「百鬼園随筆」 内田百閒著 新潮社文庫を読んだ。ご存知でしょうか。内田百閒(ひゃっけん)は夏目漱石の弟子で、岡山の出身です。 東大を出て、陸軍士官学校とか私立大学の教授などを歴任しました。 がちがちの先生ではなく、自ら楽しむようにして、借金に苦しんだりするような、失礼な言い方をすれば「とぼけた味」のある方のようです。 高利貸を訪れるときのことを、随筆で書いて発表するのもなかなかの人物なのでしょう。 あわてたり、憤ったりせず、悠然とした暮らしぶりに、なぜか落ち着くのでした。 続編もあるようなので、また読みたいと思ったしだいです。