「レオニー」と進藤兼人監督 | 種まきたばちゃん――――この指とまれ

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      「レオニー」の松井監督のトークショーで



26日に瀬戸市で世界的に有名なアーティストである、「イサム野口」の母親である、レオニーに焦点をあてた、松井監督(「ユキエ」、「折り梅」など女性の生き方を問う作品で知られる)のトークショーがあったので行ってきました。


「レオニー」はとても感動的な作品で、イサムとレオニー、日本人として初めて英語の詩集を出版したイサムの父、野口米次郎の生き方を通し、松井監督が6年の歳月をかけ、14回も脚本を書きなおした、女性の生き方をとても考えさせられる作品です。松井監督の想いがいっぱい詰まった作品となっています。



松井監督はフリーのライターから、プロデューサーとしてTVドラマなどで活躍された後、女性の「生き方を問う作品を世に出したい、といろいろ奔走されていました。


初めての作品となる、「ユキエ」は監督するつもりでなく、優れた作品にしたいという思いから、進藤監督に脚本を依頼されたそうです。そして、松井さん自身は当然、進藤監督が監督を引き受けられると思っていたところ、「これまでこうした作品を世に出したいという思いで頑張ってきたあなたこそ監督にふさわしい。必ずできるから、頑張って!」と言われたとのこと。この時、松井監督は50歳でした。



私はこのエピソードを聞いて、「進藤監督はやはり素晴らしい監督だな」と改めて思いました。

日本ではまだまだ男性が中心の映画業界にあって、こういうことを言えるのは本当に映画に対する情熱があるから言える言葉だと強く思ったのです。


開場で松井さんの本を買ってサインをしていただいたのですが、このことをお話すると、「本当にそうよね。本当に。」と感慨深げに言われました。



「レオニー」を観て「イサム野口」のことをもっと知りたいと思いました。

高松にイサム野口が晩年に過ごしたことを記念して庭園美術館があることを教えていただきました。(往復はがきによる事前申込制)いつか、行けたらいいな、と思っています。