空と君とのあいだには

今日も冷たい雨が降る

君が笑ってくれるなら

僕は悪にでもなる







中島みゆきさんの詩


肌寒い日、風が抜けて

空を見上げると

この歌詞が浮かびます


(先ほど書き直しました

‘’冷たい風がふく‘’

と記憶していたのですが

‘’雨‘’でしたね

申し訳ございません💦

ずっと風だと思ってました🙇‍♀️)


ドラマで

安達ゆみちゃんの飼ってた犬の

目線の詩なんですね


こんなふうに

大きな愛を

動物は人間にくれてるんだな

なんて


でも切ない歌詞ですね




乳がんに罹患したあとに

フルバージョンで聴いて

気がついた歌詞のフレーズ



憎むことでいつまでも

あいつに縛られないで



あいつに

されたことを

何度も思い出して


まるで

ぬかるみにできた轍のような道を

重い足で踏みしめて歩いてました


あいつを

見返すために

あいつが手に入れたもの全部

自分の力で手に入れて

あいつよりいっぱい働いて

あいつよりしんどいことして

あいつより上になって

あいつより幸せになってやるって


必死で張り合ってました


もうこの世にいないのに


そうして手に入れたものは

一瞬だけ自尊心を満たしてくれたけど

空しかった




憎んでいる間は

あいつの思うツボ

私の人生を支配されていた

ということ


思い出しても

何にも感じなくなること

あいつへの無関心が

一番の復讐


復讐なんて言ってるうちは

まだまだですが



私は憎しみを

空へ手放して

自分の人生を

取り戻す

と決めました



必死でひとりで泣き叫んでいた

あの頃の私

憎しみを手放しても

忘れたりしないよ

幸せになっていいよ


太ってても不細工でも

苦手なこといっぱいあっても

ずるい気持ちあっても

私は私を好きでいる

がんばってるの知ってるよ



大切なものは

ちゃんと手の中にあった



人生かけて

手につかみたかったものは

憎しみじゃない




私はそのままで

幸せな存在だと

最近たまに感じれるように

なってきました


最初の歌詞に戻って

「私は自分で笑顔になる」

誰かを悪にする必要なんてないよ



ここにいるということは

地球に歓迎してもらえているということ

生まれる前から

死んでしまったあとも

分子レベルで

全部受けとめてもらえている


そう気づくことができるように

今は人間の形で存在している



私の道を歩きにくくしていたのも自分

どこをどう歩くか

走っても登っても何してもいい

野原で昼寝してもいい

全身で今ここにいることを

感じていたい



中島みゆきさんの詩って

深いですね

ぜひフルバージョンお聞きください❣️