幻のデビュー作が収録されているとの帯が付いていて買いました。
初期の短編で本の題名にもなっている「ペルシャの幻術師」は濃い内容です。
エロチックでなまなましい感じもあります。
なんだか感想が難しいのでした。大きく言うところのアジアで、極東の文化でない稲作文化でない移動民族のスケールの大きさや、発想は理解しがたいものであるとお茶を濁しておきます。
私が興味を持ったのは何篇かある忍者物です。
闇に生き、闇に死んでいく忍者も階級があり、大変だったんだなあと思ったしだいです。最後に収められている「果心居士の幻術」は正史には出てこないが、歴史の動きに関与した可能性があるということで、そら恐ろしさを感じました。
皆さんも読んでみてください。