「官僚たちの夏」を読んだ | タバスコマン日記

タバスコマン日記

タバスコマンの由来は、ピザを頼んだ喫茶店で、ピザと一緒にできたタバスコを初めて見て、何も分からずざぼざぼかけたことからです。
タバスコ初体験、19歳の衝撃でした。あれから45年以上、私はずっとタバスコマンです。趣味はそば打ちです。元そば職人です。

「官僚たちの夏」城山三郎著を読み終えました。


通産省のエリート官僚風越信吾はノータイ、腕まくりのシャツで仕事をする目立つ存在だが、人事の風越と自他ともに認める人事好き。言いたいことは相手が誰だろうが言うし、仕事はとことんやり、同期の競争でももトップを争う実力者。

風越が秘書課長から局長になり引退するまでを描いているが、政治家や他の省庁、企業とのやり取りは説得力がある。実在した政治家を思わせる人物が次々と登場し、ある種私には懐かしかった。

自分が理想とする「国家のために自分の時間、能力をすべて注ぐタイプ」の部下を好み、これはと思う人材を取り立てる風越は、当時の官僚の姿をよく伝えてくれる。

小説の時代から40年が経過した現在、官僚は、どんな感じで仕事をしているのだろう。

自分たちが国を動かしている自負は、どれくらいあって、何時間働いているのだろうか。

牧や片山のタイプが主流になっているのだろうか。


城山三郎にはまりつつある私だが、実はもう一冊文庫本を買ってある。その感想はまた後日・・・。