たまたまTJK箱根の森の予約が取れた。

もう長女は中学生なので、大人料金になるのだけど、リーズナブルなことには変わりない。

 
まだ、ラウンジとバーの営業はしていなかったけれど、テラスでビールを飲むことができた。
流れる雲を見ながら、かみさんとビールを飲む。少しの時間だったけれど、ゆっくりできた。
 
 
 
夕食はグルメコースを選んでいた。
小食の長女はグルメコースは重いため、小人用のメニューにしてもらった。
 
 
前菜は季節感を感じられる盛り付け、蓋されている料理が二つあった。
焼き茄子のムースは雲丹を乗せてある。ムースと雲丹を合わせて食べると、なんとも美味、いろいろな味が合わさり、雲丹の濃厚さをムースが包み込むよう、雲丹とムースの食感に連続性があるからなのでしょうね。
菊菜と松茸のお浸しは、菊菜の苦味の方が強かったかな、くりぬかれたスダチには鯖のみぞれ和えが入っていた。
 
 
前菜が、いろいろな味があるため、早くから日本酒が飲みたくなる。
かみさんの好物のひやおろしを注文した。二種類用意されていて、飲んだことがないと言っていた羽根屋をお願いする。
 
 
 
小人用の料理は、お寿司とうどんすきが用意されていた。
 
 
 
後から、ワンプレートの料理がやってくる。
バイキング形式の方が子供たちには好評だったけれど、それは苦手なものを食べなくていいから。次女はブロッコリーが苦手。
 
 
 
グルメコースでは、お椀が用意される。
柿白玉の中には蟹が入っている。柿のへたの部分はシイタケで葉は三つ葉があしらわれていた。
旨味の深いお椀、白玉が、中々のボリューム感がある。かみさんのお椀は鶏肉に変えてもらっていた。蟹とは違った旨味があった。
 
 
 
お造りは、品数がある。
本マグロ、芽巻平目、松貝、鯵、鰹、帆立、めいち鯛。
どれも食べ応えがある。珍しいなと思ったのは松貝、帆立はよく出されたけれど、それ以外の貝が出てきた記憶がなかった。クリーミーな味とコリコリした食感が印象的だった。
 
 
 
煮物は、里芋と海老吉野煮、茄子、紅葉麩。
茄子のくたっとなった様子に、出汁が染みていて、小ぶりながらも満足感がある。
 
 
 
台物は国産牛のキノコ蒸し、きのこはしめじ、松茸、マイタケ。
松茸少しだったけれど、季節の味わいが楽しめてよかった。牛肉の旨味、キノコによって引き出されているようだし、それぞれの種類によって、微妙な香りと味の差があった。
 
 
 
 
焼き物は、葉に包まれてやってくる。
 
 
 
鰆味噌幽庵焼きと帆立貝丹波焼
ほろほろ崩れる幽庵焼き、旨味が凝縮され、脂がほどよくきいており、日本酒と抜群にあう。
菊花大根の酸味が、箸休めにちょうどいい。
 
 
 
追加メニューで唐揚げ。
何日か前に、唐揚げを食べそびれてしまったので、お腹は十分なんだけど、注文した。
肉汁あふれる唐揚げは、次女が喜んで食べていたように思う。
 
 
 
蕪蒸しがでてきた。
煮穴子、鯛などを鯛のスープの餡でまとめている。
 
 
 
小人用のデザート、フルーツがうれしいところ。
 
 
 
 
 
そして、長女はブドウのパフェを注文していた。
確か限定数だったような気がする。
スポンジケーキと生クリームもたっぷりだけど、ぶどうの存在感がある。
 
 
 
グルメコースの食事。
ちらし寿司と赤だし。
アンケートだったかな、お客様の声などで、最後に白ごはんと味噌汁が出てきても、おかずがないから食べられない。とか書いてあったのを見て、確かにそうだな、と思っていたことを思い出した。
いつから変わったのだろうか、温玉を崩しつつ、バラチラシを食べる。匙が用意されているから、とても食べやすい。
 
 
 
デザートは、抹茶ババロアとフルーツ。
梨とパパイヤ、冷たさが、日本酒で酔った具合をほどいてくれるよう。
 
 
 
 
 
少し飲みすぎただろうか、疲れもあってか、夜はすぐに寝てしまった。
 
 
翌朝、朝ごはんは和食と洋食をお願いしておいた。
 
 
 
 
洋食はテーブルに着席してから持ってきてくれる。
 
 
 
 
朝食はパンとごはんと味噌汁は、おかわりを持ってきてくれる。
以前のようなバイキング形式に、いつ戻るのだろうか。その頃は、かまぼことわさび漬けを延々食べていたように思う。
 
温泉もよかったし、すすき野原を見られたことがうれしかった。
今まで、何度か通りがかりで見たことはあったけれど、野原の中にまで入れた。
 
 
 
 
※TJK箱根の森は、健康保険組合の保養所なので、TJKに加盟している企業に勤務しているか、勤務している人と一緒に出掛ける必要があります。