前回予告した通り、ロジャースの不調について書きたいと思います。表題を英語にしたのは気分です。
WEEK２のゲームを見て「これはロジャースが尋常じゃなく調子が悪いな」と感じました。確かに昨シーズンからオフェンスの出来は悪かったですが、そんな中でもそれなりに勝ててきたのはロジャースの技術でなんとか点を取ってきた部分が大きかったからです。
しかし、この間のゲームはロジャースが完全におかしく、敗戦の責任の多くは彼の出来にあったと思います。
私はパッカーズファンですが、同様にロジャースファンなのでロジャースのパフォーマンスが悔しくてしょうがないです。レーティング１２０以上を楽に叩き出すロジャースを毎試合見たいんです！
私が分析したからロジャースの調子が戻るわけじゃないですが、どうしてロジャースの状態が悪いのか考えずにはいられないので自分なりに考えたことを書きたいと思います。
WEEK２：ロジャースのよくなかったところ
・パスミスが多い
これは昨シーズンから続いている部分ですが、アウトサイドへのパスがさっぱりです。ほとんどがオーバースローで全く可能性を感じさせないパスですね。最後のインターセプトは逆にバックショルダーに投げたいところがかなり内側に投げてしまったものです。
インサイドのパスもいくつかパスミスがあり頻度が多くなってきている気がします。
・ファンブル多発（３回）
ボールセキュリティを大事にするロジャースが３回もファンブルをするのは珍しいです（昨年のアリゾナ戦も同じような感じですが）。
・フリーのレシーバーを見逃す
これが一番の問題でしたね。かなりのプレイでフリーのレシーバーを見逃してます。
ロジャースの不調の原因
不調の原因は一つではないでしょうし素人の私が明確にわかるわけでもありませんが、自分なりに映像を見て思った原因を一つ挙げたいと思います。
・パスラッシュから逃げることが第一になっている（あるいは自然とそうなってしまう）
プレイを振り返って見ると自然にポケットから投げることがほとんどありません。ラッシュを避けるために後ろや横を向くことも多いですし、そこまで動かない場合でもポケット内を前後左右に動きながら投げるケースが多くを占めます。
そのために
・左足に体重を乗せることができず手投げになるのでパスミスが多い
・時間をかけすぎてファンブルの可能性が増える
・パスターゲットを探す集中力がおろそかになる
という悪循環を生んでいるように思います。
OLが弱かったりレシーバーがフリーになれないということが長く続き、パッカーズのオフェンスはロジャースの回避能力に頼るところが大きくなっていました。その意識がどんどん強くなり、今では逃げることを無意識に優先してしまっているように感じます。
全くの個人的な意見ですが、ポケットに留まりクイックリリースを心がけてサックされてもボールセキュリティを優先するという方がいいのかもしれません。今のOLはそこまで酷い状態ではないので信頼することも必要ではないでしょうか。
また、オフェンス全体でレシーバーがフリーになれる工夫をして欲しいですね。
自分なりの考えを長々と書かせていただきました。
最後に一つだけ。ロジャースがこのままで終わることは無いですし、今シーズン必ず復調してパッカーズを勝利に導いてくれるはずです。もう少し辛抱すれば真のロジャースが見られるに違いありません。
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