グロービス大阪校に行われたセミナー。
会場満席。
久しぶりにグロービスの空気感を肌にできました。
あそこに行くと、
「志」 「挑戦」
といった言葉が自然とアタマにうかぶ。
「やっぱり志って大事よな・・
スポーツ選手が体幹鍛えるみたいに、
ビジネスパーソンは志を鍛えないと強くなれないし、
競い合いの中で、ブレてしまうよな・・」
とか、
「自分も40になるこの歳まで、
随分と自分中心に生きてきたな・・・
これからは残り半分と考えて、
利他の精神を元に攻めないとな・・」
といった、起業しようと決めた原点みたいなことを考えます。
岩田氏のセミナーが始まりました。
■岩田氏、転職回数多いです!
日産の生産管理にいたり、
コカコーラで調達責任してたり、
タカラの常務、
イオンフォレスト(ボディーショップ)の社長、
スターバックスジャパンCEO
などなど。
会場の質問では、
日産自動車からの転職には勇気が必要だったのではないか?
と言った、いかにも大企業主義の質問が出てたけど、
「大企業の封建的慣習の中で、
自分の人生を他人に委ねるのがイヤだったから」
とハッキリ応えておられました。
大納得。
自分のコレまでの退職理由に、
いつもこの要素が必ず入っているから。
そして、
生産管理と調達してた経歴に僕自身は、
興味アリです。
この二つに精通してる人は、
小売業での数字つくりは容易だと思います。
そして、岩田氏は、
現場主義で、現場の従業員との距離感が近い。
それを知って、
イオンフォレスト、スタバでの実績が納得できます。
■世の中を良くするために企業はある!
自分は起業する。
雇用を生み、コミュニティを生み、
機会を生み、気づきを生み、
世の中をより良くしないといけない。
自分は飲食店をつくる。
出店した地域がより良くなるために、
寄与できているかどうかを常に問うていかなければならない。
■ハリネズミの概念
ビジョナリーカンパニーの内容を話されていました。
個人においても、企業においても、
以下の三点が重なりあうコトに取り組むべき。
・情熱をもって取り組めること(好きなこと)
・世界一になれること(得意なこと)
・経済的原動力になること(何か人の為になること)
そう言えば、
幾度かビジョナリーカンパニーを引用されてたな~
久しぶりにビジョナリーカンパニーを
読み直したくなりました。
現在、自身が経営されているコンサルにおいても、
クライアントとの読書会的なことを行っているとのこと。
自分も前職では、
部長やSVたちと読書会してたけど、
実は、読書会を一番楽しんでいたのは、
自分だったと思います。
早く仲間をもって、
また始めたいものです。
■スタバの話
スターバックスジャパンのCEO面接は、
半年間もかかったとのこと・・・
しかも、最終面接はやっぱり、
シュルツ。
改めて、スタバの店舗コンセプトを拝見し、
やっぱりいいな~
「公共性と個人性を併せ持ち、
他の誰かとのつながり、
自分自身の再発見の場所」
「より多くの人々の心を、
より豊かに」
こういった内容のコトが、
GREEN BOOKという冊子に書かれているそうです。
見たい・・、欲しい・・
■岩田流 リーダー心得
・高い志をもつ
・徳を高める
・無私の心を保ち続ける
・素直さをもつ
・範を示す
・怨みに任ずる覚悟をもつ
・決して逃げない
・後継者を育てる
・意中に人あり
■余談
最後には、
「自慢話をした瞬間、
人の成長は止まっている」
とのこと、
まだまだ未熟な自分にはグサッときました・・
ついつい、シタリ顔でしゃべっているときあるよな~
あまい、あまい。
あと、
「早くリーダーの地位に立ち、
多くの失敗をするべきだ」
とも話されていました。
大きな企業で、
課長になるのが平均で47歳だそうで、
その歳で課長になっても・・・
みたいなことを話されておりました。
確かに、
年齢を重ねる毎に、
知識や経験はどんどん増えていくが、
「できなくなっていること」も
知らず知らずに随分と増えていると感じます。