
冬瓜て、冬って書くけれど、今が旬のれっきとした夏野菜。
冬まで貯蔵できることと、
完熟すると霜がおりたように白くなることから、
冬瓜という名前がついたそうです。
効能からみても、高温多湿の日本にはぴったり!
現代栄養学からすると、95%が水分で、
ビタミンやミネラルも少なく、
たいして栄養のない野菜とされますが、
東洋医学から見ると、すぐれた利水剤です。
利尿効果が高く、体内の余分な水分を
どんどん排泄してくれる働きがあるのです。
日本のように湿度の高い土地では、
水分が体内に停滞しやすいのですが、
冬瓜はそれを解消してくれるわけです。
汗をかきにくく、むくみやすい私にはとっても重宝。
この時期になると、むしょうに冬瓜が食べたくなるのも、
体が求めているのでしょうね。
同じく瓜類のきゅうりやスイカなども、利尿作用は抜群です。
ただ、体を冷やす作用が強いので、
胃腸が冷えて消化能力が落ち、夏バテの一因になることも。
それを防ぐために、昔から冬瓜の煮物には、
保温効果のある生姜を組み合わせてきました。
冬瓜と生姜。ほんとにすばらしい組み合わせです。
料理をアレンジするときも、つねにこの組み合わせを頭において、
取り入れていきたいなと思います。
◉カンタン3行レシピ/冬瓜の煮物
・冬瓜は種とわたを取り除き、一口大に切って薄く皮をむく(*写真ではわかりづらいけれど、皮のグリーンを薄~く残しておくと色がきれい!)。ショウガはみじん切りにする。
・鍋にごま油を入れ、ショウガを炒める。香りが出たら、鶏ひき肉を加えて炒め、色が変わったら冬瓜を入れてさらに炒める。
・ひたひたまでだし汁を加えて煮る。冬瓜が柔らかくなったら、酒、砂糖、しょうゆ、みりんの順に加えて味を調える。仕上げに水溶き片栗粉でとろみをつける。
