image

 

ご覧になりましたか、奥様っ!

フィギュアスケート世界選手権男子シングル!

 

羽生くんの演技が神懸って素晴らしかったうえに、みずからのFSの世界歴代最高記録を更新した瞬間、TLから歓喜の歌の合唱がアタシには聞こえたよ!

 

現実が2次元を軽々超えるのをうっかり目撃してしまった驚きと喜びと、そして、2次元とはいえ、超えられてしまう記録の宿命ってやつのシビアさよ!

 

つか、TLでも言われてたけど、

SPで振るわず、でも渾身のFSで世界歴代最高記録を塗り替える展開ってったら、奥さまっ!

 

YOI最終話でみた~!つか、現実世界でも起こっちゃうってかぁ~、そっか~!

 

なんだ、この地続き感!感涙!

 

ワタシなど、来期、ニキフォロフあたりが、その記録超えてくるかっ!つてスポーツ紙コラム妄想を評判のananばりにああだ、こうだと巡らせおった。が、

 

image

 

 

あ!総合点は、ニキフォロフ氏のがまだ上だったかっ!

ニキフォロフ、最高かよ!素晴らしすぎる…。

 

さて、

 

最近、某所で奇跡的にお友達になったJさんは、YOIがきっかけですっかり足を洗ってたはずの腐界に久しぶりに出戻ってきたのみならず、

初めての春コミに単独カチコミをかけ、1300ものYOI同人に挫けそうになりながらもお宝ゲットしてきたっていう勇者‼‼‼‼

 

上の画像、真ん中メインの稲荷屋先生YOI本は、ワタシの私物ながら、その下にちょい見せした奴らは、皆、Jさんからお借りした戦利品のほんの一部。

 

Jさん曰く、「薄い本は、商業に比べたら高いけど、逆に、多才な絵師さまたちの妄想の一片をおすそ分けしていただけてるって考えたら、こんなはした金で!ありがたすぎる!」だそうだ。

 

いや、もうまさに!

おまけにJさんのセレクトのセンスもよく、エンドレス萌え地獄極楽の只中よ、アタシ。

 

後発の便でさらにがっつりなのをお借りすることになっているんで、今から準備万端、身悶えて待っておる!

 

で、唐突ながら、

 

勇利やヴィクトルは”ゲイなのか?”問題を語りたい!(唐突すまぬ)

 

image

 

二人のセクシャリティなんだが、当然のように取りざたされ、考察され、まことしやかに解説されることに、ワタシは正直、違和感を持っている。

 

ぶっちゃけ、彼らのセクシャリティを大上段に問うこと自体、なんというか、仏像の性別やセクシャリティを云々するぐらい意味がない、とも思っておる。

 

彼らのセクシャリティを問うた時点で、それはもうすでに

二次創作なんじゃなかろうか。

 

つか、この『ユーリ on ICE!!!』って物語の展開上、勇利やヴィクトルのセクシャリティが明言されないからこその、物語展開のスリリングさじゃないだろうか、とも思う。

 

それでも、台詞から部屋の間取りまで暗喩ととらえて解釈し、考察して、彼らのセクシャリティを否が応でも”ゲイ”に定義しようと躍起な方々がいらっしゃったり、

また、それを”いいね”拡散される方々もいらっしゃったりする。

 

考察すべてに目を通したわけじゃないけども、YOI愛ゆえの思い込みと思い入れの混ざり合った、ある種の危うさ、ナイーブさを感じ、

 

そっとページは閉じておいた。(ゲイが悪いと言ってんじゃないぜ!二次としてなら、どんな発想も妄想も尊いと思うぞ)

 

ただ、なぜ、彼らはあの二人を”ゲイ”と定義したいのか、ってのにはちょっと思い当たった。

 

それは、

 

勇利もヴィクトルもゲイではない、あるいは、(結局)そう見えない、からなのではないか!(なんという逆説!)

 

いや、いや、いや、あのハグは、あのキスは、あの指輪の交換は!って憤られる方々もいらっしゃるだろうけれども、

 

逆に問いたい、

 

あのハグの、キスの、指輪の交換の前でも後でも、二人がお互いへの思いを、愛を語るようなシーンがいったいあっただろうかと‼‼‼‼

 

image

 

そうよ!なかった!なかったのだっ!(うぐ)

 

というわけで、ワタシ一人が、ない、ないと言っていても埒があかんので、他に”なかった”と感じた(であろう)方々の感想をエビデンスとしてご紹介しよう!

 

まず、ハライチ岩井勇気のニコ動の番組

『ハライチ岩井勇気のアニ番』の第54回

 

 

ハライチの岩井くんとゲストの二ノ宮市丸氏(MCなどされている方らしい。正直、存じ上げんかった)が選んだ2016年秋アニメのトップテンを紹介している。

 

二ノ宮氏のトップテンアニメは、ほぼ萌え系(多分)アニメだったのだけど、第3位にYOIが入っていた。(ちなみに岩井くんの1位はYOI)

 

二ノ宮氏、普段、腐女子を意識したいわゆる”腐女子ホイホイ”なシーンや目線を感じると、その時点でそのアニメは切るのだそうだ。

 

でも、YOIは、指輪の交換(だったか最後のエキシビだったか)のシーンはちょっと引いたけども、面白く最後まで見れたし、何よりよいアニメだったとおっしゃってる。

 

それはつまり、勇利とヴィクトルのあのあからさま過ぎるスキンシップを腐女子サービスとは感じなかったってことだと思われる。

 

言い換えると、あれらのシーンが物語の展開の中、無駄なく、それ相応の役割のもと、あるいはその顛末として機能していたってことじゃないだろうか。

 

 

 

その② 『Big Gay Fiction Podcast』

 

<iframe width="480" height="270" src="https://www.youtube.com/embed/ReEpgv1eOBg" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>

 

これも昨年末にアップされてた、アメリカ人のゲイのオッサン二人が、定期的にゲイストーリーのブックレヴューや映画など紹介する動画で、この回では映画の『ローグワン』、そしてYOIの感想を話してる。

 

YOIの感想は、最後の10分ぐらいのところ。

最初こそ、「コーチと選手のラブロマンス…うふふ」なんて言ってるのだけど、最終話まで見た感想で、水色のTシャツ着てる方のオッサンが、

 

「最初から観てて、ハートやお花のラブラブエンドなんてのは99%ないってことはわかってた。YOIはそのようには作られてないから。僕はそうであってほしかったけどね。メインの二人は最後にキスしないし。でも、あきらかに恋愛だけどね」

 

てなことを話しておる(意訳してるかもだが…おおよそ)

 

オッサンの言うところの「あきらかに恋愛」っていうのには一過言あるけども、それは後ほど語るとして、

ここでは、YOIがラブラブエンドを向えないだろうってことをアニメを観てて感じてたってことに注目したい。

 

なぜ、ラブラブエンドになりえないかがわかったかといえば、オッサンの言うように

「YOIはそのようには作られていないから」なのだ。

 

オッサンも期待したように、ワタシらがそこに妄想を入れ込むのは自由だけども、

結局、本編にそれ、つまりラブエピソード自体はなかったのだ。

 

だから、その結末が”結婚”だの愛を誓い合うみたいなラブラブエンドにはなりえないとわかっていた、ってことなんだと思われる。

 

 

その③ 『Yuri On Ice Season 1 Episodes 3 & 4 Review & AfterShow | AfterBuzz TV』

 

 

最近日本でもちょっとずつ聞かれるようになったヘテロ、ゲイ、バイ以外のセクシャリティ、

 

”Aセクシャル”、あるいは”アセクシャル”

 

いろいろ細かい定義があるようだけど、ざっくり言えば、

”性的欲望を感じない”って人たち。

 

ここでは

「勇利は潜在的にロマンティックAセクシャルではないか…」

って言ってるんだが、これは、恋愛感情は抱くけど性的欲望はないって人たちなのだそうだ。

勇利はそういうタイプではないかと。

 

勇利のセクシャリティを云々することの意味のなさは先にも述べたので、勇利が実際どうかってことはこの際問題じゃなく、ポイントは、

 

”性的欲望がない”ってくだり。

 

”愛についてーエロス”でエロスに苦戦するあまり、自分が口説かれる”女性側”にまわるって発想や

性愛を、自分の”カツ丼に飢えた気持ち”に置き換える、子供っぽいl帰着点を鑑みたらば、いや、まさに。

 

もう一ついえば、久保先生が勇利の中の人にトッシーを選んだ理由に、「彼の声の童貞感」があったってのをどっかから聞いた(アタシの妄想でないことを祈る)

 

つまり、ヴィクトルとのスキンシップが、先の二ノ宮氏のようなBLアレルギーな人々にも意外とあっさり、受け入れられてるのは、

 

勇利のこの性愛への無知、無頓着さ、ぶっちゃけ童貞感のような気がする。

 

じゃ、SPでの勇利の”エロス”っぷりはどうなのだ、と。

 

image

 

これは、振り返りでもずっと考察してきたけれど、あの”エロスモード”な勇利のセリフや態度は、演技に入るためのルーティンのように思える。

 

つまり、勇利のあれは演技であり、ヴィクトルもそれに噛んではいるけども、彼に直接対するものではないように見える。

 

その証拠に、リンク外での”エロスモード”な勇利は、ワタシの覚えてる限り一度もない。

(バンケットでヴィクトルに迫る勇利はエロスと言えなくもあるよなないよな…)

 

         バンケットでの”エロスモード”?な勝生氏

image


ってわけで、①~③の感想を見てきたわけなのだけど、これら感想の結論として、

勇利とヴィクトルのスキンシップが前代未聞だったとしても、

 

二人の関係を”恋愛”と決定づけることは難しい

 

ということだ。

 

だから、ゲイの皆さんでさえ、二人の関係が恋愛として成就する結末であってほしいと思いつつも、そんな結末はほぼありえないということもわかっていた。

なぜなら、”恋愛”としては作られていないからだと。

 

逆に普通のアニメファンには、その、二人の関係のきわどさは(多分)ぎりぎり、物語上の外連味として消費され、純粋に”面白み”と受け取られたってことなのではないかと感じた。

 

さらに結論の結論として言えるのは、だから、

 

YOIはゲイ、あるいはBLアニメではない‼‼‼

 

ということ。

 

って、長々書いてきておきながら、なんとこれは序文、枕であった‼‼‼‼‼(えええ~⁉ すまぬ)

 

実は本題はここからなのね。

だけど、長いから切るっ(いつものことだぁ)

 

というわけで、後半なんだが副題として、

 

YOIがゲイ、あるいはBLアニメではないなら、なぜ、YOIの二人の関係は恋愛のように(多分大半の人に)見えてしまい、それゆえに、一部腐女子が見放し、でも一方で、BLに免疫のないような方々をも爆発的にひきつけたのか。

 

って副題ながっ!に続く…(もう4月!…ウソ…だろっ!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2017-03-29 19:35:01

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

後半、参る!(長いよ…えへ)

【最終滑走】超超超がんばらんば!!! グランプリファイナルFS 後半

 

 

オタベックの演技が始まり、リンクに向かう最終滑走のユリオたちのとこに、選手復帰の報告にくるヴィクトルなんだが、

 

人の都合とか考えないこの感じな、いやヴィクトルらしいと思うよ。

 

だが、ヴィクトルはわざとこのタイミングで言いにきたんじゃないかって可能性も捨てがたい。

 

つまり、ヴィクトルの選手復帰=勇利の引退(かも)ってのを暗にユリオに伝えたんじゃないか、と。

そういう意見多いように感じる。

 

実際、ヴィクトル復帰を聞いて、

 

image

 

「まさかかつ丼が引退・・・」

 

とユリオは真っ先に勇利の進退を尋ねてる。

ヴィクトルは、それには言葉を濁しつつ、

 

からの、

 

{EA029C0A-758F-4C9D-A277-BEBB6006666C}

 

ハグ。

 

久保先生によると、これは純粋に「行ってこい」ってハグ、つまり”がんばれ”って気持ちの表れだったっておっしゃってるんだが、

 

う~む。

 

ヴィクトルの背中に平気で蹴りを入れる”お転婆ネコ”こと自称”ロシアのアイスタイガー(にゃぁ~)”なユリオが、

単なる”がんばれ”のエールのハグにこんなに素直に応じるとは、正直ちょっと考えにくい。

 

普段のユリオなら、ハグされた時点で猛烈な悪態をついて付き飛ばし、とどめに得意の蹴りでも入れるところじゃなかろか。

 

ってわけで、この”がんばれ”をヴィクトルの戦略としてもう少し深堀してみてみたい。

 

ワタシとしては、このハグは、まず基本、久保先生が言われるように”がんばれ”という気持ち、

”最高の滑りを見せろ”って、エールだったと考えたい。

 

ただ、それだけなら、言葉で言えばすむことで、バグまですることはない。

ってかヴィクトルは言葉は発してないようなんで、ハグしかしてないってことになる。

 

つまり、基本エールだったにせよ、やはりただの”がんばれ”じゃなかったってことじゃないのかって思う。

 

で、はい、こちら、

 

{33B25D48-B16C-4E84-B242-09FE788057E5}

 

ユリオを抱きしめたとき、ヴィクトルの前髪がはらっと落ちて、ヴィクトルがさらにユリオの肩にちょっと顔を埋めるようにしたのがわかる。

 

大方のみなさんが言われるように、ヴィクトルがユリオに何かを頼んだ、あるいは託したように見えなくもない。


ここで思い出してみてほしい!

ロシア大会終了後の勇利のハグ大会を!

 

”困ったらハグ…”云々言ってた張本人ったら誰か!(皆さま!)

 

ヴィクトルよ!そしてヴィクトルは今、

 

困ってる‼‼‼

 

困ってる‼‼‼(二度言っとくぜ)

 

ってわけで、これは解釈って名の妄想なんだが、

 

ここでのハグはユリオに対する、”最高のパフォーマンスを見せろ!っていうエールではあったとは思う。

 

ただ、その裏には、負けず嫌いの勇利に、ガツンとそれを見せつけてやれ!

本当は俺がやってやりたいけど、叶わない今、それができるのはお前しかいない。

 

つまり、”勇利を頼む”と。

 

あの10話の海辺のシーンで、

「ヴィクトル・ニキフォロフは死んだ」つて真っ向から言い放って、誰よりも先にヴィクトルの競技者としての存在の危うさを指摘し、

 

同時に、SPでヴィクトルの持っていた世界歴代最高得点をブレイクして、その危うさを証明して見せてたユリオだ。

 

また、ヴィクトルとユリオの間の、長谷津という場所や勇利から受けたLIFEとLOVEなど、久保先生言われるところの”共通認識”がある。

 

ユリオなら自分の思いがわかる、そして、やってくれる!って気持ちがヴィクトルにはあったんじゃないか。

 

で一方のユリオはこの時、はい、こちら、

 

image

 

このちょっと”え?”ってな顔、ヴィクトルの意図(があったとして)を何らか感じ取ったんじゃないか。

 

ただ、だからといって、ヴィクトルの意図というか意向を汲んで演技しようってことでもなかったと思う。それって全然ユリオらしくない。

 

この表情は、言うたら、勇利の「ヴィクトルも泣くんだ」的、

「あ、ヴィクトルも困るんだ」な気づきみたいなもんだったかもしれん。本気で困るヴィクトルなんか見たことないはずだし。

 

この時、オタベックのFS曲ベートーヴェンの交響曲『降臨ー建国版』がバックに流れてる。

 

YOIのためにオリジナルの歌詞が加えられて、曲と歌の持つ、気持ちを喚起する力強さにめっちゃ持ってかれる素晴らしい1曲になってるって思うんだが、

 

その歌詞をオタベックが滑走中、モノローグで語る。

 

♫ おまえが何を望んでいたか忘れるな。今こそ出発するときだ。おまえの夢を満たせ。

おまえだけがそれを実現できるのだ。生きろ、おまえの生を。
 

ドイツ詞を書いてさらにそれを日本語に訳された堀内貴晃氏は、「まさか本編に使われるとは!」ってツイートされてた。

 

つまり、この詞は元々は物語の中にはなかったってことらしいんだが、場面とのこのシンクロ具合いが神。

 

次の滑走のユリオへのエールにも聞こえるし、ヴィクトルがユリオに託した(かもしれない)声なき声のようにも聞こえる(気がする)。

 

「・・・そして、勝生勇利!よく見てろ!」

から始まるくだんのユリオのFS。

 

image

 

その滑走中のモノローグで明かされる1話、勇利に「ヴァ―カ!」と悪態をつくに至ったたいきさつ!

うわっ、そうくるかっ!ってこれも、目から鱗ポロポロ、驚きエピソードだった!

 

image

 

「散々ジャンプミスってんのに心を掴みにくるステップ。

ノーミスで見たい。どんな奴なんだろう」

 

なるほど!ユリオは最初から勇利に興味があったから絡んでった、つまり勇利の実力を認めてたってのがわかる。

 

確かに、本当に侮ってる相手、例えばポポなんか、中国大会のFS完全見逃してたもんね。

 

image

 

で、泣いてる勇利を見つけて、「だっせー」つて悪態ついたっていう。(このトイレのシーンのカラーのふつくしさったら!)

 

そんなことをモノローグで語ってるもんだからか、演技がどんどんアグレッシブに!

挙句、

 

「豚に食わせる金メダルはねえ!」

 

image

 

名言でました!

つか、ここまでシリアスできてんのに、なぜここでこれ言う~、ってなったけども

これの元ネタを知らない海外組でも、なぜか大いに受けてた。

 

いや、ひょっとして日本人のお若い方々もこれの元ネタ、のさらに元のジャッキー・チェンの映画までさかのぼるとご存知ない方々もいるかもって思うけども、なんとなく伝わるってのはあるかもしれん。

 

当初予定の”プリマ”な美しさではないけども、曲のスピード感と相まって、ユリオらしい非常にアグレッシブで挑発的な演技が素晴らしい!(リリア先生もお墨付き!)

 

image

ユリオ、やりきった感!

 

さて、それを見てた勇利なんだが、最初は「ダバーイ」なんて言ってる。

またユリオの演技半ばでは、「がんばれ、ユリオ」なんて言ってるんだが、

 

はい、こちら、

 

image

 

後半にユリオが4回転を跳んだあたりで、勇利の目がきらんっとし、

 

image

 

この両手上げのジャンプを入れてくる根性座ったユリオの気迫の演技後、勇利の顔が”見守る”顔からちょっと呆然とした顔に!

 

image

 

 

image

 

勇利の気持ちに変化があったってことでよろしいか!

ユリオを煽り、勇利の負けず嫌いに火をつけるってヴィクトルの戦略(があったとしたら)まんまとハマったとみえる。

 

が詳しくは語られん。

 

つか、ユリオ滑走後の流れがちょい速足なのは、尺の問題かとは思うけども、敢えて苦言を呈するならば、余韻も余裕もなさすぎだった。

 

image

 

え?これだけっ?(だった)

 

いや、実際、この掲示板だけで結果をバンと見せられて、ユリオが優勝したことを知るってのはあまりにあっさりしすぎじゃね?

海外組の中には、1位のYuri って文字だけみて勇利が優勝したとぬか喜びしてたやつらもいたくらいだ。

 

image

 

ユリオも納得しとらん!(違う意味でだがな)

 

あと、勇利が2位だったことに関しても一過言あるが、それは別に、総括で触れたい(ってまだ書く気なのかっ、アタシ!…なのだ…すまぬ)

 

はい、こちら、

 

image

 

海外組のお嬢さん方が、リボンのとこがハートだっ!って叫んでて知った。

あ、ほんまや!つか、このちょいおずおずな勇利がおばちゃんは愛しいぞっ!

 

が、ヴィクトル殿下におかれましては、金でないとキスせん!と。だから、

 

「勇利から何か提案はないかな…」

 

image

 

「…俺がドキドキするようなの」

 

ってアタシらがドキドキしますからっ!耳孕んじゃうからっ!なんなのこのセクスィボイスったら!(///∇//)

 

そして、勇利は、

 

image

 

孕んだ!

「あと1年、僕と一緒に競技生活続けてください!」

 

image

 

「金メダル絶対獲ります!」

 

の勇利の(2回目の)プロポーズにぐっと(多分)ささりまくっとるヴィクトルの表情がちょい乙女!(いや、無防備っつかね!)

 

からの、

 

image

 

「世界選手権5連覇ぐらいしてくれなきゃ、割に合わない」

 

って勇利に銀メダルを掛けるヴィクトル。

5年って、つまり今からだと勇利30歳前までってことで、それって事実上、引退までって事であろうと思われる。

 

きた、これ逆(?)プロポーズ!

 

image

 

光るリングにヴィクトルが掛けたこの銀メダル。これ、ちょっと象徴的って思うんだが深読みすぎだろうか?

このシーンもまた、ふたりの”約束”、エンゲージメントのように思える(のはアタシだけかい?)

 

image

 

つか、いつまで抱きあっとんじゃ!

 

image

 

あ、お約束ながら、二人のこちらも会場中に目撃されておる。(つか、早よ、帰んなさい!)

 

そして、衝撃再び!

GPFエキシビション‼‼‼‼

 

『離れずにそばにいて』まさかの、

 

image

 

デュエットヴァージョン‼‼‼‼‼‼

 

image

 

いや、もうさ、勇利の演技途中でヴィクトルが現れたとき、久々に、

 

                   ※イメージ

image

 

全世界(だろ?)とともにヒぃ~、飛び散った!

 

さらに、

 

image

 

image

 

image

 

うぐ、うぐ、うぐ、振付だったしても、にじみ出る二人の”愛”に(うぐ)

                 

image

 

溢れた汁が止まらん……

 

                 ※イメージ

image

 

このエキシビシーンで、12話もまた神回入りしたわけだった!

 

そして、サンクトペテルブルクは、

 

image

 

雪解けの頃らしい(ヴィクトルが長谷津に来た頃からちょうど1年くらい?)

 

image

 

勇利は練習場に向かってるらしいんだが、ってつまり、昨日今日サンクトに着いたってわけじゃないってことかい?

 

さらに、

 

image

 

ヴィクトルとユリオが待ってるってことは、それはつまり、

 

勇利は一人暮らしなのかい?

 

おばちゃんは非常に心配しています!(早急に解決をっ)

 

 

ってわけで、ひぇ~~~、およそ1クールもかけちゃったけども、『ユーリon ICE!!!』考察的振り返り、

 

おしまい!

 

 

なのだが、結局、YOIで一番言いたかったことが各話振り返りでは書けんことに途中気がついたんだけども、各話で言いたいこともあり、ここまで書いてきちまった。

 

で、まことに恐縮ながら

 

総括に続く…いや、マジで次で最後にするよぉ~~~~!

 

 

【おまけ】(もうひと踏ん張りだぜ!)

 

その①

 

オタベックの”オリジナリティ”って、なるほど、バレエには向いてないとか、生まれ持った素質は決して良くはないけど、それでもジャンプの種類と精度で戦いを挑んでる、っつうね。

 

 

 

その②

 

勇利のFS見て一人泣いてるミッキー。ロシア大会ときの、妹サーラのために滑った自分と重ね合わせてんだろうか?

 

image

 

 

その③

海外組のお嬢さん方が大騒ぎしてたんだが、バルセロナでのホテルのベッドがだな、

 

あ!

 

image

ち、近くね?

 

image

 

あれ?そうでもない?

 

image

 

いや、いや、いや、近くね?

 

つか、どっちよ!

(ヨーロッパのホテルのツインはあんなもんだって話もある)

 

 

 

 

 

2017-03-13 00:13:02

 

 

 

 

image

特典にやられとるっ!なんじゃこの可愛さわっ!

 

なんて呑気なことを書きつ戻りつしてるうちに4巻パッケージデザインが出てもうたっ!

 
ま、それはそれとして、OA時5話のこちらの勇利の”ダサいネクタイ”が、
 
image
 
BD版3巻では”正式にダサいネクタイ”になった…のか?う~ん、どうでしょ〜。
 
{67B1D7B9-3AB6-4639-95E5-286197705E40}
 
男性のネクタイのおしゃれ具合がおばちゃんにはわからんのだが、OA時のネクタイで充分ダサい気もする。
 
どっかの大統領も無地に真っ赤か真っ青か、センス(とインテリジェンス)のかけらも感じられん、似たやつしてなかったか。
 
「燃やすよ(笑顔)」byヴィクトル
 
あ、このときヴィクトルは、TV画面の勇利が日本語だったから、話しの内容がわかっていず、ちょっとトボけたコメントになってる、と指摘をされてる方がいらっしゃり、ワタシの中の何かがwater!と叫んだよ!(皆さまの洞察力がどうかしてるぜっ(≧◇≦))
 
 

【最終滑走】超超超がんばらんば!!! グランプリファイナルFS

 

image

 

11話のショックを引きずったまま、気は揉んでたけども、

いや、いきなりかい!

と容赦なく、11話Cパートの続きから、きた、これな!

 

勇利の

「コーチ、お疲れさまでした」

からの、

 

image

( ̄□ ̄;)!!え⁉

 

image

( ̄□ ̄;)!!な、な、な、

 

image

ふつくし~~(///∇//)

 

image

ふつくしい~、

じゃなくって、涙って( ̄□ ̄;)!!‼‼‼‼

 

ってまさかの”ヴィクトルの涙”展開にやられる。

ワタシの知るかぎり、これを予想できた人は一人もいなかった!

 

しかも、

 

image

 

「ヴィクトルも泣くんだ…」

 

そこぉ~~~~?

って、全世界が勇利にツッコんだ(だろ?)、勇利のクール過ぎるリアクションにもちょい驚く。

 

が、ああ、そうそう勇利はガチのヴィクトルオタだった!

”泣くヴィクトル”なんてだな、ヴィクトルオタとしては、珍しい生物の新たな生態をみつけたような気分なんじゃね?

つて、このリアクションに、ある意味非常に納得するワタシもいたよ。

 

それに、久保先生も(確か)言われてたように、このクールなリアクションで、二人の噛み合わない、ゆえに予測のつかない会話が表現されて、

 

二人の関係のリアルさ、なまっぽさが演出されたんじゃなかろかと思われるよ。

 

勇利としては、もう前からGPF後の引退を決めてて、でも、片や、「引退まで」という勇利の言葉をプロポーズのように受け取ってたヴィクトルにとって、「終わりにしよう」は寝耳に水だったわけで、

 

思いがすれ違ってたことに気づかず衝突した結果が、ヴィクトルの涙ってのがね、

 

もうなんなの!(ふつくしい〜)

 

安い脚本なら、ここで勇利が慌てて、おためごかし言ったり、謝ったりして泣いてるヴィクトルをなだめすかすところじゃぁないかって思うんだが、そんな予定調和に陥らないとこがYOIクオリティかっ!

 

つか、そもそもヴィクトルは泣いてなかった!

 

image

 

怒ってた‼‼‼(憎い!)

 

タイムリーにも、3巻に入ってる第6滑走コメンタリーで、べ様と久保先生がこのシーンのお話をされている。

 

涙がこぼれてるのに泣きの演技をするなという演出に戸惑ったというべ様。

一方、久保先生、実際、涙は流れているのに淡々を話しをする男性を見たことがあるというお話。

 

このシーンでは、その”泣いてない”演出によって、まだまだ勇利に何かできる、これからだと考えていたヴィクトルの、その想いが裏切られたって失望感がより感じられたような気がしたよ。

 

ってわけで、なのかどうなのか、勇利は翌日の公開練習に出ていない。(諸岡アナ談)

 

この空白の一日、二人がどうしてたのかひっじょ~に気になるところだけども、その詳細的なところは、まあ世界中の絵師さまや文字書きさまがたにお任せするとして、

 

FS当日の二人はといえば、こちら、

 

image

 

暗い!

勇利なんかカメラをちらっと見たくせに無表情って!

そして、ヴィクトルなんてごらんのとおりで、声を掛けたランビエール様にまで「元気ない…」と心配されるありさま!

 

いや~、もう不穏過ぎる!

 

そうしてむかえる、JJ、ピチットくんときて、SP4位の勇利のFS滑走。

 

直前、常套句で励まそうとするヴィクトルに、そんなんいいから、

「ヴィクトルはヴィクトルでいて」

と勇利。

 

からの、ヴィクトル、

 

image

 

「世界選手権5連覇の俺が休んでまでコーチしたのに、今まで金メダル一つとれないってどういうこと?」

 

ヴィクトル節が囁かれる!

 

なるほど、ヴィクトルといえば、笑顔でさらっと耳の痛いこと言うとか、7話で、ガチガチだった勇利を無頓着に振り回して、挙句、ガラスのハート壊しちゃう暴挙に出ながらも、それが逆にプラスに働いて結果出させるって、それが勝負強さなのか、ヴィクトル!

 

って人ではあるのだけども、お気づきだろうか?

そう言いながらも、ここ、ヴィクトルの瞳が揺れてんだ!(た、たまらん~)

 

image

 

「いつまで予行練習やってるつもりだい。金メダルにキスしたいなぁ」

 

からのハグ。勇利にキスするのか、と一瞬思わせる角度にどきっとするが、しな~い(してもいいのよ~)

 

ちょっと穿った見方ながら、「ヴィクトルでいて」という勇利のために、ヴィクトルは、ここであえて”ヴィクトル像”を演じたのでは、と思ったよ(いかがか?)

 

 

image

 

 

そして、抱き合って笑う二人だけど、諸岡アナは、

「泣いているよにもみえます」

とレポートしてる。

 

image

 

この勝負で、”コーチと選手”という二人の関係が終わるわけで、二人が”泣いていた”というのは正しかったのかもしれんと思った。

 

離れていく勇利の手をちょっと追うヴィクトルの手。ぐっときちまう!

 

image

 

そして、勇利のFS”YURI ON ICE”

 

「僕の名前は勝生勇利。どこにでもいる日本のフィギュアスケート選手で24歳…」

 

1話に出てきたセリフと同じながら調子を変えて、また23歳から24歳へ、から始まる勇利の独白に、彼のスケートを形成してきたものの映像がインサートされる。

 

image

 

image

 

image

 

このFSで滑走中、勇利の独白は、ほぼ、ヴィクトルに語りかけられてる。

 

「僕の中にいるヴィクトルを見てて。ヴィクトルがコーチになってくれたことは無駄じゃない。それを証明できるのは世界中で僕しかいない」

 

勇利はこのFSを、ヴィクトルに向けて、また、ヴィクトルとの約束を果たし、金メダルを獲ってヴィクトルに選手に戻ってもらうために、そして、ヴィクトルとの名前のない関係=愛のために滑ってる!(のだよね)

 

image

 

また、演技半ばで、勇利がこのプログラムで4回転を4つ跳ぶ構成でいくことが分かる。

スケート人生の有終の美はヴィクトルと同じ難易度に挑戦して飾りたいと!

 

って実は正直、12話OA当時は、”4回転を4回跳ぶ”ことの重大さには全くピンときてなかった。

 

その後、TLでのスケオタの皆さまの解説を読み、この間の四大陸の羽生くんたちの活躍などみるにつけ、それがいかに大変で、すごいことかってのと、

 

なるほど、SPでの得点が伸びなかった勇利にとって、金メダルのチャンスはFSで大きくて得点を伸ばすしかなく、それには失敗してすべてを台無しにするリスクをとっても、

 

4回転を4本入れるしかない!

 

って切迫感が、こんなOAが終わってそろそろ1クールぐらいたっちゃう今更ピンときてるワタシだった!(面目ない)

 

ワタシは参戦叶わんかったのだけども『フィギュアスケートを100倍楽しむ集中講座』に参加の皆さまのレポで知ったのだけども、FS滑走中の勇利のセリフ、

 

「終わりたくないよ、ヴィクトル」

 

こちら、勇利の中の方、トッシーいわく、

「一つ大人になった勇利、ヴィクトルより大人になった勇利で」

というディレクションを受けたのだそうだ。

 

これも全く勝手な解釈ながら、

 

二人ともこの関係を”終わらせたくない”わけだけども、踏ん切りのついていないヴィクトルに対して、勇利は逆に自分がこれを終わらせるんだと思ってる。

 

終わらせなければ、スケーターとしてのヴィクトルを少しずつ殺してしまうからと(うぐっ)

 

だから、このセリフは、言下で、僕が終わらせる、という勇利の覚悟を、躊躇しているヴィクトルに言い聞かせるような、その点て、ヴィクトルより大人な勇利ってことなのでは、と・・・思いましたマル。

 

で、FSの最後、

 

image

 

勇利は、SPでは失敗していた”ヴィクトル・ニキフォロフの代名詞”4回転フリップを成功させる!

 

ヴィクトルは…

 

image

 

image

 

嫁感が半端ない!(ふぐぐっ)

 

image

 

ノーミスで、しかも4回転4本跳びきり、こみ上げる勇利!(ワタシ号泣×∞)

 

で、

 

image

 

FSの得点で、勇利はヴィクトルの持っていた世界最高得点を越える。

 

image

 

そのスコアボードを見るヴィクトルの横顔。

また口角が下がっていて、正直、手放しで喜んでる顔には見えない。

 

こちら、勇利の演技直後のヴィクトルの表情と比べても一目瞭然。

 

image

 

実際、

 

image

 

競技者として、ユリオと勇利に自分の持っていたSPとFS世界最高得点をそれぞれに破られたのは面白くない、と告げて、暗に競技者に戻ることを勇利に伝えるわけやね!

 

前日のユリオの演技や勇利からの「終わりにしよう」爆弾発言もじわじわヴィクトルを揺さぶってたんだろうけど、

 

ヴィクトル復帰の決めては、やっぱり勇利の、このヴィクトルに向けた渾身のFSの演技とその結果の世界最高得点のブレイクだったように思う。

 

image

 

どんなスポーツの競技者も基本、勝負師だってどっかのスポーツ解説者がおっしゃってたけど、世界王者に君臨するヴィクトルが例外なわけなかった!

 

 

ってここまで書いてきてだ、12話、まだ実は道半ばながら(ひぃ~)、もうすでにこの長さ。

 

最近、YOIを2話ずつ冬休みを挟んで6週にわたって総括してたアメリカのYuri On Ice Season 1 Review & After Show | AfterBuzzTVって番組をYOUTUBEでみつけたんだが、

 

これが、今までにみた海外リアクションや考察動画の中では断トツに洗練されてて、司会者もゲストも、日本や日本のアニメにも造詣が深く、コメントはオタク過ぎず、

 

物語やキャラの解釈もリベラルで、でもYOI愛に溢れてて、何より、ワタシの考察(的感想)に一番近くって(という気がするだけかもだが)、好感持った。

 

その司会のEmma Fyffeのツイッターのプロフィールのところに、”PROFESSIONAL TALKER”ってあってだな、”プロの話す人”とでも訳すのか?

 

いや、アタシでもなれますか?と。

 

つか、言いたいことが絶望的に書くスピードに追いつかない悲しみが・・・ってまた余計な事書いて~(すまぬ)

 

後半、ユリオに続くぜっ……

 

【おまけ】

 

FS 第一滑走 JJ

 

image

 

入りではまだ心もとなかった動きが、演技が進む中で本来のJJらしさを取り戻してくってのが、うまいよ。しかもこの高得点、スゲーな!

 

image

 

ショタJJの頃からJJイムズを貫こうとする姿に思わず共感しつつも、うっかり二度見チャオチャオコーチのボリューム感!

 

image

 

そして、JJ、その雑誌はなんぞ!JJポーズ決めてんのってもしや、羽・・・

 

 

第二滑走 ピチット・チュラノン

 

{46DC116F-89AC-4F56-9816-982538761728}

 

ここで明かされる、ピチットくんの野望!
 
{2D7E9F8F-7245-40AD-A4D9-CDD1A7111038}

 

アイスショーの仲間たち。(あえて”原宿”はスルーだ)

左から、スンギル、レオ、クリス、ピチットくん、勇利・・・

 

{2D64C477-183F-49EC-A6CD-856F06A6FD41}

 

・・・グァンホン、オタベック。

 

ん?ロシア組が一人も入ってない。ついでに、イタリア、チェコも入ってない。

この人選がなぞである。

 

 

 

 

 

 

 

2017-02-26 18:03:44

 

 

 

 す