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たべもののこえ・プロデューサーのさとこです。
食・料理・メディアの専門家として、〝台所から世界を見つめるコミュニティ作り〟を目指して活動しています。
スクールでは、卒業制作として〝オリジナルの懐石料理〟を作っていただくのですが、料理名に皆さん戸惑うようです。たとえば「蕃茄」こちらはお馴染みの赤い野菜ですが、何と読むかご存知ですか
答えは「トマト」です
日本料理の献立は
料理人自ら筆でしたためるものなのですが、
(落款印も押しますよ〜)
私も最初、読めない漢字だらけでびっくりしました
でも、字をひとつひとつ眺めていると
日本人がどんなふうにその食べものを
受け入れてきたか
お料理して楽しんできたか
一人一人、お料理する人のお顔さえ、
見えてくるんです
献立は、人生を愛でる手紙のようなもの
自分を大切にする、
日本料理ならではの表現なんです。
どんな卒業制作が生まれるか
今から楽しみです
※写真は、ミニトマトとぶどうの滋養みりん漬。調味料としても重宝します
ベランダ菜園のミニトマトが、たわわに実ってきました
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