※このお店閉店しました。



飯田橋から神楽坂を登りきって神楽坂上の交差点から少し進んだ右手側にあります。ここはビストロとしていますが、料理は本格的なフレンチです。
気軽に愉しんで欲しいというお店側の姿勢がうかがえます。
ランチで予約をしていきました。

プレフィックスが4種類です。二人とも前菜、メイン、デザートのコースにしました。ちなみにランチの種類は選べる皿の数が違うだけでした。

僕が食べたのは、前菜に野菜のマリネ、メインに仔羊肉の煮込みとクスクスです。かみさんは、前菜にホタテとサーモンのタルタル、メインにアマダイのポワレでした。
ここのビストロオリジナルのアペリティフを飲んでみました。桃のシャーベットにスパークリングワインを注いだものです。辛口のスパークリングに桃のシャーベットのほのかな甘味が加えられました。

前菜の野菜のマリネですが、丁寧に野菜の処理をしているという印象を受けました。
5,6種類くらいの野菜です。ほんの少しコリアンダーの風味がつけてあって、おいしかった。ホタテのサーモンのタルタルですが、アボガドとお煎餅のようなもの(失礼)が添えられていました。
タルタルとアボガドのとろけるような味をお煎餅のようなものが引き立てます。
食感をいろいろと楽しめるのは、いいですね。
パンは、自家製パンでしょうか。小麦の香りがします。

メインです。



写真はラムの煮込みとクスクスです。冬なので、煮込み料理にしました。
ラムは柔らかく煮込んでありました。トマトベースのスープもおいしい。
お皿の右上の方に少し乗っている赤いものですが、これは辛いものです。フランスでは煮込み料理のアクセントとして使うそうです。ギャルソンがチューブで直接お皿に出してくれました。これ、結構辛いです。
真鯛のポワレはふっくらと焼き上げてあって、新鮮でした。かみさんも満足しました。

デザートは、チョコレートのケーキ(名前忘れました。)とクランベリーのシャーベットとフルーツです。
チョコレートケーキは若干苦味を効かせた濃厚な味です。クランベリーのシャーベットは、さわやかですね。

予約をしてから出かけるといいですね。小さなお店なので、すぐにいっぱいになってしまいます。小さなお店なので、ギャルソンの目が良く行き届く反面、もう少しほうっておいて貰ってもいいかなとも思います。

一人で行っても楽しめるお店です。


神楽坂にあるビストロです。神楽坂は幅広いフレンチのお店が多くて、なかなか楽しめる町です。東京日仏学院があることが影響しているらしいと聞ききましたが、ソースは分からず、定かではありません。