立ち食いそば的なんだけど、全て椅子席が用意されている。

入り口入ってすぐに食券機があって、食券を買ったら背中側の食券提示口に食券を置く。

そして、そばかうどんかの指定をする。

 

春菊天が食券機のボタンにあったものの、×印が点灯していて、売り切れということを表していた。

季節限定なのかもしれない。

 

 

そばの完成、天ぷらの上にこんもりと盛られたネギ

 

 

 

おつゆが香ばしい、一口目に出汁の味が感じられることは多いけれど、これは醤油に特徴があるのだろうか。

燻製にも似た雰囲気があり、他には無いような、そんな印象を受けた。

そばは太めで、そのつゆとよく絡まる。

 

かき揚げの衣がしっかり目、これをつゆに絡ませると、江戸前天丼とは違った濃い味に変化していく。

鼻に抜ける香りが、ほぐれていった天ぷらの油のコクと、そばの食感によって強調されるような気がした。

やぼったい具合のそばが、むしろつゆの個性を引き立てているのかもしれない。

 

 

お店:釜家

住所:東京都文京区白山5-35-9