ウィーンはカフェ発祥の地です。
1685年に皇帝の許可が下りて初めてウィーンにカフェができました。以来300年以上カフェ文化を培ってきた街であります。

クリスマスマーケットで、少し食べ過ぎた感があるものの、カフェも押さえておきたい。
映画「第3の男」でも登場したカフェモーツァルトに行きました。

外観はこのような感じです。ほとんどのカフェでクリスマスの飾りつけをしております。
モーツァルト

ウィーンでは、空いている席に適当に座ります。
そうすると、店員が来て注文を聞いてくれるのですが、日本人の場合には、日本語メニューを出してくれます。

これがモーツァルトトルテです。ウィーンでは、ケーキは、このような向きで供されます。
少し鋭角な切り口です。
モーツァルト

白と茶色のグラデーションです。ムース状のチョコレートですが、しっかりとしたムースケーキです。
白はクリーム味で、茶色はチョコレート味です。
モーツァルト

僕が頼んだコーヒーはモーツァルト、チョコレートリキュール「モーツァルト」の小瓶が添えられてきます。
コーヒーを頼むとお水がついてきます。オーストリアの水道水はアルプスの雪解け水。今までの国では初の軟水です。
アーモンドのスライス、生クリームに濃い目のコーヒーです。リキュールを全部入れると、おいしいのですが、ぬるくなってしまいます。混ぜてから飲む、そのまま飲む、好きなようにすればいいのです。
モーツァルト

これは、チーズの揚げドーナツのようです。日本語メニューにしか掲載されておりませんでした。
ドイツ人らしき少年が、僕の後ろを通ったときに、この皿を見てびっくりしていました。うらやましかったようです。
赤いソースはベリーのソースです。温かいソースです。
ドーナツはしっとりしたドーナツ、ベリーのソースに合わせてもいいし、そのまま食べてもいい。
モーツァルト

内装はこのような感じです。
右手の茶色の出窓のようなものが入り口です。その手前にケーキのショーケースがあります。
外から覗いたカフェには、ほぼシャンデリアがありました。東京のカフェには無いことですね。
モーツァルト

何ともいえない落ち着いた雰囲気です。人気のカフェですが、時間帯がよかったのか、空席があったのがラッキーです。
食事もしたかったけれども、クリスマスマーケット で食べ過ぎた。

日本語メニューのある店は注意してメニューを見たほうがよいです。
現地語のメニューと比べると値段が高く設定されていることがあります。このお店はそんなことはありませんでした。

店員は、とても気さくで、よく気を付けてくれました。4カ国通して思ったのですが、男性の方が愛想がいいです。女性は無表情で、事務的、機械的な対応、舌打ちなどもあります。男性と女性の店員がいたら、男性の店員に対応してもらいたいと思いました。

モーツァルト、いいカフェでした。こんなカフェが東京にもあればいいのに。。。