昨日は父の日でしたね。
子供のいない我が家には母の日同様意味のない日です。
結婚直前に子宮癌になった私は子供を産めない体でした。
それ以前に糖尿病の薬が妊娠してはいけない薬だったので、子供は諦めていましたし、ダンナにもそう言って、実家にも告げてもらっていました。
けど、子宮癌の事は言ってません。
もう今更ではあるし、義父も義母も施設に入っているので言う必要はありません。
ただ、やっぱりダンナには申し訳ないと思い続けていて、結婚前から何度も謝り続けてきました。
ダンナは「子供のいない夫婦は多い」「俺の稼ぎでは育てられなかっただろうし」と言ってくれますが、やっぱり私の心には重い十字架なのでした。
で、昨日も又言ってしまいました。「父にしてあげられなくてごめんなさい」
そして、産めない私をお嫁さんにしてくれたことについて「返しきれない恩を感じてる」とも。
ダンナは「こっちこそ」「充分あれこれもらっているよ」と。
この先、私の寿命も短いし、ダンナもどこまで生きられるかわかりません。
命にかかわる病気でなくても交通事故・自然災害、この世には危険がいっぱいです。
今までも二人、これからも二人で命ある限り生活していくのですから、毎日を楽しく笑って過ごしたいものです。