副業のセッション、数か月に一回の割合でフェイス・トゥー・フェイスでレポートしている。

有給休暇を取って大阪にやってきているけれど、勤務地も自由になったからしばらく大阪拠点で働いてみようかな、なんて考えてみたりする。ただ、副業のお客様と近すぎるのも便利な反面、少し手間になってしまうのも事実、大阪と東京との程よい距離感がいいと思う。

 

セッション終わった後で、情報交換の飲み会。こちらの方が有益な情報がやり取りされていたりする。

古い考えかもしれないけれど、酒は人の距離を近くする。

つい、口を滑らせることに気を付けていれば、円滑なコミュニケーションができる。

 

法善寺横丁の近く、浮世絵館の隣にある『桃酔』のカウンターに二人、直前予約で入れた。

席数は減らしている店があり、直前の連絡にも関わらず席を確保できたのは実にラッキーだと思う。

 

久しぶりの生ビールに喉を潤しつつ、お通しの山掛けでヒトイキつく。

 

 

 

ああ、もう水ナスの季節なんだな。

本業の大阪長期出張の際は、水ナスがメニューに掲載されはじめたら、必ず注文していた。

色がいい浅漬け、フルーティーさは糠漬けだろうと思う。

 

 

 

お客様の好み、白子を注文。

確か、鯛の白子とあった。上品で滑らかな味わい。

 

 

 

お造りは二人前で注文する。

なんとも豪華、鱧が食べられるのもうれしい。

 

 

そして、ぬた。

青柳とあった。幾分塩味があるように思えたが、青柳を引き立てるためのように思う。

 

 

 

刺身だけでなく、焼魚もある。

カウンターでサラマンダーでじっくり焼いている様子を見ていたから、ようやく目の前に出てきたらシミジミと感じる。

ぷっくらとした身、表面の焼きによって、中心部に旨味が凝縮していた。皮までうまい。

 

 

くじらベーコン。

燻製の香ばしさ、しっかり食感は、その香りをよくよく楽しむためなのでしょう。

 

 

 

これうまかった。

食感と香り。

 

 

 

くじらのハリハリ鍋。

力強さのある部位、その力強さを反映してか、だしも力強さがあった。濃いコク。

 

 

ここにきて天ぷら、イカゲソの天ぷら。

イカの食感が心地いい。コリコリとするかと思うと、砕けて無くなっていく。

 

 

 

 

地鶏の炭火焼きも強い食感が楽しかった。

魚、肉と万能な店だと思う。

 

菊正の熱燗が、これまた料理によくあった。

 

 

 

お店:桃酔

住所:大阪府大阪市中央区難波1丁目6

予算:5,6千円あると、とても堪能できると思う。もちろん料理や酒の量に依存。2022年5月時点。