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たべもののこえ・プロデューサーの竹中聰子(おかん)です。

食・料理・メディアの専門家として、〝台所から世界を見つめるコミュニティ作り〟を目指して活動しています。



昨日はパッションフルーツでしたが、きょうは日本でもおなじみのフルーツスイカ

ですイエローハートまるまるして、かわいいくるくる

長野からいらっしゃいました。



そのまま食べても美味しかったですが、この甘みと酸味をあわせ持つ、杏ならではの旬の美味しさをしばらく味わいたくなり音符

ジャムにしましたうずまき

こうしておけば、何にでも使えますキラキラ



(今回は先日焼いた、ドライハーブたっぷりのパンとまずは朝ごはんに晴れ)



ちなみに杏といえば、私は詩人で小説家・室生犀星(むろうさいせい)の『杏っ子(あんずっこ)』を思い出しますアセアセ



室生犀星といえば?



〝ふるさとは遠きにありて思ふもの

 そして悲しくうたふもの


 よしやうらぶれて 異土の乞食となるとても

 帰るところにあるまじや〟


という詩が、教科書なんかでも載っていて、有名ですよねキラキラ



そしてこの詩、都会でふるさとを思って作られたものと思われがちなんですが、実は室生犀星のふるさとである金沢の地でうたわれたものなんだそうです。



実は室生犀星は、お妾さんの子どもということもあってか、ふるさとにいい思い出があまり無かったそうなんですタラー



だから本当は、

〝ふるさとは遠くにあってこそ、よく思えるものだ。たとえ乞食になったとしても、帰るところではない〟と言う意味なのだそう。



高校生のとき、この事実を知って驚きました雷



でも、犀星にとっては、複雑な思いがありながらも、帰りたい場所でもあったふるさと。

『杏っ子』は、そんな犀星の実話がもとになった小説だそうです。



そして犀星の金沢の実家の軒先には、今時期になると、杏がたわわに実をつけてイエローハート

その杏の木を、犀星は愛していたそうですキラキラ



色々な意味で、甘酸っぱい思い出がつまっているのが、『杏っ子』である室生犀星の〝ふるさと〟だったのかもしれませんねおねがい



そう考えると、ふるさとって何なのでしょうね〜虹そして自分の本当の居場所って、どこなんでしょう。



甘酸っぱいあんずのジャムを食べながら、そんなことを考えてしまいましたクローバー