ご覧になりましたか、奥様っ!
フィギュアスケート世界選手権男子シングル!
羽生くんの演技が神懸って素晴らしかったうえに、みずからのFSの世界歴代最高記録を更新した瞬間、TLから歓喜の歌の合唱がアタシには聞こえたよ!
現実が2次元を軽々超えるのをうっかり目撃してしまった驚きと喜びと、そして、2次元とはいえ、超えられてしまう記録の宿命ってやつのシビアさよ!
つか、TLでも言われてたけど、
SPで振るわず、でも渾身のFSで世界歴代最高記録を塗り替える展開ってったら、奥さまっ!
YOI最終話でみた~!つか、現実世界でも起こっちゃうってかぁ~、そっか~!
なんだ、この地続き感!感涙!
ワタシなど、来期、ニキフォロフあたりが、その記録超えてくるかっ!つてスポーツ紙コラム妄想を評判のananばりにああだ、こうだと巡らせおった。が、
あ!総合点は、ニキフォロフ氏のがまだ上だったかっ!
RIN@MBKOchanごめんウソやった…ヴィクトル、335.76やった…。 リビレジェェ… https://t.co/DyWNt6TpKy
2017年04月01日 20:33
ニキフォロフ、最高かよ!素晴らしすぎる…。
さて、
最近、某所で奇跡的にお友達になったJさんは、YOIがきっかけですっかり足を洗ってたはずの腐界に久しぶりに出戻ってきたのみならず、
初めての春コミに単独カチコミをかけ、1300ものYOI同人に挫けそうになりながらもお宝ゲットしてきたっていう勇者‼‼‼‼
上の画像、真ん中メインの稲荷屋先生YOI本は、ワタシの私物ながら、その下にちょい見せした奴らは、皆、Jさんからお借りした戦利品のほんの一部。
Jさん曰く、「薄い本は、商業に比べたら高いけど、逆に、多才な絵師さまたちの妄想の一片をおすそ分けしていただけてるって考えたら、こんなはした金で!ありがたすぎる!」だそうだ。
いや、もうまさに!
おまけにJさんのセレクトのセンスもよく、エンドレス萌え地獄極楽の只中よ、アタシ。
後発の便でさらにがっつりなのをお借りすることになっているんで、今から準備万端、身悶えて待っておる!
で、唐突ながら、
勇利やヴィクトルは”ゲイなのか?”問題を語りたい!(唐突すまぬ)
二人のセクシャリティなんだが、当然のように取りざたされ、考察され、まことしやかに解説されることに、ワタシは正直、違和感を持っている。
ぶっちゃけ、彼らのセクシャリティを大上段に問うこと自体、なんというか、仏像の性別やセクシャリティを云々するぐらい意味がない、とも思っておる。
彼らのセクシャリティを問うた時点で、それはもうすでに
二次創作なんじゃなかろうか。
つか、この『ユーリ on ICE!!!』って物語の展開上、勇利やヴィクトルのセクシャリティが明言されないからこその、物語展開のスリリングさじゃないだろうか、とも思う。
それでも、台詞から部屋の間取りまで暗喩ととらえて解釈し、考察して、彼らのセクシャリティを否が応でも”ゲイ”に定義しようと躍起な方々がいらっしゃったり、
また、それを”いいね”拡散される方々もいらっしゃったりする。
考察すべてに目を通したわけじゃないけども、YOI愛ゆえの思い込みと思い入れの混ざり合った、ある種の危うさ、ナイーブさを感じ、
そっとページは閉じておいた。(ゲイが悪いと言ってんじゃないぜ!二次としてなら、どんな発想も妄想も尊いと思うぞ)
ただ、なぜ、彼らはあの二人を”ゲイ”と定義したいのか、ってのにはちょっと思い当たった。
それは、
勇利もヴィクトルもゲイではない、あるいは、(結局)そう見えない、からなのではないか!(なんという逆説!)
いや、いや、いや、あのハグは、あのキスは、あの指輪の交換は!って憤られる方々もいらっしゃるだろうけれども、
逆に問いたい、
あのハグの、キスの、指輪の交換の前でも後でも、二人がお互いへの思いを、愛を語るようなシーンがいったいあっただろうかと‼‼‼‼
そうよ!なかった!なかったのだっ!(うぐ)
というわけで、ワタシ一人が、ない、ないと言っていても埒があかんので、他に”なかった”と感じた(であろう)方々の感想をエビデンスとしてご紹介しよう!
まず、ハライチ岩井勇気のニコ動の番組
『ハライチ岩井勇気のアニ番』の第54回。
tabatha なう!@kanohenri第54回ハライチ岩井勇気のアニ番 (137:56) https://t.co/eWbHJce2Do #so30402139 #nicoch
2017年03月31日 22:08
ハライチの岩井くんとゲストの二ノ宮市丸氏(MCなどされている方らしい。正直、存じ上げんかった)が選んだ2016年秋アニメのトップテンを紹介している。
二ノ宮氏のトップテンアニメは、ほぼ萌え系(多分)アニメだったのだけど、第3位にYOIが入っていた。(ちなみに岩井くんの1位はYOI)
二ノ宮氏、普段、腐女子を意識したいわゆる”腐女子ホイホイ”なシーンや目線を感じると、その時点でそのアニメは切るのだそうだ。
でも、YOIは、指輪の交換(だったか最後のエキシビだったか)のシーンはちょっと引いたけども、面白く最後まで見れたし、何よりよいアニメだったとおっしゃってる。
それはつまり、勇利とヴィクトルのあのあからさま過ぎるスキンシップを腐女子サービスとは感じなかったってことだと思われる。
言い換えると、あれらのシーンが物語の展開の中、無駄なく、それ相応の役割のもと、あるいはその顛末として機能していたってことじゃないだろうか。
その② 『Big Gay Fiction Podcast』
これも昨年末にアップされてた、アメリカ人のゲイのオッサン二人が、定期的にゲイストーリーのブックレヴューや映画など紹介する動画で、この回では映画の『ローグワン』、そしてYOIの感想を話してる。
YOIの感想は、最後の10分ぐらいのところ。
最初こそ、「コーチと選手のラブロマンス…うふふ」なんて言ってるのだけど、最終話まで見た感想で、水色のTシャツ着てる方のオッサンが、
「最初から観てて、ハートやお花のラブラブエンドなんてのは99%ないってことはわかってた。YOIはそのようには作られてないから。僕はそうであってほしかったけどね。メインの二人は最後にキスしないし。でも、あきらかに恋愛だけどね」
てなことを話しておる(意訳してるかもだが…おおよそ)
オッサンの言うところの「あきらかに恋愛」っていうのには一過言あるけども、それは後ほど語るとして、
ここでは、YOIがラブラブエンドを向えないだろうってことをアニメを観てて感じてたってことに注目したい。
なぜ、ラブラブエンドになりえないかがわかったかといえば、オッサンの言うように
「YOIはそのようには作られていないから」なのだ。
オッサンも期待したように、ワタシらがそこに妄想を入れ込むのは自由だけども、
結局、本編にそれ、つまりラブエピソード自体はなかったのだ。
だから、その結末が”結婚”だの愛を誓い合うみたいなラブラブエンドにはなりえないとわかっていた、ってことなんだと思われる。
その③ 『Yuri On Ice Season 1 Episodes 3 & 4 Review & AfterShow | AfterBuzz TV』
tabatha なう!@kanohenri勇利のAセクシャルに言及は興味深い。勇利はゲイというよりこっちかな Yuri On Ice Season 1 Episodes 3 & 4 Review & AfterShow | AfterBuzz TV https://t.co/V4fgTvLw9J @YouTubeさんから
2017年03月11日 17:31
最近日本でもちょっとずつ聞かれるようになったヘテロ、ゲイ、バイ以外のセクシャリティ、
”Aセクシャル”、あるいは”アセクシャル”
いろいろ細かい定義があるようだけど、ざっくり言えば、
”性的欲望を感じない”って人たち。
ここでは
「勇利は潜在的にロマンティックAセクシャルではないか…」
って言ってるんだが、これは、恋愛感情は抱くけど性的欲望はないって人たちなのだそうだ。
勇利はそういうタイプではないかと。
勇利のセクシャリティを云々することの意味のなさは先にも述べたので、勇利が実際どうかってことはこの際問題じゃなく、ポイントは、
”性的欲望がない”ってくだり。
”愛についてーエロス”でエロスに苦戦するあまり、自分が口説かれる”女性側”にまわるって発想や
性愛を、自分の”カツ丼に飢えた気持ち”に置き換える、子供っぽいl帰着点を鑑みたらば、いや、まさに。
もう一ついえば、久保先生が勇利の中の人にトッシーを選んだ理由に、「彼の声の童貞感」があったってのをどっかから聞いた(アタシの妄想でないことを祈る)
つまり、ヴィクトルとのスキンシップが、先の二ノ宮氏のようなBLアレルギーな人々にも意外とあっさり、受け入れられてるのは、
勇利のこの性愛への無知、無頓着さ、ぶっちゃけ童貞感のような気がする。
じゃ、SPでの勇利の”エロス”っぷりはどうなのだ、と。
これは、振り返りでもずっと考察してきたけれど、あの”エロスモード”な勇利のセリフや態度は、演技に入るためのルーティンのように思える。
つまり、勇利のあれは演技であり、ヴィクトルもそれに噛んではいるけども、彼に直接対するものではないように見える。
その証拠に、リンク外での”エロスモード”な勇利は、ワタシの覚えてる限り一度もない。
(バンケットでヴィクトルに迫る勇利はエロスと言えなくもあるよなないよな…)
バンケットでの”エロスモード”?な勝生氏
ってわけで、①~③の感想を見てきたわけなのだけど、これら感想の結論として、
勇利とヴィクトルのスキンシップが前代未聞だったとしても、
二人の関係を”恋愛”と決定づけることは難しい
ということだ。
だから、ゲイの皆さんでさえ、二人の関係が恋愛として成就する結末であってほしいと思いつつも、そんな結末はほぼありえないということもわかっていた。
なぜなら、”恋愛”としては作られていないからだと。
逆に普通のアニメファンには、その、二人の関係のきわどさは(多分)ぎりぎり、物語上の外連味として消費され、純粋に”面白み”と受け取られたってことなのではないかと感じた。
さらに結論の結論として言えるのは、だから、
YOIはゲイ、あるいはBLアニメではない‼‼‼
ということ。
って、長々書いてきておきながら、なんとこれは序文、枕であった‼‼‼‼‼(えええ~⁉ すまぬ)
実は本題はここからなのね。
だけど、長いから切るっ(いつものことだぁ)
というわけで、後半なんだが副題として、
YOIがゲイ、あるいはBLアニメではないなら、なぜ、YOIの二人の関係は恋愛のように(多分大半の人に)見えてしまい、それゆえに、一部腐女子が見放し、でも一方で、BLに免疫のないような方々をも爆発的にひきつけたのか。
って副題ながっ!に続く…(もう4月!…ウソ…だろっ!)
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2017-03-29 19:35:01