「花影」 大岡昇平著 新潮文庫をよんだ銀座の夜にいきた女性の話です。 大岡昇平氏というと、一本気な戦争物もあれば「武蔵野夫人」やこの作品のようなものもありふり幅の広い作家だなあと思います。 内容はさもありなんの男との別れや出会いや腐れ縁とかですが、上品な感じがずっと流れていて、大岡氏であるのだと思いました。 なんだかえらそうな書きぶりになりましたが、昔の銀座物語としても面白いのではと思ったりもしました。 以上です。