こんにちは!

ピラティスインストラクターの

小山多芭沙です。

 

 

突然ですが、ピラティスで体幹を安定させるって

どういうこと⁇って思ったことないですか?

 

 

これって私のことなんですけど、

ニュートラルポジションを保ちながら

呼吸を背中に入れて、インナーマッスルを連動させて安定させましょう、

そしてお腹から繋げて足を持ち上げてみましょう…

 

 

えっ、安定させるってどんな感覚のこと?これ正しい?間違ってる?

でも先生のエクササイズについていかなきゃ💦

と、呼吸など忘れ、身体を固めて手足を言われた形に持っていくだけの

運動になってしまっていたんですよね…

 

 

今日は「私の体幹の安定とはどこか?」を探し続けたお話をしようと思います。

このような、私と同じ悩みを持つ方がいらっしゃったら

参考にしてみて下さいね!!

 

 

実は、私はこの「体幹を安定させること」がわからないことで

学生の頃から何十年も悩んできたんですよね。

 

 

少しさかのぼりますが、私は3歳の時にクラシックバレエを

始め、家庭の事情で6歳でやめてしまいましたが、

小5から高3まで器械体操をして、21歳でバレエを再開し、

出産、育児でお休みしたものの今現在まで30年ほど続けています。

 

 

体操をしていた時もバレエをしていた時も共通して2つの悩みがありました。

・腰や胸を反り過ぎていると注意されるけど、どうやって直したらいいかわからない、

身体の使い方がわからず、上手くいかない

・太ももやお尻に筋肉がついて大きくなってしまう

 

 

なぜこうなるのかわからないまま悩みながら40代になり、

とうとう膝や腰が痛くなってきたんです😢💦

このままではバレエを続けられなくなるかもと、とても悲しくなりました。

 

 

バレエを諦めたくない私は、自分の身体の使い方の間違っているところを見つけて、

根本的に直さないといけないと思い、ピラティスを受けることにしたんです。

 

 

レッスンを受けているうちに、私が何年も、反り腰、反張膝で、あばらが開き

お腹が抜けている状態で、無呼吸で、身体をガチガチに固めていたとこと、

ニュートラルポジションからはかけ離れた場所で一生懸命もがいていたことに

気づいたんです…

 

 

身体の中でインナーマッスルを連動させ繋げ、体幹を安定させることは

私が全く意識できてなかったことでした。

そしてこれが何十年も悩んできたことを解決する答えだと直感しました。

 

 

ピラティスのレッスンの中で「息を吐いて~体幹を安定させて~」

という部分を簡単に聞き逃すことができなかったわけです。

 

 

身体の中をどう意識して使えばインナーマッスルを働かせ安定することができるのか?

を知りたくて、ピラティスの指導者資格も取得しました。

けれど、資格を取ったからと言ってすぐにわかるわけではありませんでした。

 

 

何をしているのか頭で理解できても、身体で理解できない…

たくさん呼吸の練習をし、何度も受講した内容を読み返し、

色々なワークショップを受けて知識と自分の感覚を

すり合わせる作業を続けました。

 

 

そうすることでいくらか自分の中で発見することがありました。

一つ言うなら、いくら呼吸の練習をしても、骨のポジションが悪いと

インナーマッスルを働かせることはできないということです。

 

 

身体で理解できた時って、「これだ!絶対これ!!」って確信できるんです。

身体の力みがなくて、痛みもなく、身体の中が繋がっている感覚なんです。

このような状態が「体幹を安定させる」なのだと私は理解しています。

 

 

身体で理解できた時って凄く嬉しくて、心の底から力が湧いてくるような

感じがするんです。

 

 

バレエのレッスンを受ける時、これを少しずつ意識することで随分動きやすくなってきました。

嬉しいことに、お尻や太ももの肉が落ちてシルエットが細くなるというおまけも

ついてきました♫

 

 

私がピラティスのレッスンをする時はこの「体幹を安定させる」ことに重きを置いて

生徒さんが自分の身体の中に意識を向け、身体の中を繋げられることを目的とした

メニューで構成しています。

そして「これだ!!絶対これ!!」と身体で理解できた時の喜びを

一緒に味わいたいなと思っています。