井上ひさしさんの著書を比較的早くから、読んできました。
「青葉繁れる」のハードカバーを高校のとき買ったのが最初だと思います。
結構、井上作品は積極的に読んできた方だと思います。
私が中年になってからは農業問題にふれて、農業を大切にしないと、国が滅びるぞというような主張した文庫本を興味深く読みました。
今回「あてになる国のつくり方」-フツー人の誇りと責任ーを読んで、戦う人だなと思いました。普通の日本人として、原爆を投下したアメリカの暴挙に怒り、核兵器の使用に断固として反対しなければならない、というようなことが書いてあります。
それは日本人として生まれた私たちの義務なのだ、という考えです。私自身、反戦や自衛隊問題に対して、政治的な発言をすることをためらう傾向がありますが、事実を知り、歴史を学び、自信を持って意見を言えるようにならないとだめかな、と思いました。
21世紀を生きることは、戦争中や戦後まもなくの出来事をなかったこととしては、成り立たないと私も思います。子供や孫に伝えることは少なくないのでしょう。