実は、タバコやめれました113「落とし穴 後編」 | 実は、タバコやめれました

実は、タバコやめれました

イマダ@禁煙伴走サポーター。
ブログ「実は、タバコやめれました」筆者。
ココロとカラダに健康な禁煙メソッドを使って、禁煙成功のお手伝いをしています。
過去禁煙歴20年以上(1日2箱)。現在(2024年)禁煙歴6年目。
ご相談、モニターさま受付中。

 

「落とし穴 後編」

 

前回の続きです。

パズルを組み立てる約60分間の

課題を3回出し、合間には8分間の

休憩を挟みます。

それら3回の休憩時間に

学生が自主的にパズルを継続した

平均時間の実験結果を

見るのですが、

Aグループ

休憩一回目、248.2秒。

〃 二回目、313.9秒。

〃 三回目、198.5秒。

 

Bグループ

休憩一回目、213.9秒。

〃 二回目、205.7秒。

〃 三回目、241.8秒。

という結果でした。

これらの結果から分かるように、

Bグループの3回の実験を通じて、

大きな変化は見られません。

しかし、Aグループは2回目の金銭的報酬の告知を受けたことに

より、1回目の休憩時より時間が

伸びていることがわかります。

そして、金銭的報酬がなくなると

告知を受けた3回目の休憩時は、

2回目はもちろん、何の告知も

なかった1回目よりも短くなって

しまったのです。

これらの実験結果からわかった

ことは、1回目の休憩時に

パズルを解いたのはAもBも

「面白いから」という内発的

モチベーションによるものと

推測されます。

ところが、Aグループにおいては

金銭的報酬の有無がパズルを

継続する時間に影響を

及ぼしたのです。

そして、3回目の休憩時には学生の

意識がパズルへの知的挑戦を楽しむことよりも、金銭的報酬に

向けらていたことにより、

パズルを解く時間が

短くなってしまいました。

これは、金銭的報酬という「外発的

モチベーション」が、知的挑戦を

楽しむという

「内発的モチベーション」を

失わせたと解釈できます。

つまり、これがモチベーションに

よる「落とし穴」というわけです。

禁煙を行う際にモチベーションを

高めるため、このような「外発的

モチベーション」を多用してしまうと、目的が禁煙達成ではなく、

物理的なものや、外部からの評価の有無となり、それらを得られなく

なってしまうと、モチベーションが下がってしまう現象が起きて

しまうのです。

ですから、励みの材料となるものは、内発的のものを中心に使うのが得策だということです。

つづく…

 

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