「わしの眼は十年先が見える 大原孫三郎の生涯」城山三郎著を読んだ。 | タバスコマン日記

タバスコマン日記

タバスコマンの由来は、ピザを頼んだ喫茶店で、ピザと一緒にできたタバスコを初めて見て、何も分からずざぼざぼかけたことからです。
タバスコ初体験、19歳の衝撃でした。あれから45年以上、私はずっとタバスコマンです。趣味はそば打ちです。元そば職人です。

この作品を読むのは実は2度目です。再読するのはめずらしいのですが、読む本がなくて、本棚を見たら城山作品があったので、読み返したしだいです。

新潮社文庫、平成9年5月発行となっているので、その頃買ったのだと思います。

大原孫三郎の生涯となっていますが、倉敷の歴史書でもあり、孤児の教育に尽力した石井十次の半生も描かれています。大原美術館の所蔵品を買い付けた画家、児島虎次郎も丁寧に描かれています。

孫三郎の友達探しの旅は、石井と児島に出会って、充実していくのでした。


御曹司が、小さくまとまらず、その財力を生かして、会社経営にも、社会貢献にも体当たりして、結果を出していく姿は好ましかったです。

ただ、お金に苦しんでいる庶民の1人として、でも御曹司も楽ではないよねえ・・・・とふと思ったのでした。