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たべもののこえ・プロデューサーのさとこです。
食・料理・メディアの専門家として、〝台所から世界を見つめるコミュニティ作り〟を目指して活動しています。
手抜き料理が良くないと思って、頑張りすぎるお母さんから相談をお受けしたことがあるのですが、〝料理はうまく手を抜く〟これが大切だと思います
ご飯を食べるときも
お母さんがずっと台所に立っていて、
子どもさんは話が出来ない。
ごはんを食べているときに
一緒に横にいてあげるって、
とても大切なことだと思うんです
私が小学生の頃は、土曜日は午前中の授業だけだったので(昭和〜)、帰宅してから昼ごはんを食べていました。
そのメニューはトーストと、
インスタントコーヒーで入れたカフェオレだけ
今思えば、母がその時期よく食べていた
平日のテキトー昼ごはんを一緒に食べていただけなのですが(母は一応料理学校卒)、
トースト一枚をかじりながら、
母とまったり話す楽しかった時間を
今でも覚えています
子どもが食べているのを見てあげるって
作ることに必死になるより意外に大切で、
そんな時にポロポロと、
子どもは悩みや本心を打ち明けます
その相談された方は、
一緒に食卓を囲む大切さを改めて感じた
ということでした。
とはいえ、もっとちゃんとした手料理も
食べさせてあげたいというのも親心。
じゃあどうすればいいかというと
〝手の抜き方〟をきちんと知っているか
ということが肝心です。
つまりベテランほどうまく手を抜くんです
本当に手を抜けるというのは、
簡単料理を作ることでなく、
食べることや料理することの全容を、
きちんと実践するから出来るようになるもの。
つまりはスキルがなければ
手も抜けないんです
義務感にかられて台所に立つのはツラいし、
同じことを繰り返しているようで退屈だし、
そんな悩みからはもう卒業しませんか
日本料理なら卒業できますよ
※写真は、明太子などの魚卵を使った真砂和え。いつもの粉ふきいもを、少しアレンジしただけの手抜き料理とも言えますおいしい明太子ソースを作っておけば色々と応用が効きます