華原磬(かげんけい)と阿修羅と私【国宝 阿修羅展】2 | FIATで日本中の神社仏閣を旅する写真人くるりん

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会場入口で、前売り券についていた「阿修羅ファンクラブ会員特典引換券」で阿修羅ピンバッジをいただいて、500円で音声ガイドを借りました。
ガイドの声は黒木瞳さんです。


そして音声ガイドの中には、阿修羅ファンクラブ会員のもう1つの特典、みうらじゅんさんのボーナストラックが入っています。
それはまた後ほど。



会場に入ると、最初の方に「華原磬(かげんけい)」があります。
磬とは、本来は石製の古代中国の楽器だったものだけど、これは銅でできてます。
興福寺創建の当時は「金鼓(こんく)」と呼ばれていたそうな。
なんか、土台の獅子といい(背中刺さってて痛そう?)、鼓にからまっている4匹の龍といい、ガチで重厚って感じ。


40才からはじめる神社仏閣カエル旅-20090807konku

興福寺の西金堂は、この金鼓を中心に八部衆や十大弟子が配置されていて、金鼓の音を聞いて仏像達はあのような表情になった、と言われているとか。
(って、TVの特番で黒木瞳さんが言ってたよ)
阿修羅も聞いたという、この「金鼓」の音は、音声ガイドで聞くことができます。




で、阿修羅ですが




・・・・・・・すごかった。。。しょぼん




何がって



阿修羅






阿修羅の




周りの何重もの人だかりがっ!!!!!!叫び





だから




見えん!ダウン




私の身長では、足まで見えん!汗あせるあせるあせる




あの人ゴミに入っていく気力もなく、でも、ちょっと離れたところから阿修羅のバストショットだけずーっと見てました。


阿修羅の足元には、ずっと係の方が掛け声をかけていて、阿修羅の足元にいる人たちに移動してもらってました。
じゃないと、人の流れが止まるんでしょうね。(特に阿修羅の背中見てると)



でも、ガラスケースなし、ってのは、もう、なんか、すごすぎて嬉しくてラブラブ笑いが出てくるね。


「生だぜー!!!近いぜーー!ひゃっほーー!」って感じますグッド!アップ
とうっ!ってジャンプしたら阿修羅にタッチできるんだもんね。
(いや、ジャンプしないけど。そんな跳躍力無いし。そんな事したら大騒動だし)



40才からはじめる神社仏閣カエル旅-200900807阿修羅


まあ、ちょっと離れても、背中もしっかり堪能できましたし(よかった、視力2.0で)、やっぱライティングがいいですね。
ライティングの詳しいことは分からんけど、ライトの当て方が、今週のスポットライトーーー!って感じでかっこ良くて、興福寺で見たガラスケース越しの阿修羅とまた違った雰囲気を醸し出していました。


そしてこの展示のニクイところが、阿修羅の前に立って会場の奥に目をやると他の八部衆(3人足りないけど)がずらりと向こう側に見える。



おお、迦楼羅ーーー!!!!ドキドキヒヨコ


40才からはじめる神社仏閣カエル旅-20090807asyura2


つづきます^^;



※写真は「九州国立博物館」からの「ぶろぐるぽ」用に提供をうけたものです。