「歳月」 司馬遼太郎著 講談社文庫を読んだ | タバスコマン日記

タバスコマン日記

タバスコマンの由来は、ピザを頼んだ喫茶店で、ピザと一緒にできたタバスコを初めて見て、何も分からずざぼざぼかけたことからです。
タバスコ初体験、19歳の衝撃でした。あれから45年以上、私はずっとタバスコマンです。趣味はそば打ちです。元そば職人です。

「歳月」は上巻と下巻に分かれています。

上巻の半ばまで割と早めに読んだのですが、そこから時間がかかりました。

下巻を買っていつでも読み終えれるぞと思ったのもよくなかったかなと思ってます。


主人公は佐賀出身の江藤新平です。時代はご存じ幕末から、明治維新です。新政府が立ち上がっていくなか、人々は没落したり、成り上がったり、政治の安定期には考えられない幅で、激動していきます。

政治的な成り上がりの代表格とでもいうのが、江藤新平です。

議論の才と旺盛な知識欲と人並み外れた理解力によって、文字どおり、のし上がっていきます。

征韓論で大久保利通ら外遊組と意見が分かれ、佐賀で政府不満分子を集め挙兵しますが、敗れます。


薩摩、土佐に立ち寄りますが、捕らわれます。大久保が自らでむいて、極刑に処します。江藤が信じられないスピードで、処刑が決まり、大久保はそれを楽しんでいるように日記に残します。

最後に描かれる、著者の大久保に対する非難の姿勢は徹底しており、わたしには気持ち良いほどでした。


読んでよかったと思います。皆さんもどうぞ読んでみてください。

次はなにを読もうかと考えてます。