糸魚川通信 24号 糸魚川地酒飲み比べ 番外編 (すかポン)
① 菊水酒造 ふなぐち菊水一番搾り
お酒の味を比べるにあたって、糸魚川のお酒以外にも評価の基準があったほうがよいと思って用意したこのお酒。
どこでも簡単に手に入る、身近なお酒であること。そして、自分はけっこう愛飲しており、美味しいと思っていたことが選んだポイントです。
・リッキー
なんだかえらく濃厚な感じがしますね。
・たびたろう
味は悪くないんですけど、なんか違う感じ。
・すかポン
そうですかねー。
味が濃いんですけど、その分飲みやすさが足を引っ張られている気もします。普通のワンカップってもっと水っぽいような。アルコールは何%なんですか?
アルコール度数ですか。缶を見ると19%との表示が。
やっぱり。これアルコール度数高いんですよ。
ぜんぜんちがうんだよな。19%で飲むなら焼酎を選ぶ。
日本酒ってだいたい14~15%なんですよ、だから比較対象としてはちょっと。もしかしたら、若干ジャンルの違うお酒なのかも。
ああ、STRONG8みたいな。
アルコール度数は気にしたことなかったし、気付きもしなかったのですが、お二人とも鋭敏にその差を感じ取っていたのですね。
通常の清酒とは異なる性格上、今回の糸魚川の地酒との比較は見送ることになりました。
② 糸魚川地酒 点数評価
本編では各々が気に入ったお酒を選ぶ方式で優勝を決めましたが、せっかく点数をつけていたので、3人の評価の平均点を以下に。
※3項目5段階評価15点満点
池田屋酒造 「謙信」 9.7
猪又酒造 「月不見の池」 9.3
加賀の井酒造 「加賀の井」 10.7
田原酒造 「雪鶴」 10.7
渡辺酒造 「男山」 11.7
③ 雪中梅
越の三梅とも称される、新潟県の三大銘酒の一つ。
飲み比べが終わり、ワンカップがなくなったので、糸魚川の友人に頂いたものを初めて開けてみました。
飲んで一言。
優勝
5
※こちらも合わせてご覧下さい。
糸魚川酒蔵めぐり
糸魚川地酒飲み比べ ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧
糸魚川通信 23号 糸魚川地酒飲み比べ⑦ (すかポン)
それぞれに評価・採点をしてきましたが、最後に全部飲んでみた上での感想をまとめていきます。
※評価者3名

たびたろう(ブログ)
千葉県旭市 刑部岬にて

リッキー(ブログ)
新潟県佐渡市 宿根木にて

すかポン(ブログ)
高知県四万十市 岩間沈下橋にて
いやー、けっこういい感じになっちゃいましたよ。ぼちぼち総括といきましょうか。
すかポンさんはどれがよかったですか?やっぱり謙信ですか?
謙信はそれほど好みではないですね。どこか中途半端な感じがして。
中途半端は好きじゃないときましたか。
中途半端っていうのとはちょっと違いますか。自分としては突き抜けた何かがあると好感持てます。
すかポンさん、オール3の点数ですよね。やっぱり好みとかの問題ですか?
そうでしょうね。男山ほど突き抜けたものもないし、加賀の井ほど飲みやすくもない。
繊細な味わいを感じ取れないだけなのだと思いますが、自分としては心を動かしてくれる突出した個性があるものに惹かれます。
完全に好みの問題ですね。
じゃあ、この鍋の時に飲みたいのはどれ?
鍋だったら雪鶴ですかね。これぐらいがいいと思います。
これけっこういいと思うんですよ。
鍋に合うんですかね?
鍋の味が濃いからスーッと洗い流してくれると思うんですよね。雪解け水だ。
個人的には、梅干とかちょっとしたつまみで飲むなら男山で、鍋とかがっちりしたもので飲むんだったら、加賀の井を選びたいですね。
塩辛とか男山にはいいかも。
塩辛とか漬物とか、和風のちょっとしたつまみに。
だけど、刺身で男山を飲みたいとは思わないよね。
男山は刺身を押さえ込んじゃって。
「しゃしゃり出ないで」って言われたら終わりだからね。
この飲み比べの最中、主に食べていたのは、白湯仕立てのしっかりしたスープの鍋でした。
おつまみ、食事等々、お酒の印象はその時食べているものに大きく左右されます。お酒の特長によっても、得意とする食べ物の分野は異なるはずですよね。
結局、男山と雪鶴が使いやすそうってことですよね。何にもないところで飲むとすると謙信もあり。
謙信はマルチプレーヤーですね。
糸魚川っていう土地を考えた時に、男山っていう酒がどうなのかってところが評価分かれますね。そういう細かいことは置いといてとなれば、たぶん男山は美味しいお酒だと思いますよ。
細かいことって?
地元に根ざして、土地のにおいで造るのがお酒だとしたら、糸魚川は水の美味しい土地なので、やっぱり水の味をちゃんと感じさせてほしい。男山の味は嫌いではないですけど、単純に比べたくないっていうのはあります。
個人的な話ですが、旅立ちとかでワンカップとか買って飲むことあるんですよ。その時はつまみとかめんどくさいから、ワンカップだけで飲むことが多いんですよ。もし単体で楽しむんだったら、男山が一番嬉しいですね。
「嬉しい」っていい表現ですね。
加賀の井みたいに飲みやすいと、すぐ終わりになっちゃいますんで。
「美味しい」だけじゃなくて「嬉しい」ってのも必要。
長く細く味わえる点では謙信より男山です。でも、飲みやすさも、場所と状況によっては良し悪しがあると思うんですよ。
バドワイザーみたいな酒をもとめるのか、それとも日本のビールみたいな酒を求めるかで全然違いますからね。
お酒には、食べ物との相性もあれば、時と場所の相性もあるのですよね。
いろいろ考えていくと、単純に比較するのがますます難しくなっていきます。
だからお酒の味って難しいですよね。
5段階評価も、ここまでくるとなんだかよくわからないですね。
俺4と3しか言ってないし。
どんなお酒にも得意・不得意な分野があるものだということが、ここまで飲み比べをしてきてわかりました。
状況や時と場所に合わせて、それらを飲み分けていくのが、楽しいお酒の飲み方なのかもしれません。
これまで点数をつけて評価してきましたが、一概に優劣をつけてしまってよいものなのでしょうか。
グランプリ、決めといたほうがいいですか?でもこうなっちゃったら優劣つけようないですかね?
そうなっちゃったらつまんないんで、いちおう決めときましょう。
純粋に点数で決めますか?
じゃあ、一人一個好きなお酒をあげるっていうのは?
人それぞれ好みありますからね。そうしましょうか。あ、その前に好きなだけ飲んでいいですよ。
比べないとわかんない。
加賀の井か…男山か…
加賀の井がフライ級としたら、男山はヘビー級って感じ。
土俵が違うんですかね。
フライ級とヘビー級が戦ったらヘビー級が勝つと思うんですけど、決してフライ級が弱いってわけではなくて。
やっぱ雪鶴だな。安定してます。末永く友達でいたいんなら雪鶴かな。
そこを求めますか。
はい。お酒とはじっくり付き合いたいので。
どれかっていうなら男山ですかね。隙がないっていうか。
うーん、今日の気分だったら男山ですかね。
それでは第一回糸魚川地酒飲み比べ、優勝は男山で!みなさんさようならー。
勢いにまかせ、酩酊状態で楽しく幕を閉じた「糸魚川地酒飲み比べ」。
最後に追加報告を。
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糸魚川酒蔵めぐり
糸魚川地酒飲み比べ ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧






















