思い出横丁の2軒目。
もつ焼きのきくやにやってきた。
表から店内がよく見える。
1階は大きなテーブルが二つ、相席のテーブルだ。
そこに空席があったので、どかっと座り込む。
名物の酎ハイを注文する。
レモンの輪切りを半分にカットしたものが添えられて、今時珍しいなと思った。
なんというか山椒のような清涼感、レモンによるものなのかな。
突き出しに、チャンジャらしきものが出されたけれど、クイックメニューとして牛筋煮込みをもらう。
大き目の筋肉が、柔らかく、ほどけるようであり、しっかり目の味が酒を進める。
もつ焼きは2本からの注文なので、二人で出かけると都合がいい。
しろ、かしら、なんこつをもらう。
しろだけタレで。
しろ。こじんまりとしながらも、しっかりとした串、タレがいい。
食感がありつつも、歯切れがよく、肉の旨味が楽しめる。
かしら
なんこつ
かしらの食感がしっかりなんだけど、その次になんこつが控えているから、むしろ肉の柔らかさが印象として残る。
臭みのないかしら、クセがなさ過ぎて、むしろからしを多めにつけて、クセをつけてみたり。。。
ぬたが、本日のぬたとなっている。
日によってぬたが変わるとは面白い。
そして、鯖のぬたという。これは珍しい。
鯖が抜群、そういえば、壁の短冊メニューに名物の自家製シメサバとあった。
酢味噌のうまみ、ネギの甘味、冬にこそ絶好調な料理だと思う。
酒はねのひ。
ひやでもらった。
同僚は、ぬたを意識して食べたことがなかったみたい。
一口食べるなり、「これ、おいしい」と漏らしていた。
僕も、鯖のぬたは初めてだけど、有りだと思った。
最後、まだ食べたりなさそうな同僚が、マルチョウの串を食べたいと主張する。
これは牛のホルモン。
見るからにスタミナを焼きこんだもの。
ピリ辛のタレと、ニンニクの風味、そして肉の脂が何よりもパンチのある一串だった。
お店:きくや
住所:東京都新宿区西新宿1丁目2−4