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たべもののこえ・プロデューサーの竹中聰子(おかん)です。

食・料理・メディアの専門家として、〝台所から世界を見つめるコミュニティ作り〟を目指して活動しています。



築地市場が豊洲に移転して、料理界はかなり大変なようですアセアセ


(これは昨年末の築地市場)


先週は仕入れている魚がいつものように手に届かず、数日休まざるを得なかったお店もあるほどだとかえーん


(こちらは去年、秋刀魚か高いからとタラーイワシですだちと秋刀魚風に焼いた晩ごはん(笑)。
その代わりイワシが豊漁で大きかったうずまき)


前職時代に、北海道の釧路に4年間赴任していたのですが、そのときはイワシがとれなくなり、秋刀魚が豊漁でした。
漁獲資源や魚自体の回遊にもよると思いますが、最近の海の中の事情はもっと変化してきているようです。


つまりは、日本人だけでなく、世界の人たちが魚の美味しさに気づいたということなのですね🐟


私が20年ほど前にNYでお寿司を食べたときは、アメリカ人がカウンターで「生じゃない握り寿司をください」と意味不明な注文をするくらい(笑)、魚は生で食べられる習慣は世界では一般的ではありませんでしたし…


今はみんながグルメになって、おいしい魚を求める時代になりました。


それに伴い、流通の仕方も激しく変化して、高いものはおいしくて、安いものはおいしくない、みたいな構図が出来つつあります。

(元気よく砂出ししてくれたアセアセアサリのボンゴレパスタ)


でも本当は…
〝いいものをより安く、おいしく食べる〟
ことが本質だと思います。


それには、目利きができること、さらに料理人の腕が重要ですよねキラキラ


これからの時代は、そういう能力を持っていないと、
本当に美味しいものをいただくことは難しくなる、
もしくは本当においしいものを知らないままになる、
といっても過言ではないかもしれません。


身近に売られているお魚や、お肉、野菜をもう一度じっくり眺めてみたいと思いますうずまき