実は、タバコやめれました48「辛辣」 | 実は、タバコやめれました

実は、タバコやめれました

喫煙歴20年以上だった私が、2024年、禁煙歴6年目になりました。
現在は禁煙を行動分析学や心理学を参考に、新たなアプローチで成功へ導くお手伝いをさせていただいております。

 

「辛辣」

 

先日私の知人から、会社での愚痴を

聞きました。

その内容というのは…

「私の会社には仕事が遅い

同僚がいて、本人はその仕事の

遅さに気付いているのかは

わからないと。

その遅さによって周りの人間を

巻き込んでいるのに

気付いているのかもわからないと。

なぜわからないのかというと、

いっこうに仕事を早く

終わらせようという姿勢が

見受けられないから。」

という事でした。

この話を聞いてふと

思ったんですが、

この知人の同僚と喫煙者との

立ち居振る舞いがそっくりだなと

思ったんです。

では、どう似ているのか?

「私の会社にはタバコを吸っている

人がいます。本人はタバコの

煙たさに気付いているのかは謎です。その煙によって周りの人間を

巻き込んでいるのに気付いて

いるのかは謎です。なぜ謎なのか?

いっこうに遠慮して吸おうという

姿勢が見受けられない

からです…。」

ちょっと辛辣な導入部に

なりましたが、喫煙時の昔の自分を

思い返しても、全く同じことを

していました…汗。

他のことでは他人を気遣うことが

出来てもタバコが関わると、

なぜこうも自分本位に

なってしまうのか?

確実に自分の吸いたいという欲を

優先し、考え、行動に

移してしまっていました。

これが依存というものの

怖さなのかと、

少しゾッとしました。

副流煙が周りの人に害をもたらす

というのはもちろん、

科学的な説明以前に、

煙たいのは事実です。

お恥ずかしながら、タバコを

やめれたから気付くことが

出来ました。

これは「単に喫煙者が無神経だ」

ということを言っているのでは

なく、喫煙者にとって、そこまで

タバコを必要と思わせて

しまっているという

事実に気付かされたという

ことです。

この感覚は、人間が3大欲を求める

感覚に似ています。喫煙経験のない方々には大げさのように聞こえる

かもしれませんが、

悲しいかなこれも事実です。

つづく…