徳川家康の一生を描いた物語です。
関ヶ原の戦いは別の著書で詳しく書かれているため飛んでいます。
信長、秀吉といつも較べられる家康ですが、慎重で緻密、強運であり、組織のトップとしては他に較べる者なしと言う感じです。
人の度量、性格を見極め、情報収集に重きを置き、脅し、懐柔を使い分け、時流が自分に与するまで待てる、そんな感じでしょうか。
お見事です。
実は2012年4月1日に同著作を読んで記事にしていました。本棚にしまおうと見たら、すでにあったので過去の記事を探したら出てきました。6年前の感想は次のとおりでした。前に読んでたとはねえ・・・。大丈夫?
徳川家康の生涯を描いた作品です。作者はそんなにつれなくしなくていいんじゃないのと思うくらい主人公に感情移入しません。
家康は非凡な戦略家であり、知将であることに間違いはないのですが、突き放した表現が一種魅力的です。
江戸時代に確立された独特の文化は三河の歴史や考え方を色濃く反映していることもよくわかりました。家康のけちさ加減も、部下には問題なく受け止められる所などはとても興味深かったのでした。
まだ、司馬作品はたくさんあります。
次は何を読みましょうか。