイント近く上昇し、商用・視察はプラス値へ好転する見通し。
シルバーは引き続きプラス値を維持。
(単位:DI)
1年前
(7~9月)
9ヵ月前
(10~12月)
6ヵ月前
(1~3月)
3ヵ月前
(4~6月)
現況
(7~9月)
3ヵ月後
(10~12月)
ハネムーン -39 -29 -42 -30 -33 -24
ファミリー -16 -35 -31 -20 -2 -24
OL -32 -31 -38 -28 -17 -19
熟年 -13 -16 -14 -1 -1 -3
シルバー -12 -6 -10 4 1 4
インセンティブ -37 -28 -34 -22 -31 -22
商用・視察 -7 0 -10 -2 -4 4
※熟年は45~59歳、シルバーは60歳以上
海外旅行の需要動向(方面別)
中国方面、アジア方面、ヨーロッパ方面が好調。特に、中国方面のDIは引き続き2ケタ上昇。
3ヵ月後はほぼ全般に下降傾向で、特にミクロネシア、アメリカ・カナダ方面は今回に引き続き低迷する見通し。

現況の方面別DIを3ヵ月前(4~6月)と比較すると、中国で14ポイント上昇したのをはじめ、アジアでは9ポイント上昇しプラス値へ転じた。ヨーロッパでも5ポイント上昇。
前年同時期(7~9月)と比較すると、中国は39ポイント、アジアは28ポイント、ヨーロッパは10ポイント上回っている。

3ヵ月後(10~12月)はほぼ全般に低下傾向で、中でもミクロネシア、アメリカ・カナダは今回に引き続き低迷し、-30ポイント前後まで悪化する見通し。

(単位:DI)
1年前
(7~9月)
9ヵ月前
(10~12月)
6ヵ月前
(1~3月)
3ヵ月前
(4~6月)
現況
(7~9月)
3ヵ月後
(10~12月)
ハワイ -8 -5 -17 -13 -12 -13
アメリカ
カナダ
-10 -18 -29 -20 -25 -32
ヨーロッパ -7 -21 -21 -2 3 0
オセアニア -33 -25 -29 -36 -36 -34
ミクロネシア -12 -26 -20 -18 -24 -29
中国 -28 -21 -32 -3 11 10
アジア -19 -9 -11 0 9 3
┼────────────────────────────────
       2006年秋の旅行傾向
       →好景気を背景に旺盛な秋の旅行意欲
       →マーケットの主役は夫婦と女性グループ
────────────────────────────────┼

 JTBが「秋の旅行<10月1日~11月30日(出発日基準)>に関する動向調査」
結果を発表した。

 アンケートによると、この秋に旅行を計画している人は57.1%(海外旅行が
6.4%、国内の宿泊旅行が36.9%、日帰り旅行のみが13.9%)に上っている。
 夏に旅行したという人の61.8%には及ばないものの、好景気に後押しされ、
秋の旅行意欲は引き続き旺盛といえそうだ。

 アンケートで、夏の旅行実施状況と秋の旅行予定の関連を聞いてみたところ、
夏に海外旅行をした人の17.4%が秋にも海外旅行に行く一方、夏に旅行をしな
かった人の58.4%が秋にも旅行をする予定がないと答えている。
 全体の旅行需要は増えているものの、夏にも秋にも旅行をする人と、夏にも
秋にも旅行をしない人の二極化が進んでいるようだ。

 旅行の同行者については、(複数回答)「夫婦のみ2人で」が36.5%ともっと
も多く、ついで「友人・知人と」が27.2%、「自分ひとりで」が12.1%となって
いる。
 「子供連れ」は、「乳幼児、幼児だけ」「小、中学生がいる」「3世代一緒」
を単純合計しても、20.4%にとどまった。

 秋の海外旅行でもっとも勢いのあるのがヨーロッパ。ユーロ高という逆風が
続いているにもかかわらず、好調を続けている。イタリア、スペイン、ギリシャ
など南欧が人気だが、これらの地域は季節柄、芸術や味覚の魅力でも支持を集
めているようだ。
 スペインはイタリアへ行った人が次に選ぶ旅行先といわれているが、今年は
ダリの生誕記念100年でも注目されている。

 近距離ではアジアも好調。昨年不振だった韓国と中国に加えて、台湾やマカオ
が人気を集めている。
 タイは予約が好調だったものの、クーデターの影響で今後は伸び悩み、最終的
には前年を割り込むものと予想される。
 香港とシンガポールではコンベンションの影響で部屋が取れずに伸び悩んで
いる期間があるものの、全体的にアジアのシティは好調に推移している。

 JTBの商品で、この秋によく売れているのが高価格帯の旅行。「ちょっと贅沢
な」旅行をするためには、追加の出費を厭わない傾向が見られる。
 国内旅行では、「お得」をうたったものよりも、料理や風呂、眺望などにこだ
わり、明確なセールスポイントのある旅館(部屋)から予約が埋まっている。
 エースJTB宿泊プランでも、「華やぎの宿」「優雅なる宿」「露天風呂付きの
お部屋」といった高価格商品の販売が、大きく伸びている。


◇詳しい調査結果はこちらから・・・・・
■2006年秋の旅行に関する動向調査~JTB(PDF)
http://www.jtbcorp.jp/scripts_hd/image_view.asp?menu=news&id=00001&news_no=573

どこよりも早い!「2006年全国の紅葉見ごろ予測」発


大好きな紅葉の季節がやってきた。

今年ももりもりと紅葉スポットに通い、写真付でその模様をお届けしたい。


~全般的に例年よりも“遅め” 全国約800ヶ所の紅葉スポットを携帯でチェック~


株式会社ウェザーニューズ(所在地:東京都港区、代表取締役社長:草開千仁)は、2006年紅葉シーズンにおける全国の“もみじ”“イチョウ”の見ごろ予測を発表しました。全国の紅葉見ごろ情報に関する今後の最新情報と、全国約800ヶ所の紅葉スポットの最新情報については、本日9月22日(金)からオープンする携帯電話向けサイト「ウェザーニュース」内の『紅葉情報』コンテンツでチェックすることができます。同サイトでは紅葉シーズンを楽しんでいただけるよう紅葉シーズンの本格的な到来にあわせて、サポーター(有料会員)参加型のプロジェクトも実施していく予定です。また、インターネットサイト「ウェザーニュース(http://weathernews.jp/ )」でも、10月初旬より紅葉情報関連のコンテンツを開始いたします。


2006年紅葉の見ごろ予想

~全般的に例年よりも遅くなる見込み~
紅葉は一般的に秋の気温と深く関係しており、葉の色づきは気温が低いと時期が早まり、高いと遅くなる傾向があります。今年は梅雨が長引き秋の入り口8~9月前半の気温は全国的にいつもの年より高く経過し、厳しい残暑が続きました。9月半ばからは秋らしくなってきましたが、これからの10~11月の気温傾向として、北日本から東日本の地域では例年より高めに推移する見込みで、西日本でも例年並か高めの予想となっているため、“もみじ”“イチョウ”ともに、例年より「遅め」の見ごろを迎えそうです。ただし、上空に冷たい空気が入り込むと、予想している時期よりも、若干早まる可能性があります。




主な地域の見ごろ予想(9/21現在)

地域

もみじ

イチョウ


札幌

10月下旬

11月上旬


帯広

10月下旬

10月下旬


秋田

11月上旬

11月上旬


仙台

11月中旬

11月中旬


新潟

11月中旬

11月中旬


金沢

11月中旬

11月中旬


長野

11月上旬

11月上旬


甲府

11月下旬

11月中旬


宇都宮

11月中旬

11月下旬


東京

11月下旬

11月下旬


静岡

12月中旬

11月下旬


名古屋

11月下旬

11月下旬


大阪

12月上旬

11月中旬


舞鶴

11月下旬

11月中旬


鳥取

11月下旬

11月下旬


広島

11月下旬

11月中旬


高松

11月中旬

11月下旬


福岡

11月下旬

11月中旬


鹿児島

12月上旬

11月下旬

*この旅行記は日ごとに全4回に分けて書いています。

旅データ:

◆期間:2006年9月15日~9月19日(ほぼ18日)
◆場所:コタキナバル
◆費用:10万円ちょっと (個人旅行です)
◆人数:2名

◆3日目◆
今日のメインはジャングルクルーズ。これが素晴らしい行程で
このクルーズは13時集合。日曜はサンデーマーケットが午前中
だけあるので午前は空けたかったので丁度よい。
うむうむ、完璧だ。
というわけで今日も6時過ぎ起床でお風呂に入り、
朝ごはんを食べつつ、13時からのクルーズ予約をしたり、
旅情報を仕入れたり。
朝ごはんを食べていると、日本人らしき人に初めてあった。
向うから「日本人ですか?」と声をかけられた。
たまたま彼女も大阪の人で、今、世界旅行の最中だという。
今、日本をでて8ヶ月目とか言ってたか??
今からフェリーでブルネイに行ってきますとバッパーの
本を持ち、走りさっていった・・・・。ちょっとうらやましい。
今晩は別宿に泊まるため、荷物をまとめてチェックアウト。
早速今日の宿へ向かう。今日の宿はまさにサンデーマーケット
をやっているガヤストリートにある。便利便利。
荷物をほりこんで、さっそくマーケットを探検。
まぁ、何でもありマーケットです。
動物、植物、食物・・・・ごちゃまぜ。おきまりにTシャツや
置物、貝??、おもちゃ、アクセサリ・・なんでもござれですが、
購入することはありませんでした。ただ見て歩くのは楽しいです。
このサンデーマーケットを抜けて適当に町を歩いた。
真っ青な空とこの日曜のゆったりした感がこの上なく気持ちよかった。
ノスタルジックな住宅や別のマーケットなどを通り過ぎて
あっという間に海に辿り着いた。本当はサンセットを見たかった
ウォーターフロントというちょっとおしゃれ目の海辺についたが
朝早すぎて店がどれひとつ空いていない。
 
海の空気を堪能しつつカフェを見つけたが9時半OPENということで
まだまだ時間があったため先にフィリピーノマーケットに
行くことにした。
イスラエルの旧市街地を思い出す狭い通路に土産屋が
並ぶ。こういうところが私は大好きだ。その外には青空市
らしきものがやっており野菜や洋服、ガラクタなど
が売られていた。こちらでは何も買うものはなかったが
独特の雰囲気は楽しめる。
お土産屋で気に入ったお面と置物を購入して先ほどの
カフェへ戻る。お客が全員ヨーロッパ系だったため
一瞬、違う国にいるようだった。
ローカルプライスから考えるとそこそこしたが、コーヒーも
ケーキもおいしくて、その上、海と太陽のエッセンスが加わり
動くのが嫌になるほど和んでしまった。
滞在日数が短い私たちはぼやぼや和んでる時間はそんなにない!
心地よさを振り切っていざ、再行動。
とりあえず両替をしようと目の前のメリディアンホテルに
入るが(とても豪華でした)、昨日行ったセンターポイントで
やってくれということでまたもセンターポイントにいくことに。
何度きてもショッピングが楽しめてしまう。
とりあえず両替をして昨日のマッサージが気に入ったので今日は
ヘッドをやってもらおうと行ったが満員で断念した。
おかげでスーパーでお土産を買う時間ができた。
(これが大正解!最後の日に買おうと思っていたがそんな時間
はなくなっていたのでよかった・・・)
スーパーに入ると、面白いものが沢山売っているので楽しく
て仕方ない。おかげで大量に買い込み、クルーズの時間が
迫ってきていた。早足で一旦宿に戻る。
買い物袋をとにかく部屋へ入れて待ち合わせ場所へダッシュ!!
ぜえぜえ言いながら到着。
すぐにリーダーらしき人が登場。
さっそくバンに乗り込む。
既にバンにはイギリス人カップルが乗っていた。
我らとネパール人の男の子がここで乗り込み、更に豪華ホテルで
韓国人カップルをピックアップ。計7名で出発。
バンではネパール人の男の子(東大に通っている・・・)が
途中から喋りかけてきて、結局ずっと喋っていた。
(日本人と喋りたかったらしい。彼は奨学金で現在東大に通っている。
その奨学金が結構いい額らしく、それを貯めては旅行しまくっている
らしい。今回もシンガポールとマレーシアに約1ヶ月以上滞在
しているとのこと。思わず、税金かえせーと叫びそうになった)
綺麗な景色が続く。思わず窓越しにシャッターを押し捲った。
そうそう、今日は本当に奇跡が・・。通常スコールは大体夕方にくる。
このクルーズのスタートが16時だったため雨が懸念された。
ところが、
今日だけこのバンに乗っている真昼にびっくりするくらい雨が降り
到着時には真っ青な空が楽しめた。本当に天気の神社でも設立
しようかと思った。
大きな南国の木にはさまれた細い板の通路。
嫌でも期待感が高まります。ちょっと歩くと小さな小屋らしきものが
出てきます。まずここでお茶をいただくことに。
コーヒーと紅茶が飲み放題。軽いお菓子が食べ放題。
バナナの揚げ物が非常に美味であった。
例のネパール人とここでも喋り捲っていたら乗船時間に。
このツアーはとっても自由でいい感じでした。
おトイレも今まで行った中で一番きれい。文句なし。
ライフジャケットを各自来て小さいボートに乗り込む。
このクルーズは猿が沢山見れる。運が良ければワニなども
みれるとのこと。我らはどうしてもテングザルと呼ばれる
鼻の長い猿が見たくて仕方なかったのでこれに参加した。
ボートが走り出す。とにかくクルーズが大好きな私はのっけから
楽しくて仕方なかった。猿が見えないうちからボートのエンジン音と
豊富な水、熱帯地方の木々に囲まれている状態に興奮していた。
木が好きな私はこういった木に囲まれた川が大好きだ。
もうここの描写を始めたら長くなるので写真を見ていただきたい。
写真も私が得た感動をそのまま表現してませんが。
猿ポイントをたくみに見つけて船が止まる。
我らは必死に猿を探す。もっと近くで見れるものと思っていたが
意外に遠くでしか見えなかったが楽しかった。
韓国人はものすごい望遠カメラを持参していてきっと
よい写真が取れているに違いない。それにしてもなぜに
韓国の人はあれほどポーズをつけて写真をとるのか。
その素晴らしいカメラで彼女の写真を撮りまくっていた。
ネパール人が二人で撮りましょうか?というと「no thanks」
と言っていた。びっくり。
私はデジタルズームで追ってみたが光学ではないので
ボケボケの写真しかとれなかった。
川と猿を堪能していざ、出発点へ引き返す。帰りは
高速で船が走り、それが楽しかった。空は気がつけば夕焼けに。
夕焼けに浮き上がる木がこれまたかっこよかった。
桟橋につく。
素晴らしい景色にはさまれて出発地点まで歩く。
旅を一番実感したパートだった。
旅は心の洗濯というか、もうこんなに色々感じたり心が動かされる
行為は他にない。旅行って絶対ものすごい変化の連続
で、しかもすごい行動するので必ずその量に応じた
新しい物がうみだされる、この裏切らない新鮮なものの発見が
私は好きなんだと再認識。
もとい、雄大な景色に圧倒されながらお茶した場所へたどり
つく。ほどなくしてディナーバイキングが用意されるらしい。
ちょっとした時間ができた。
沈み行く太陽をボーっとみつめたり辺りを散歩したり。
各々、自然を満喫していた。
陽が完全に落ちてディナータイムとなった。
これは殆ど期待していなかったがどれもかなり美味で
大満足だった。
ディナーを終えると真っ暗な場所へ連れて行かれた。
何かと思えば大量の蛍が見えるではないか。
周りが本当に暗いので光の静かな美しさを堪能できた。
蛍はシンクロしていいリズムで光る。心がすーっと穏やかになる。
手に蛍をのせてもらった。
ここの蛍はフラッシュの光などを浴びせると光らなくなるという。
シャッタースピードを落として頑張って撮影してみたが
単なる黒になってしまい写真をおみせできないのが残念だ。
これで楽しいクルーズは終り、あとは市内へ帰るだけ。
このツアー185リンギと、こっちへきてつかったお金の
大半をしめるわけだが、参加してよかったと思えるいい
内容だった。皆様も是非。これにナイトサファリなどがついた
1泊のコースもあった。本当はそっちに参加したかったが
これまた日程的に無理だった。
真っ暗な道をバンがぶっ飛ばす。軽い眠気に誘われて
ぼーっと外を眺めていたらまた雨が降ってきた。なんてついてるんだ。
軽くおしりが痛くなったところで市内到着。
ネパール人が美味しいチャイの店に連れて行ってあげると
申し出てくれたが、日焼け止めが気持ち悪いので先に
お風呂に入りたくて断る。
一旦バッパーに戻った。
このバッパーは本当に綺麗。とにかくおしゃれ。
そして、3Fが我らの部屋なのだが、ちゃんと入り口にに暗証番号付の
鉄格子があってセキュリティも万全。ここは本当にお勧め。
(ノースボルネオキャビン)
シャワーの出も悪くない。何せ、綺麗。
すっきりしたらまた元気が湧いてきた。誘いを断ったチャイが気になって
自分達で探し出した。それらしきものを見つけたがもう、営業終了後
だった。おかげでまた夜の街を徘徊しておかしやら飲み物を
購入してしまった。
今日も充実した1日だった。
4日目へ続く。