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たべもののこえ・プロデューサーの竹中聰子(おかん)です。

食・料理・メディアの専門家として、〝台所から世界を見つめるコミュニティ作り〟を目指して活動しています。



長崎といえば…

こちらは、料亭一力さん。



玄関から進んでいくと…




和洋折衷な床の間に、長崎らしさを感じます。



今回こちらに、ランチでお邪魔したのは…
(天ぷら、ハトシ、東坡煮、ひりょうずなど)



(寒天よせ、豆の蜜煮、みじん粉を使った変わり揚げなど)


こちらの卓袱料理(しっぽくりょうり)のお弁当をいただくためですラブ



(こちらは、卓袱料理の最初に出されるお吸い物・尾鰭(おひれ))



以前、長崎の友人から貸してもらった本の中に、一力さんのお名前が載っていて。
今回改めて読み返してみて、長崎の料亭で出されてきた卓袱料理の中に、〝長崎の家庭料理の姿〟を感じることが出来そうだったからです。


この本によれば、卓袱料理はもともと、当時の異国の人たちを満足させるための料理であると共に、長崎ならではの食文化を生かした家庭でのおもてなし料理の2つの側面があったそう。


だから、もとはといえば、派手で高級なものではないそうなのですうずまき


確かに、どれも心遣いを感じられて丁寧に作られているのを感じると同時に、なんだかホッとできるものばかりラブラブラブ


目をひくようなお色目の使い方はありますが、決してきらびやかとか、食材が高級ということはありません。


みんな少し甘めの味付けで、お酒をもし一緒にいただけば、甘めのお料理のおかげで、お酒が最後までスッキリといただけるおもてなし料理といった感じがします。


200年以上の間、たくさんの国からやってくる人や文化を受けとめ、もてなしの心を表現した長崎の料理は、江戸や上方の料理の影響も受けながらも、気楽にくつろいでお酒ものんびりと飲める、そんな料理に発展してきたように思いましたキラキラ


そして最後にはなんと、おしるこハート
女子はやっぱりうれしいなラブ


旅路に、ほっこりさせていただいた卓袱料理ルンルン
本当にご馳走さまでしたアップ